蒼天在眼 (そうてんまなこにあり)ーベランダで星を見る

昔、昔、天文少年でした。そして、今は、ベランダから、星を見ています。
いろいろの忘備録

赤道儀品定め の巻

2021-07-06 14:03:35 | 天体観測

KE-60と QX 100の組み合わせで、いろいろ天体を撮ってみましたが、月、惑星は、何とかなっても、星雲は、全くうまくいきませんでした。せっかく、オリオン大星雲などは、肉眼でも我が家のベランダから見えるのですから何とかならないかなと思案してみました。

やはり赤道儀を21世紀の赤道儀に更新してみようとの結論になりまして、ネットで、情報を収集してみることにしました。

天文少年の頃、先輩に、「赤道儀は、しっかりしたものを買え。後悔しないぞ。」と言われていたので、一応、アマチュア用の中級機で、積載量10kg以上の機種から選ぼうと思いました。あのの頃は、五藤光学、PENTAX、NIKONなどのメーカーが憧れの赤道儀でした。

21世紀には、これらのメーカーはアマチュア用赤道儀から撤退してしまったようです。天文少年の頃よりは、予算も奮発できるので、国産から、高橋製作所のEM200、ビクセンのSXDP2の2機種、外国製はLosmandy社のG11sの3機種から選ぶことにしました。ざっくりとした比較は下の表のとおりです。

このうちビクセンは、子供頃の印象がどうも良くないし、目盛環もついていないので、脱落としました。

Losmandy G11sに関しては、ネットの情報も少ないので、代理店のジズコさんに見せてもらおうと、恵比寿に電車で出かけることにしました。

ジズコさんのお店は、JR恵比寿駅のすぐ近くのマンションにあって、普通の家の玄関のような入り口を恐る恐る入ると、架台がたくさん置いてあります。あいにく、Losmandyの赤道儀は、デモ機がありません。

私の目的は、都内から見える惑星、月、明るい星雲をベランダから見たいとお話したところ、経緯台が設置が簡単だからいいのではと勧められました。まあ、もっともな助言でしたが、視野の回転が嫌だとこちららの考えを話したところ、G11の弟機のGM8はどうだろうかと提案されました。たしかに、狭いベランダに置くのならば、小さな赤道儀の方が取り回しはいいですし、積載量も13kgありますから、十分ですし、PCなしで、自動導入も可能です。その後、頭ボーッとして、しばらくして、意識が戻ったら、GM8を発注していました。



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