社長様、かく語り記

東北のとある社長の名言・行動から、人としてあるべき姿を探していきたいと思います。

戦い終えて

2013-12-31 11:00:23 | 日記
昨年の離職直後より開始致しましたこのブログでございますが、長々と時間を持て余していたこともあり、今日まで続けてしまいました

しかし、この度ようやく実りのない戦いを終えて、収穫ある戦いの場へと戦線の配置転換がかないました。

なんだかんだとストレス発散の道具として…
はたまた頭の中を整理整頓する時間として…
反面教師の愚行を繰り返さぬための確認に…
このブログを有益に使えてきたと実感しております。

まぁぶっちゃけますと、こんなに長い戦い(約13ヶ月…)となることは全くの想定外でしたので、最近では精神世界での消耗戦に突入しつつありました…
このようなわたくしに対して、新たな試練の場を与えて頂いた次なる会社には、心より感謝している次第であります。
(感謝の気持ちを忘れないようにしろよ…


さて、これまでの戦いを振り返ってみての感想。


面接に出て来る人間で、どのような会社なのかだいたい判りますね~
(なんだか上から目線だな~

①農機具メーカーの営業技術職を受けた際、我が妻の実家に出入りしていた方が面接官として目の前に座ってました

妻の実家で購入したばかりの籾摺り機が壊れて動かなくなった時に、その方がサービスマンとして来たのでした。

壊れてすぐにわたくしが確認したところ、Vベルトを掛ける樹脂製プーリーが溶けて無くなってました…

調べると、ただのアイドラーです、そんなに負荷の掛かるパートではないので樹脂で出来ておりましたね。
焼き付いたベアリングのみ残ってる…ダッセ~…


農作業が止まってしまい暇になり…30分くらい経って、ようやく営業技術マン(先の面接官)が来ました。

さて、お手並み拝見。

壊れている部分をわたくしが指し示し、

わたくし
「ここのプーリーが焼けて無くなってますよ。それと、残ってるベアリングが焼き付いてますから、相当熱をもちましたね。」
と、言いますと、

営業技術マン
「あぁ確かにテンショナーが無くなってるなぁ」
と、…

わたくし
「これは、テンショナじゃありませんよ、ただのアイドラープーリーですよ。」
(テンショナーは、すぐ隣にでかいスプリングを引っ掛けているじゃん…)
と、指摘すると、

営業技術マン
「そうですね…」

こりゃあてにならんな~と感じましたので、証拠写真をプリントして残し、実家にはメーカーから
「お宅の使い方に問題がある。」
と、言われるようであれば文書化しておいて貰って下さいと、依頼しておきました。

そもそも、片側しかツバの無いVベルトの背面側を受けている樹脂製プーリーに対して、それが溶けて無くなる程の負荷が掛かるという事態は、設計不良もしくは組立不良です。

あわよくば、使い方が悪いとしてユーザーに責任を負わせようとする態度が少々見えましたので、盤石の体制を敷きました。

後日、度々同様の不具合を繰り返していたその籾摺り機は、新品へと交換となりました。

そんな意地悪をかました営業技術マンが、面接官として座ってましたね~

わたくしは廊下ですれ違った時に気付いてましたが、当然シカトするとです。
ヒロシです。

営業所の所長らしき長老は、わたくしが持っている珍しい整備士資格をしきりともったいながってましたが、採用は無いなと判ってましたね。

まぁあんな愚鈍な人間がわたくしの上司になった場合、お互いが持ち堪えられるとは思えませんからねぇ

上司に向かって、
「あんたさぁこの程度のことも判らんの?もっと勉強した方が良いでしょうね!」
と、平気で言いかねない野郎(わたくし)なんで、まぁ不採用で安心しました。

奇遇ってあるもんだなぁ~と、思いましたね


②仮称EE社の面接を受けた際に、明らかに社長の腰巾着が出て来まして、わたくしの履歴書を細々と眺めて…

「なんだかんだ言っても、40を過ぎたら新しいことなんか覚えられませんよねぇ?」

なぁ~んてことを仰っておりました
プププ受ける~

このような、全人類を低レベルな自分基準に合わせて話をするような馬鹿が、社内では大手を振って「俺は総務課長だ!」な~んて威張っている会社でございましたが、まぁこんな会社はロクな仕事が出来てませんね。

あのさぁ~世の中アンタみたいに低い現状で満足してる馬鹿ばっかりじゃないんだよね~。
もちっと世の中の賢人達に触れてさぁ、高みが見えるように勉強した方が良いよ、アンタ馬鹿なんだから。
と、教えてあげたくなりました…
(ちなみに、社長からの問いかけに対して、古い記憶を引き出して答えていたので、社長からはデータベースとして重宝がられているようでしたね。まぁただのデータベースね。今の時代ならタブレットで充分ですよ。)

案の定、違う会社を訪問した際そこの社長さんと話が弾み、EE社の仕事っぷりを聞かされたりしました。
「ウチはEE社とも取り引きあるんだけどさぁ、あそこは仕事に対するマニュアルとか無くていい加減だから、下請けがすぐに取り引きやめちゃって、頼み込まれてウチがやってあげてるんだよね。ま、大したことないヤツなんだけどさ。」
と、お聞きました。

ま、偉い人間どもが現状維持で満足している(能力が欠落している)ような会社ですから、さもありなんでしょう。

計画性の欠落した経営者の下で働かされる従業員達…
お気の毒様でございます


③後は、書類選考をせずに即日面接を言ってくる会社、このような会社は ほとんどの場合、行くだけ無駄足となるので嫌いですねぇ。

わたくしのように職歴の多い人間は、転職の理由説明に終始した挙句、他人の能力判断すら かなわない面接官と話をしても、お互いに理解不能なんで時間の無駄です。

こちらから頭を下げて、
「こんな下らない会社にはお世話になりませんので、帰っていいです?」
と、言いたくなります。
(ま、さすがに言ったことはありませんよ


基本的に、書類に目を通して考える能力すら欠落している会社ですから、仕事っぷりも行き当たりばったりの会社で間違いありません。
まぁある意味 天才肌の社長さんのワンマン企業でありますね。


あ、断っておきますが、不採用になったから文句を述べている訳じゃないですよ。

面接後に不採用になったとしても、面接官から色々とご教授して頂いたケースも多々あります。
「ウチではこんな感じの作業担当を考えているから、ちょっと分野が違いますね。」
とかの理由で、採用に関する話は早々に終わり、色々と教えて頂ける方も結構いらっしゃるもんですね。

面接官を、仕事に対してキチンと向き合っている方が担当する、これが真っ当な会社の姿でしょうね。

人事しか出来ない人間は、生まれながらにして「俺ッチ偉い!」と勘違いしている輩が多いので、庶民とは相入れない部分が多過ぎ、管理者が天空人となり現場との意識の乖離が甚だしい、まぁ現場の話を理解する気もないのでお手上げですなぁ~。

わたくしが管理者となる場合は、
「天空人にならぬよう」
と云う点に、一番注意を払います。

じゃないと、現場の方々から+αを引き出すことはかないませんから。


こんな人材が欲しい!
と、云うイメージを、

・視野の狭い狭量な人間が作るか?
・作業内容を理解し、新しい人材の伸び代を含めて判断出来る人間が作るか?

この違いだと感じます。


人間のスケールなんて基準がありますが、15㎝の定規で陸上競技場の長さを測る馬鹿が多いってことですかねぇ。

あっちなみにわたくしのスケールがデカイ訳じゃありません。
わたくしの場合、雲みたいなもんなんで、スケールが存在しない感じですかね。


さて、年の暮れにようやく新しい仕事が見つかり、身体を動かす場所が出来て安心しておりますが、仕事の内容がアバウトなんでメチャクチャ楽しみです。

ザックリ書くと、「操業40年以上の古い工場の近代化」設備&人員の面での近代化を求められております。

職人さんが多いようなので、一筋縄ではいかないようですが、どのような達人が目の前に現れるのか、ほんとワクワクしてしまいますねぇ。

尊敬出来るような達人に会いたいなぁ~。

しかも初めての業界なので作業の流れがサッパリ判りません…
ん~さらに楽しみ

こんなわたくしにそんな仕事を与えようと云う会社に感謝の意を表し、全身全霊を以ってことに当たる覚悟でおります。

ま、なんとかなるっしょ

自分自身が何をどのように処して行くのか期待しつつ、新年を迎えようと思います

新たな仕事に挑むに当たり、これまでの自分の経験ほど邪魔になるモノはございません。

まずは、職場の世界観に馴染みつつ、澱みの改善から始めなくてはいけませんから、「曇り無き眼」が大切です。

形があると、対応する能力に限界が生じますから、無形の雲のような存在に憧れますなぁ~。

ってことで、北斗神拳の「雲のジュウザ」に憧れておりまする。

南斗の継承者が見つかれば、わたくしも職責を全う出来るんですがねぇ…

時代の変遷を身に染みて感じた1年でありました。

背中を押して頂いた社長様に、感謝の意を評しつつ本年のブログを完結致したいと思います。

ありがとうございました。
(まだ続くんかいっ



今朝の夢

2013-12-30 17:55:12 | 日記
今朝、いつものように5時前に目覚めたのですが、直前まで見ていた夢が何かを暗示しているかのようでございました。

夢の中での話の流れは忘れてしまいましたが、わたくしは道端にある苔生した石仏群の前面にある階段状の小さな段差につま先を掛けながら、そこへよじ登ろうとしておりました。
(アンコールワット周辺のジャングルにもあるような、石を積み上げて作ったような石仏の塔でしたが、仏像自体は日本様式でした。)

さて、気が付くといつの間にか左隣には本ブログの主役である社長様がおりまして、何故か二人で石仏の掃除を始めたのでした。

わたくしは、端っこにある溝の中に紐状のモノが挟まっているのを見つけたので、棒でほじくり出そうとしたところ、それは蛇の尻尾でございまして、ニョロニョロと隙間を通って社長様の方へと進んでいくではありませんか
(因みに、社長様は蛇が大嫌いです。

蛇が石仏の隙間から顔を出したと思いましたらば、蛇は二匹に増えており!
しかも一匹は頸部を広げたキングコブラでございます!もう一匹は巨大なマムシちゃんです。

二匹の大蛇が目の前に現れた社長様、石仏から飛び降りて逃げて行きますが、二匹の大蛇も飛び降りて追いかけて行きます。

鎌首を持ち上げ口を大きく開けて牙を剥き出しながら二匹の大蛇が社長様に迫る…

ってトコで、ボンヤリしつつ目が覚めました…



ん~不思議な夢だなぁ…

まず、石仏によじ登ろうとしている自分…
自分の心が仏様にすがっているんだなぁ~なんて気付かされまして、カワイイ…

そして、隣に居た社長様にはこれまでの就活において散々煮え湯を呑まされてきたことを、寝ぼけた頭がようやく思い出し、あの蛇たちはわたくしに厄災を与え続けた社長様を追っ払ってくれていたのか?
と、気付き…

そういえば、昨日の大掃除中 玄関に一年中置いていた今年の干支
「巳の置物」
二匹を、
今年はお世話さまでした…
と、しばらく眺めていたことを思い出しました。

てな感じで、寝ぼけた頭がようやく おぉそういえばと 今年が巳年であったことも思い出しまして…


仏様にすがるような心境なあった わたくしを、今年の干支である巳様達が わたくしの就活において多大なる厄災をもたらしていた疫病神のような社長様を、年の暮れに追っ払ってくれていた。

と、いう夢だったように思えてきました。



わたくしが採用求人に応募した会社の中で、何社が社長様の会社に電話をしたのか?なんてことは、調べようがないので実態は全くわかりません。

しかし、昔 勤めていた会社の社長が、以前勤めていた人間が採用試験を受けた会社から調査の電話が入り、
「アイツはロクなもんじゃないから、採用しない方がいいって言ってやったぜ。ケッケッケッ」
と、自慢気に話しておりましたので、前職に問い合わせる会社って結構あるんだなぁと、思ってました。
(これは15年前の話です。実態調査は難しいでしょうが、今時は全ての会社がやっているように思いますけど、どおなのかしらん…?)

ま、社長様のところへ、わたくしを調査するための電話が入った場合、どのように話して頂けるかは想像に難くありません。

社長様
「あぁ~あの人間ね。アイツはスグに嘘ばかりつくし、自分勝手なことばかりやるから、あんな最低最悪なヤツを採用するのはやめといた方がいいぜ。」

と、ご自身の仕事っぷりとは関係なしに、わたくしが要注意人物であるぞとご指導して頂けることでしょう。


あの~企業の採用担当の方々さぁ、調査対象の会社の実態を取引先から調査してもらえまえませんかねぇ?

そうしないと片手落ちってヤツじゃあないっすか?

情報に正確性を求めるならば、多方面からの情報収集は必須なんすけどね。

嘘つき野郎が、アイツは嘘つきだと言うってことは、本当は正直者なのかもしれませんよ~
(わたくしが嘘をつくことは否定しません。会社を円滑に回そうとする時、話を多少誇大にして話す必要もありますから。また、多少の嘘で自信を持たせる効果も得られますからね。)

って、無理だよなぁ~知らない会社の取引先なんて判らんだろうし…
しかし、そこまでやらないと依怙贔屓だなぁと、感じますね。
ブラック企業が蔓延る一因だわな。

ま、そんな感じでこの1年以上に渡り、わたくしを精神的にも苦しめて頂いた社長様が巳年の終わりに蛇二匹が追い払ってくれる夢…
(単純にわたくしの願望でありますかねぇ

大蛇二匹が、玄関に置いていた巳の置物だったのかなぁ~なんて考えつつ、守護して頂いている存在に感謝しつつ、気を引き締めて来年を迎えたいと思い直した次第でありました。

蛇はイジメちゃいけませんね。


以前、社長様の会社の物置小屋には、蛇が住み着いておりました。

わたくし、その蛇様から脱皮したての皮を頂いた経験がございます。
脱皮された皮の進行方向に目を移すと、そこに皮の主である蛇様が休んでおりましたので、有難くご覧になっている目の前から、挨拶をしながら頂戴し財布にしまわせて頂いたのでした。

その直後、財布がパンパンに厚くなったのでしたねぇ~。

が、なんとあろうことか…社長様はその物置への蛇様の出入口となっていた木を切り倒してしまったのでした…

その翌年でしたねぇ…震災が発生した影響から、仕事が少なくなり会社が傾き始めたのでした。

家に住み着いている蛇様を粗末にしてはいけませんね。
なんつったって、益獣なのですから。

まぁ心根がネズミである社長様にとっては天敵だからしょうがないか。

夢占いではどのような暗示があるのかとても気になるとこでありますが、本日はとても良い気分で過ごすことが出来ました。
ありがとう二匹の蛇様。
ありがとう沢山の仏像。

憎まれっ子 世にはばかる 後編 (全三話 ③)

2013-12-28 08:45:06 | 日記
お詫び…
風呂敷を広げ過ぎてしまい、まとまりのないままに終わりそうです。
あらかじめ お詫び申し上げておきます


さて、「鬱病」の正体とは?

解決に近づくためには、理解する所から始めなくてはいけませんね。

わたくし、23歳の頃に半年間ほど入院し、母親の付き添いを含めると1年以上に渡り、脳外科の病棟に居たので、亡くなっていく方々や そのご家族の様子を度々拝見しておりました。

そんな体験もあり「心」がどのような存在であるのか疑問に感じ…時間があれば感じ取ろうとしてまいりました。

色々な深い感情が、肉体の生命維持が終わるとともにこの世から消え去るとは到底思えなかったからです。

そんな状態で生きていましたので、青春を謳歌する若者と話が合うハズもなく、激しく暴れる自分の「心」と戦っていましたが、そんな自分を客観的に観察している自分も居たりして…まぁそのような自分の中の二面性自体とも戦うことも、かなり苦悩の一因となっていたんですけどね。

現時点の感触では、身体の中に「心」が居座っている特定の場所は存在せず、身体の機能自体は独立して活動出来る存在であるように捉えています。

「心」がそこになくとも生きている方は存在するように思いますから。

「心」と、脳内に蓄積された体験に基づいて形成された「感情」とは、相互干渉はあるでしょうが別物だとも考えております。


身体を動かす筋肉は、脳からの指示信号を受けて伸び縮みすることにより肉体を動かしておりますが、そこに心が介在せずとも、生命の維持活動に問題は生じないと考えている感じです。

と、いうかそのような肉体機関の方が多いかも。
ご飯を食べりゃ勝手に排泄までしてくれますからね。

「鬱病」が発現している状態は、身体のどの部分が機能低下を起こして身体の不調に繋がっているのか?
そこに「心」がどのように関わっているのか?


わたくしの知人がパニック発作を発症した場合、過呼吸や強い眩暈などが生じるそうです。

過呼吸は、息を吐き出せなくなり、そのため新たな空気を吸い込めず身体が酸欠に陥ってしまうので、かなりの恐怖心を感じるそうです。
と、言うか恐怖心により呼吸すら出来ない心境となっている状態にも見えますから、パニック発作の名前の通りなんですね。
(知人は小さなビニール袋を携行常備して、落ち着く術を身につけておりました。この状態、パニック状態の「身体」と冷静に対処する「心」を見ても、心と身体の分離を感じてしまうんですよね。)

眩暈については、医師からはメニエール症と診断されたようですが、耳内の三半規管が異常反応してしまうことにより、強い眩暈が生じているみたいです。


余談です
わたくしは23歳の入院時に両耳を手術しており、今後死ぬまで経過観察の必要があります。

耳管を切開したことにより耳垢が自動排出されなくなり、耳管に出来るカサブタを取ってもらう必要があるのです。
医師にピンセットで、ペリペリっと剥がしゴソゴソっと引っ張り出されますが、カサブタなんで繋がっていて、でかいヤツが出てきますので、脳みそを引っ張られているようにも感じます…

たまに治療中 消毒のために耳に冷たい薬液が入るんですが…
グ~ルグル… グ~ルグル
と、視界が横回りを始めます…
少しでも油断すると、嘔吐してしまいそうになりますなぁ。

わたくしは眩暈に強い方らしいので、まだ嘔吐したことはありません。

しかし、一度 耳管内に雑菌を繁殖させてしまい、冷たい薬液で耳管内を洗浄して頂いた時は、視界が100回くらい高速回転をして、治療後の1時間近く薬局の駐車場で休んでました…
少し車の運転をしただけで嘔吐しそうになりましたので…

先生さんよぉ~…
耳の中は暖かい薬液で洗おうぜ…
ベイべ~…
余談おわり…


メニエール症により感じる眩暈は、恐らく わたくしが治療中に感じている眩暈と似ているんだろうなぁ~と、勝手に解釈しておりますが、あれがずっと続くのは、さぞやツラいだろうなぁと、同情することしかできません。


さてパニック障害とは、
遺伝的なモノなのか?
後天的な要因によるモノで完治出来るモノなのか?
わたくしには判りませんので、医学の進歩を祈る他ありません。
(現状だと、抗躁鬱薬により症状を緩和しつつ、考え方を矯正していきながら症状を抑えていく方向の治療なのでしょうかねぇ。)


さて、鬱病の症状だけから見ると、
①脳細胞の神経回路自体が何らかの障害により、正常に信号伝達が行われていない。
②脳細胞は正常動作しているが、脳細胞と身体の各器官における信号伝達(相互?or片側?)に不具合が生じている。

こんな感じでしょうか?
いずれにせよ、無意識領域において働く機関が異常な動作を示しているのだですから、本来であれば「心」が影響を及ぼすことは難しいように思います。

けれども、良く聞く言葉が「心が病んでしまう…」このことから、鬱病が心のありようから誘引され発症すると、感じられている方が多いのでしょうかね?

鬱病の症状を読んでみますと、中学生の頃の自分自身は完璧に鬱病に当てはまりますが、わたくしは知っています。
わたくしがただ単にグウタラ人間であったことを。

自分の興味のあることは楽しく行なうが、「学校に行き勉強する」なんてことには心と身体が拒否反応を示す。

こんなのは、ただのワガママであります。

後にわたくしがグウタラであった一因を見つけましたので、自分自身の鬱症状についてはこのように確信しております。

グウタラの一因とは?それは慢性的な鼻詰まりです。

わたくし、高校1年生の冬になるまでまともに鼻をかんだことがなく、常に鼻が詰まっている子供でした。

それまでに何度も鼻をかもうと試みたのですが、鼻水が固かったせいか鼻をかむとすぐに耳がビィ~ンと痛くなり、かめずにいたのです。

初めて鼻をかんだ時…
いまだに光景を覚えていますが、冬場で鼻水がゆるくなっていて学校の寮に1人で居て暇だったこともあり、鼻水出そうだなぁ~と、ゆっくりゆっくり片方の鼻穴から息を出していると、ベロベロベロ~と、一気に鼻水が流れ出てきたのでした。
宿便であったためか、膿に似たような色合いでありましたねぇ…
大量の鼻膿が両鼻から出てきた後のスッキリ感たるや…
10年以上に渡った苦痛から解放された瞬間でしたねぇ…

その後ようやく勉強が楽しくなり始め、学力の向上が見られました。
(ホンマかいな…


今から10年位前でしょうか?
「子供の鼻詰まりは、集中力が欠落してしまうので、とても大事です。上手に鼻がかめるように練習をさせましょう。」
みたいな記事を目にして、ようやく小中学校時代のわたくしが勉強に身が入らなかった理由が判明したのでした。
(ホンマかいな…

と、言う訳でわたくしは鬱病ではなくて、集中力欠落によるグウタラ人間であったと理解出来たのでした。


鬱病と一括りにしてしまい、すぐに投薬治療を行なう儲け主義の医療って、いかがなモノなんだろう…と、思ってしまいます。


わたくしが昔から感じていたこと、
「肉体的暴力」と「精神的暴力」
この二つを平等に扱えないに法の無力さに対する不満があります。

目で見て判る、肉体的な暴力には刑事罰が下されるというのに、精神的なダメージを推し量る術はなかったのですから。
(いまだに、正確には判らないでしょう、ズルい人間ならば演じることが可能ですからね。)

最近でこそ
「◯◯ハラスメント」
なんて言葉で、「精神的暴力」に対する法整備も進んできましたが、結局のところ気弱な人間のことを救うまでには到れずにおります。

結局は…
自分の身は自分で守る。
子供の身は親が守ってやらねばならぬのが現状であります。


さて、
「憎まれっ子世に憚る」
の核心でございますが…

自然界における弱肉強食が、現代の人間社会においても存在していて、自由経済社会において大前提であるはずの弱者救済のお題目すら政治家さん(実体はお役人官僚様ね)の頭の中にはありません。

そんな訳ですから、ごく一般的な人々から憎まれるような「個性&才能豊かな方々」が、ドンドンと蔓延る社会となり、逆に心優しき人間は競争社会から弾き出されてしまうのでしょう。

かのお釈迦様の教えが、発祥の地インドからは駆逐されてしまい、当のインドは いまだカースト制度の呪縛から逃れられない状況と、似ているかも…
(知りもしないクセに、偉大なテーマを引き合いに出すんじゃない…


結論
世は常に弱肉強食である。
従って…

「弱い者よ、強くなれ!」
「弱い者よ、憎まれろ!」
「憎まれっ子に仲間入り」

が、ベストアンサーなのか?

それらがどうしても無理な場合、

「弱い者よ、逃げなさい」
「弱い者よ、帰る場所を探せ」
「勉強が全てだと勘違いするな」
「帰る場所は親許だけじゃない、安心出来る場所を見つける努力をしなさい」

これがモアベターアンサーですかね。
(小森のオバちゃまですな。)

「憎まれっ子」は、世に沢山居ますから、逃げて逃げて心を鍛えていきましょう。
(ここまで来ると大陸思想だなぁ、中国古典を学ばせるべきですな)

親・学校・警察・役所、どれも頼りにならずとも、ひとつは目を見て話せる相手を見つけよう!

誰かに頼って良いのだ。
それでいいのだ~。


最後に、これはお釈迦様の教えを学んでいる最中に感じたことです。
(日本で布教されている大乗仏教ではなく、小乗仏教の教えかな?)

「憎まれっ子が世にはばかる」その理由が、「憎まれっ子」は長生きさせられているからだと云う話です。
そんな訳で蔓延るのが当たり前なんすね。

仏教では現世にある間に布施を尽くし功徳を積めば、何の苦しみもない悟りの世界へと導いてもらえるそうです。

「憎まれっ子」の方々は、まだまだ布施が足りないので、長生きさせてもらい、布施を行なうチャンスを頂いていると云う訳です。

まぁでも間違いなく、生まれ変わっても再び人間として生まれ、業を背負って苦しみながら生きることとなるでしょう。

人間が「虫けら」と蔑む生き物の方が、「生」を純粋に全うしていて、わたくしは尊い生き物であると感じます。
(個人的にカマキリが一番魅力的で、お腹が膨らみ産卵に備えた身体付きのメスカマキリは眺めていると涙が…

世の中には病などで、
「あんなにいい人が、なんで早く死んでしまうのだろう…」
と、云うケースが多々あるかと思いますが、周りの人間が哀しむことなどはないのです。

その様な選ばれた方々は、現世での修行が無事に済んで、覚者となり極楽浄土へと導かれて行ったのですから、もう人間のような苦痛からは卒業です。

ですから、安心して見送りを済ませてあげることが肝要ですね。
「早く亡くなってしまい可哀想」だと思う感情が、本当は「自分の大切な存在が目の前から消えてしまい、自分自身の欲望が満たされないことが可哀想」なのだと云う真実に気付くことが出来れば、苦痛からは解放されます。

この世(現世)は、業に満ちた苦しみの世界です、苦しみの中で修行を積むために生きていると感じてみて下さい。

死んであの世に行くよりも、現世が良いと思いこむのは、傲慢な人間の勘違いであると、わたくしは思い至りました。

「死」を恐れる心は誰にでも少しはあると思いますが、大概の方はすぐに生まれ変わり再びこの世に生を受けますから心配ありませんよ。

特に自死を選ばれた方は、すぐに生まれ変わってしまい同じ苦痛と戦うこととなりますから、自らがその苦痛の輪廻の輪を断ち切る努力が必要なようです。
頑張って下さい。


しかし、長生きしていると言うのに、周囲に対して布施をせずに来世も人間に生まれ変わってしまう自分を憂いた方が良いでしょう。

日々誰かに布施を行なう心得、これがあれば心安らかに過ごすことが出来、憎まれっ子を哀れむ気持ちが芽生えますので、受けるストレスも皆無となること間違いなしです。

結論
世に憚る憎まれっ子を哀れみ、話だけ聞いてあげよう。
ただし助力の必要はありません、手伝うことは憎まれっ子ご本人の成長を妨げる迷惑行為です。
道を指し示すことが、最大の布施であります。

おわり
え~取り敢えず公開しましたが、逐一修正を加えてまいりますので、本日はこの辺でお許し頂きたいと思います。

憎まれっ子 世にはばかる 中篇(全三話②)

2013-12-19 16:02:21 | 日記
さて、間が空いてしまいましたが、前回より引き続き、
「憎まれっ子 世にはばかる」
で、ございます。

わたくしの勝手な想像です!
と、お断りしつつ…
「憎まれっ子」に属するような方々って云う存在は、『鬱病』とは無縁であろうなぁと、確信しております。

何故ならば、「鬱病」に罹患出来る方は、
生真面目で心優しいこと
これが、絶対必須条件であると個人的に断定しているからです。


わたくしの単純なる思考では、
「鬱病」
を患ってしまうような方々は、言いたいことを我慢してしまい、俗に云うところの
「ストレス」
を、体内に蓄積してしまうのが得意技であるように感じます。
(そもそも「ストレス」の正体?仕組み?とは、一体いかようなモノなのでしょうねぇ…
この辺は「心」のあり様と密接に関連していると考えておりますので、また後日に…)

わたくし自身がそうなのですが、
まず第一に
「思ったことを飲み込んでしまい、なかなか言葉に出来ない」
こんなことが多々あります。
(お断り…残念ながら わたくし自身は鬱病には罹患しません、全くもって素養を満たしておりませんから~っ…切腹…)

さて、ここが難しい…
何故、思いや考えを口にせずに飲み込んでしまうのか?

①自身の感情を言語に変換して表現する行為が不得手。

②自身の考え方が正しいか自信が持てないため、口にするのが憚られる。

③相手の感情を慮る気持ちが先に立ち、言葉にしてしまう行為を躊躇する。

④相手の見方・出方を観察する為に、あえて発言を控える習性がある。

わたくしが思い付くのは、これくらいでしょうか。


簡単に言いますと、
・他人を思いやる気持ちが強い
・図々しい行為が苦手
・不言実行するタイプ
・何事も生真面目に取り組むタイプ
・ズルい人間なんで考えを明かさず
(ラストは、可能性のひとつとして)

まぁそんな感じで、周囲への気遣いを続けているウチに、処理しきれない感情を己の体内に蓄積してしまい、心が疲れて そのうちに病に罹ってしまい、身体がうまく制御出来なくなってしまう状態ではなかろうか?と、現時点では考えています。

先日NHKの番組で「鬱病」を題材に放送しておりましたが、これまでのわたくしの妄想と異なりかなり科学的な説明をしておりましたので、今後統合的に思考していきたいなぁ…と、思いました。

さて一方、社長様に代表されるような、
「思い付いたことは、言わなきゃ損だろ!」
みたいな、「他人への配慮」のような、自分にとっては何の益も生まない行為については無用と考え、常に自分だけは損をしないように立ち回るゲスな生物の場合、己を不快にさせる感情が生じますとすぐさま周囲へと吐きつけます。

ですから蓄積されるストレスなんざぁありゃ~しねぇだろうなっと、確信しておりました。
(生物界の下位に属する単細胞生物に似たりって書くと、単細胞生物に対して申し訳ないか…)

まぁそんな生き方をしてるから、日々他人の悪態をつくことが日課となり、特別意識しなくともリフレッシュ?デトックス?が自然体で出来ているのでしょうねぇ~ウラヤマピ~

そんな生物が、
「鬱病」
のような高尚な病を発症することは永遠にありえないでしょう。
(人間より肉食獣に近いのか?)

前回紹介しました、病院を転々として鬱病と診断してくれるヤブ医者を探し出し、抗鬱薬を処方されて喜んでいたOさんも そんな感じのお方です。

何事も自分の意思で決めて行動出来るお方が、そうそう「鬱病」にはならぬでしょう。

Oさんの場合、「鬱病」ではなく、
日々子育てに忙殺され…
ご主人からは相手にされず…
等々の理由から、気分が晴れずにいたため、かまってちゃん状態だったんだな~と、感じたのでした。

自分の思い通りには、なかなかことが運ばず…不愉快で気分が乗らないことを「鬱病」と、勘違いなさっていたのでしょう。

度々ご相談を承った中でのアピールの内容が…

「独立起業した主人が、前の会社から邪魔をされる。」
(前の会社の顧客へ営業をかけたら当たり前ですけど…)
とか…
「義妹が不倫していておかしい!」
(羨ましがってるように聞こえるんだが…)
とか…
「私が薬を飲んでいても、周りが全然 気を使ってくれない…」
(典型的な、かまってちゃん?…)
とか…
「旦那がインターネットばかりで、自分の相手をしてくれない…」
(わたくしには何ともなりませんけど…)
な~んてことを相談されたのですが、こんなことは…ねぇ…鬱じゃないっしょ…

まぁハナから偽りだなぁ…と、感じた訳ではなく、その後の展開を観察している最中に、昆虫が自分自身を守るために行なう「擬態」に似ているなぁと感じ、その後でやはり…「擬態」だな…と、確信に至った訳ですけど。

元々若い頃から甘え上手なタイプだったのかしらん?

さて、このような見方をしていきますと、鬱の元と成り得るストレス源には、前々回で紹介しました「怪獣」の存在が大きく関わっているケースが多いんじゃなかろうか?と、無理矢理こじつけてみます。
(結局そこ~?みたいな…)

言わなきゃ損々と、思い付いた悪態を、次から次と何の配慮もなく口から吐き出す怪獣たち。

口から放射能を吐いて、町を破壊するゴジラに似たり…

逆に、他人を思いやれるような鋭敏なる感受能力により、怪獣たちの戯言すら まともに受け止めてしまい、自分の中に理不尽難解な問題として抱え込んでしまう優しい人間たち…

ストレス蓄積を継続することにより、溜め込んだストレスが心を傷付けていき、身体の変調を促進し、限界を越えると鬱を発症してしまう…

と云う、構図があるんではなかろうかなぁ…と、思っているのです。

怪獣たちの自己中心思考に基づいた会話って、聞いているとウルトラマンや遠山の金さんを呼びたくなるんすよね~

わたくし
「こんなトコに自分勝手でワガママな悪人たちが居るんですよ~」
金さん
「なぁ~にぃ~」
みたいな…

前にも書きましたNHKの「鬱病」に関する番組中では、ストレスを感じると脳からある種のホルモンが分泌され、脳内の信号伝達の神経が分断されて身体の働きに関する信号伝達が阻害されてしまい、その結果 鬱病と診断されるような行動障害に繋がっていると、話しておりました。

科学的に捉えると、そのようになるみたいですけど、それでいいのかなぁ~。


まぁ長くなりましたので、本日はこの辺でやめておきます。

次回は、どのようにすれば良いのか考えていきたいなぁと思います。

ありがとうございました