半澤正司オープンバレエスタジオ

20歳の青年がヨーロッパでレストランで皿洗いをしながら、やがて自分はプロのバレエダンサーになりたい…!と夢を追うドラマ。

ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!) 第31話

2024-12-06 08:06:22 | webブログ


バレエ教師の半澤です。
火曜日から土曜日までの朝は11時からレッスンやってます。
水曜日と金曜日の5時20分からは、小学生を対象とした
レッスンをやってます。
夜は火曜日から金曜日まで7時からです。土曜日は夕方の6時からです。
祭日は月曜日も他の曜日でも朝11時からです。


皆さま、お待ちしております!


ホームページ半澤正司オープンバレエスタジオHP http://hanzanov.com/index.html
(オフィシャル ウエブサイト)


私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/



連絡をお待ちしてますね!


2024年12月28日(土曜日)寝屋川市民会館にて
半澤正司オープンバレエスタジオの発表会があります。


Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。


スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。


バリエーションはパキータより第4ヴァリエーション「アルミードの舘より」です。
男子も自分の好きなヴァリエーションしましょう!
さ、やりましょう!!


連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp


ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
第31話
シェフが居ない時を見計らってダダダ!と厨房の真中まで
走ると、ひたすらご飯に鰹節をバラバラかけてラップに
詰める!隠しながらまた走る!バッグに仕舞う!これが
毎日のショージの基本姿勢だ。ウォンはいつもショージの
ために日本人シェフに隠れては「これ、今の内にパクッと
口の中に入れてよ!」ショージは皿洗い場から走っては
急いで口に入れてまた洗い場に戻った。毎日のように食べ
させてくれた国境を越えたショージにとっての大切な恩人
であった。


ある日、ショージはいつものようにサランラップにご飯を
包み、その上に鰹節をババッ!と掛け、日本人シェフに
見つからないよう急いでバレエレッスンに持って行くバッグの
中に仕舞った。これを明日の昼ご飯にするためだからだ。


臭う電車内の男


ロンドンの早朝、アンダーグラウンドと呼ばれる地下鉄
ピカデリー線の電車の中で異臭がするのに気づいた。それは
足の臭いなどでは無く、まさに異臭だ。何処と無く和風な異臭
でもあった。ショージはまず自分の両脇の臭いをチェックした。
だがショージ自身ではなかった。「あ、もしかしたらソックス
か?」だがそう言った臭いではなかった。


ショージは隣の席に座っている人を見た。「何て臭い人
なんだろう…!オエッ!」しかし、そのとなりの席の人が
今度はショージの顔を猜疑心を持って見返して来た。
「何だ、このおっさんは!?」ショージは視線を反らし
つつ、「ふん!」と遺憾に思ったが、段々とその車両の
乗客たちが「クンクン?ん…クンクン?」と異臭に気づき
始めた。


ショージには「この車両の何処かに異臭を放つとんでも
ない人間が絶対に紛れている!」と確信した。ショージは
コヴェントガーデンのいつもの駅で降りた。車両を振り返り
「ああ臭かった!まだあの臭いが鼻にこびりついてる!」
と思いながら、駅の階段を速足で上がって行った。


コヴェントガーデンの駅は恐ろしく深い地下の中に設けて
あり、階段は非常に長く、そして2台ある特大のエレベーター
は超満員で一旦上に上がったら中々降りて来ない。しかも
3回くらい待たないと乗れないのだ。だから厳しく長い
階段であっても頑張って自分の足で上がった方が早い
と言う事を知ったのだった。
(つづく)


ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!) 第30話

2024-12-05 08:14:00 | webブログ


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ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
第30話
東京と同じような生活スタイル
数日が経ち、学校の生徒たちに助けられ中国人の経営
するとても臭く安いアパートも見つかった。
「これは漢方の臭いだと思えば良いのだ…」と自分に
言い聞かせた。 やがて学校にも慣れて来た。
「何処かアルバイトが出来る店はないだろうか…」
と街を歩いていたら店の張り紙に目が留まった。
リージェントパークにある日本レストランだった。
ほとんど文無しでロンドンにやって来たショージは
ロンドン暮らしの最初は東京での生活と同じように
大好きなバレエのレッスンが終わったら日本レスト
ランに直行して深夜までの皿洗いだった。


ショージの生活スタイルは日本からロンドンに場所を移した
だけで、バレエとバイトで目一杯であった。生活は貧困を
極めた。一週間単位で給料が出るのだが、そのほとんどは
アパート代と交通費で消えてしまう。つまり部屋の中が
暗かろうが寒かろうが電気代などの光熱費などは全く
無い。服も買う事も出来ない。ましてショージはバイトの
給料だけでは食べる事さえ出来なかった。


バイト先の厨房の奥にある洗い場で誰も見ていない時に
先輩の日本人コックが作った料理の失敗作をショージは
口に入れ、捨てるような物でも口の中に入れた。
それしか腹を満たす事が出来ないのだ。皿を洗っている
最中、日本人のコックがいなくなった瞬間に急いでサラン
ラップでご飯を盗み、そこら辺にあるゴマでも塩でも
鰹節でもあるものは何でもご飯に掛けて急いで隠した。
見つかったら最後、ショージは首になる。しかし悲しい
事にそうでもしなければ次の日は一日中、腹が減って
動けないのだ。


忘れる事の出来ない私の恩人


そんな時にショージを救ってくれたのは韓国人のコックの
ウォンだった。ショージがいつも腹を空かせているのを
ウォンは知っていた。「これ、味見していいよ…」と
誰にも聞こえないように小さな声で囁いておにぎりを
作ったのだ。ウォンはショージと同い年であった。


この日本レストランの厨房で他の韓国人がべっ視されて
いる中、ウォンだけは日本人と同じように揚げ物を任せ
られていた。日本語がとても達者で料理も上手と言う
非常に稀な男だった。ウォンはショージのために日本人の
シェフには内緒で「これ、君の明日のお弁当だよ!」
といつもこっそりおにぎりを作り手渡した。


他にも十数人の韓国人の下働きの人たちがいたが、
日本人のシェフとウォン以外は誰一人として厨房の
真中に立つ事が出来ない厳しい規律があった。ショージは
日本人ではあるが、このレストランの中の階級では一番下
であった。下働きの韓国人のその下にイタリア人が
いて、そのイタリア人は風貌がランボーに良く似ていた。
またそのランボーははかなりの
変人でもあった。


ショージが「そんな生の鳥肉を食べるとお腹をこわすから
食べない方がいいですよ!」と必死に止めてもニヤニヤ
しながら食べるのだ。そんなランボーを見てショージは
気持ちが悪いとしか言いようがなかった。いつも信じられ
ないような事をするこの変人の更にその下でショージは
皿洗いとして働いていた。変人のイタリア人もその上の
下働きの韓国人たちも厨房の真中までは恐れ多くて行け
ない。であるから規律に厳しい日本人シェフが厨房にいる
時には一番格下のショージが行けるはずが無かったのだ。
(つづく)


ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!) 第29話

2024-12-04 08:16:10 | webブログ


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ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
第29話
ショージは全てのアンシェヌマンのジャンプを
した後、最後にピルエット(片足を折り曲げ
一本の足でクルクルと回る技術)は8回で締め括る
つもりだった。最後には先生のアンシェヌマンには
入っていなかったザンレール(空中で直立姿勢の
まま2回転回る事)というテクニックを急遽入れ
込んで片膝を床に着いてピタッと着地した。
その瞬間、稽古場にいたダンサーたちが
「うぉお~っ!!」と奇声の混じった怒涛の
ような歓声と拍手をショージに向かって投げた。
その反応にはショージの方が驚いてしまった。


レッスンを担当した怖そうな顔をしていたヴィヴィアン・
ローレイン先生までがこぼれる様な満面の笑みを
浮かべ、やはり両手を前に差し出して私の踊りに
拍手をしていた。ショージには一つの基本的精神が
ある。「人間を外見だけで判断してはいけない…」だ。
どんなに貧しそうな格好をしていても心気高い人が
おり、どんなに怖そうなモンスター並みの迫力満点と
言えるような人にも実は涙もろかったり、心優しい人
もいるからだ。この基本的精神はほとんど的中している。


教鞭をとった女性は確かに黙っていると怖そうなに
見えた先生だが後々に判ったのは実は非常に優しく、
また良く笑う気さくな先生だった。ヴィヴィアンは
ショージが憧れていた元ロイヤルバレエの輝くプリマ
バレリーナだったのだ。


鏡の前に座っているミス・アダン校長とテレンスの
2人が顔を見合わせて頷いた。テレンスが椅子から
立ち上がり突っ立っているショージの傍まで笑顔で
歩み寄った。そしてミス・アダンを見ながらこの
女性は校長先生だと紹介した。校長はショージに
人差し指を上に向けてチョコチョコ…とさせショージを
近くまで呼び寄せた。彼女は椅子から「どっこいしょっ!」
と立ち上がり、満面の笑顔で「あなたの入学を許可
します…」と静かに言った。


「あなたはお金を持っていないそうね?あなたは
海外留学生学費免除の特待生としての許可ですよ…」
と言ったのだ。その時の校長先生の優しさと慈悲に
溢れた目をショージは生涯忘れる
事がない。


一枚の証明書
「え、本当ですか!このままロンドンにいられるの
ですか!?や、やった…!!」稽古場の全員がとても
温かい笑顔で拍手をくれた。ロンドンに着いたばかりで
絶望感と恐怖に怯え、震えていたショージの心に
一筋の光が射した瞬間だった。その日の内に学校側が
ロンドン滞在に必要な全ての許可申請をした。校長が
秘書に学生ヴィザの申請のため直ちに行動せよと命令し、
もう一人の秘書に一通の書類を作成させた。そこには
学校印、校長の直筆のサインと共に


To Whom it may concern,
Shoji Hanzawa is a student of The Urdang Ballet Academy, Coventgarden.
As fulltime oversea scholarship student.


一枚のこの書類を校長がショージに手渡し、「もし
誰かにあなたの身分を聞かれたらこれを見せなさい。
あなたは私が保証します。」と言った。ショージは
この身分証明書ともなる紙を道で拾ったビニール袋に
入れて胸のポケットに大切にしまってボタンを掛けた。
ロンドン在住中、身体から離す事は一度たりとて
なかった。こうしてショージはロンドンに残って
バレエの勉強が出来る事になったのだ。
(つづく)


ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!) 第28話

2024-12-03 08:09:49 | webブログ


バレエ教師の半澤です。
火曜日から土曜日までの朝は11時からレッスンやってます。
水曜日と金曜日の5時20分からは、小学生を対象とした
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夜は火曜日から金曜日まで7時からです。土曜日は夕方の6時からです。
祭日は月曜日も他の曜日でも朝11時からです。


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ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
第28話
教鞭を執る女性の先生は、背が高く怖そうな感じの
教師だった。テレンスもこの学校の責任者のような
相撲とりのようなミス・アダン校長も、稽古場の
真ん前の鏡の前で椅子に座ってショージのレッスン
態度や技術力を確認した。果たして海の向こうから
金も持たずにやって来た日本人の男は学校に入れる
だけの能力を持ち合わせているのかどうかを。


他にも幾人かの先生らしき人たちも鏡の前に加わり、
何やらショージを吟味するかのような目で見ている。
たくさんの外国人のダンサーたちが…いや、ショージが
外国人なのだが、やはりショージに注目しているのも
分る。その目は皆、「何だこのチンチクリンは?
何しに来たんだ?」と言うような白い目だった。
ショージはまるで自分が市場で競りに掛けられている
土まみれのごぼうのようなものであるような気になった。


背の高い女性教師がピアニストに向かって合図を
出した。ピアノが鳴り渡り、渡英以来、ショージに
とっての第一発目のレッスンが始まった。ショージは
そのレッスンを指導してくれている女性教師
ヴィヴィアンの素晴らしさに驚いた。それもそのはず
だった。彼女こそ世界のトップダンサーなのだからだ。


先生は元ロイヤルバレエのプリンシパル。これは
ショージが後に知った事だが、彼女は英国ロイヤル
バレエ団のトップであるプリンシパル(プリンシパル
とはバレエ団の中の最高ランクを意味する。下から
順に群舞のコールドバレエ、デミソリスト、ソリスト、
プリンシパルと言う順列である。)をしていたウルトラ
実力者のダンサーだったのだ。彼女の名前はヴィヴィアン・
ローレイン。


ルドルフ・ヌレエフ(ソ連から亡命して来た男性
ダンサー)と、アンソニー・ダウエル(イギリス人で
ロイヤルバレエ団のトップ男性ダンサー)。という
クラッシックバレエダンサーの中でも世界最高の
実力者である2人の男性ダンサーのパートナーを
していたのが、ショージの目の前で教鞭を執られて
いるこの女性なのだ。


レッスンを受けながら何も知らないショージは茫然と
その美しさに見惚れた。何と長くて美しい脚の
フォームか。そしてなんとエレガントな動きなのか。
彼女の瞳の澄み方を見て、「この人はただ者じゃない…!」
と身体から鳥肌が立つほどの感動を覚えた。「これが
見たかったんだ!」と嬉しさが込み上げた。


レッスンが進行し、意外に簡単な事ばかりなので驚いた。
ロンドンではもっと難しい事をするのだろう…とばかり
思っていたからだ。バレエレッスンも終盤を迎えると
鏡の前で椅子に座って見ていたミス・アダン校長が
ショージをグッと指差し、「ヴィヴィアン先生が
見せたヴァリエーション(一人だけで踊る事)の
ジャンプやアンシェヌマン(踊りのステップと
ステップを組み合わせたもの)を一人で踊りなさいっ!」
と言った。普通なら複数人で一緒にやる事なのだが。
その横でテリー先生もショージの動きを真剣に見ている。
ダンサーも先生たちもみんなシーンとしてしまった。
(つづく)


ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!) 第27話

2024-12-01 08:05:08 | webブログ


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ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
テレンス先生との出会いとショージの希望
第27話
 ショージの人生を変えたこのイギリス人のバレエ教師と
知りあう切っ掛けになったのは教師テレンスが突然来日して、
ショージの恩師である小川亜矢子(元ロイヤルバレエ
ダンサー)のスタジオ(六本木)の訪れから始まった。
臨時の教師を務めたテレンスは小川に向かって「この
ダンサーたちを使って私の作品を是非日本でやって
みたい…!」との希望があったためであった。


小川は当時、六本木の「一番街」という巨大な総合
ダンススタジオの主宰者だった。そして小川はとても
エネルギッシュに「スタジオパフォーマンス」という
発表会をこの大きなスタジオで毎月行っていたのだ。
この特大のスタジオの壁面には巨大な観覧席が
埋め込まれてあり、引っ張りだせば楽に数百人が
収容出来るマジックスタジオになっている。


ショージはこのイギリスからやって来たテレンスに
大抜擢を受け、今は女優として大活躍している床島佳子
と二人で主役に選ばれたのだ。これにはさすがの
小川亜矢子も仰天して「あ、この子はまだ何にも
出来ない新米のダンサーです。どうにもならない
そこら辺の男ですよ!無理ですよっ!」でも、
テレンスは笑いながら「大丈夫!」ショージも
先輩たちを差し置いて大抜擢された事に驚愕した。
「まさか僕の後ろで先輩たちが群舞として踊るなんて…!」


おまけにバレエをほとんど始めたばかりのショージは
女性と一緒に組んで踊るアダージオは困難を極めた。
自分で踊る事さえも満足に出来ないのに、コンクールで
1位をとっている大バレリーナと踊るなど普通では
考えられない事なのだ。この振付をしたテレンスは一切、
何の文句も言わずに最初から最後までショージを
励ました。そしてイギリスに帰る前に「ショージ、
イギリスに来てみなさい。本場のバレエを見る事は
とても君のためになる…学費が無いのなら学校に交渉
してあげても良いから…」と言い残しイギリスに帰って
行った。


ロンドンのバレエ学校 オーディション!


テレンスの自宅で話を聞いたあと、行く先のない
ショージは取りあえずテレンスの自宅に厄介になった。
次の日にコヴェントガーデンにある「アダン・バレエ
アカデミー」と言うバレエ学校にテレンスに連れられて
行った。見た事も無いような、相撲とりのように大きな
体型の女性と、テレンスがヒソヒソと怪し気な会話を
した。実はこの驚くほど太った女性こそ、この「アダン・
バレエアカデミー」と言う名のバレエ学校の校長だった。
生徒たちは彼女をミス・アダンと呼んでいる。


テレンスが「ショージ、すぐに稽古着に着替えなさい!
今から直ぐにレッスンが始まる」ショージは言われる
ままに着替えた。そしてショージと同じような年齢層の
ダンサーたちがたくさんいる稽古場に付いて行った。
金髪の女子やジンジャーヘアーと呼ばれる生姜色の頭を
した男もいた。褐色の肌をした男のダンサーやら黒人の
ダンサー、中には「あれっ!?日本人か?」と間違える
ほど日本人にそっくりな中国人のダンサーもいる。
ショージは今まで日本人しかいないところでバレエの
レッスンをしていたのでこれには圧巻だった。
(つづく)