2020年の夏は、コロナに感染する人のニュースだけでなく、熱中症で倒れる人のニュースもよく耳にした。
コロナはともかく、熱中症は昔からあったし、熱中症で倒れる人のニュースは毎年報道されていたが、2020年は熱中症で倒れる人の多さは特に目立った。
報道された頻度という意味でも。
倒れる・・どころか、熱中症で亡くなる方のニュースも多かった。
例年より、その死亡者数は多かったみたいだから。
2020年の夏に熱中症で倒れた人の数が多かったのは、夏の暑さもあるが、それ以上にマスクのせいもあったろう。
また、コロナが蔓延してることへの恐れから、熱中症でも病院に行くことをためらった人が多かったせいもあったようだ。
マスクというのは、例年なら夏は装着しないものだ。
だが2020年は、コロナは夏でも蔓延し続けたため、マスクは常備品になった。
マスクをしていれば、顔の温度は上がる。
そんな中に、あの暑さだ。
例年なら倒れないような人まで、倒れてしまったり、体調不良になってしまったのだろう。
で、熱中症を少しでも防ぐ手立てのひとつとして、帽子や日傘による予防も、よくテレビでは取り上げられていた。
帽子は、もともと普通にかぶる人は多い。男も女も。
だが日傘は、これまで男性はほとんど使わなかったのではないか。
いないわけではないにしろ、女性に比べ日傘を使用する男性は少ないと思う。
少なくても私はあまり見かけないできた。
だが今後は男性でも日傘を使用する人は少しでも増えていくのかもしれない。
テレビで、帽子と日傘と、どちらが熱中症対策に有効か?という問題に触れた番組があった。
これは両者を比較したら単純に日傘の方が有効だろうと私は思った。
帽子は頭をガードするだけだが、日傘は上半身そのものをカバーすることもできる。
日傘の方が太陽をさえぎる面積は広いからね。
実際、専門家の答えは、「日傘の方が有効」ということだった。まあ、予想通り。
だが、帽子でもそれなりの効果はあるということも言っていた。
そりゃそうだよね。
少なくても頭への直射日光は防げるから。
とはいえ、帽子をかぶることが多い私としては、帽子で髪の毛への直射日光を防げるのはいいのだが、帽子をかぶっていると、夏などはけっこうむれるんだよねえ(笑)。
その点、日傘にはそういう要素はない。
こんなことを考えると、日傘を使えばいいじゃないか・・・ということになるのだが、日傘には帽子にないデメリットがある。
それは片手が埋まってしまうということだ。これは雨傘でもおなじみの問題。
片手が1本埋まってしまうということは、けっこう不便なのだ。
それが嫌で、ちょっとぐらいの雨なら傘を持たないで歩く人もいる。
熱中症の予防効果としては帽子より日傘のほうが勝っているのはわかっていても、私が日傘に手を出さないのは、それが理由だ。
だから、日傘よりも帽子を選んでいる私。
片手が埋まってしまう・・というデメリットは、何気に大きいんだよねえ。
特に、片手にギターケースでも持っている時などは・・・。
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