若い頃から私は酒を飲み続けてきた。
今も普通に飲んではいる。
若い頃は二日酔いは、よくあった。だが近年は二日酔いはほとんどない。
それは自分の飲める分量がある程度わかってるし、飲む時は調節しながら飲んでいるから。
二日酔いのしんどさは、よ〜くわかっている。だから、二日酔いにならないように、調節しながら飲んでいるというわけだ。
そんな人、多いのではないか。
若い頃は、飲みに行くとその場が楽しければ楽しいほど飲みが進んだ。
翌日の二日酔いの危惧より、その場の楽しさが優先だった。
だが、楽しいからといって調子に乗って飲み続けると、そのツケは確実に翌日にきた。吐き気はするわ、頭痛はするわ、体はだるいわ、眠いわ。
学生時代ならまだよかった。だが社会人になってからは、いくら二日酔いでも仕事場には行かねばならない。
でもそんな日は、特に午前中はあまり仕事にならないこともあった。
いくらポーカーフェイスを装っていても、私の体からは酒の匂いがしていたと思う。
きっと職場の人たちはそれに気づいていたと思う。
あまり面と向かって「酒臭い」と言われたことはなかったが、心の中では酒臭いと思われていたと思う。
二日酔いの日の午前中は「もう酒やめよう」と思ったことは何度も。
ところが、夕方になると、若さゆえの体力もあって、二日酔いから回復してきた。
二日酔いが収まってくると、午前中に思ってた「もう酒やめよう」という思いは消えてきた。
そんな時に友達から「今日飲まないか」という誘いがあると、午前中に二日酔いだったにもかかわらず、飲みの誘いに応じていたりした。
そんな日々が続き、やがて自分も年齢を重ねていく。そうなると体力も少しづつ落ちてゆく。
若い頃には、午前中に二日酔いだった日でも夕方には回復して再び酒が飲めていた自分も、年齢と共に二日酔い当日中には回復しきれなかったり、仮に体調が戻っても連チャンで飲むのはしんどくなっていった。
でも、一緒に飲むメンバーや、飲む時の話題によっては、酒は楽しい。
だから飲みたい。
そうなると二日酔いをしないように調節しながら飲むしかない。
ならどうするか。
私が飲み屋に行って通常飲むのは焼酎のウーロン茶割り。
馴染みのパブでは、とりあえずボトルを入れることにしてるのだが、調節しながら飲むには、なるべく焼酎の量を薄めにして、ウーロン茶で割るようにした。そして何杯も飲むようにすれば、あまり酔わずに長い時間その場にいられる。
そしてある程度酔いがまわってきたかなと思ったら、焼酎を入れずにウーロン茶だけにして飲む。
そして酔いが少しでも落ち着いてきたら、また焼酎を入れて飲む。
これを繰り返せば、泥酔までいかない体調で、長い時間その場にいられる。
もっとも、その時の場の雰囲気があまり盛り上がりそうもない日は、途中でウーロン茶だけに変えたりせずに、焼酎ウーロン茶割りを飲み続けて店を後にする。
こんな飲み方をするようにしたら、あまり二日酔いはしないようになった。
店が馴染みの店ではなく、ボトルを入れない場合は、ショットでウーロン茶割りを頼むと同時に、ドリンクとして普通のウーロン茶も頼む。
そうするとテーブル上には、焼酎ウーロン茶割りのグラスと、普通のウーロン茶だけのグラスが並ぶことになる。
で、2種類のグラスを、体調を調節しながら飲むようになった。
それもこれも、二日酔いのしんどさが身にしみており、ましてや加齢と共に酒が昔ほどには飲めなくなっているからというのもある。
仮に二日酔いになってしまったら、昔ほどには早くは回復しなくなっている。
酒は飲みたい。盛り上がりそうな雰囲気の時は、なるべく長くその場にいたい。長い時間その酒席にいると、何杯も飲むことになったりする。でも二日酔いは避けたい。
そうするためには、個人的には上記の飲み方をするようになった。
あなたはどんな飲み方をしてるだろうか。
酒の飲み方は色々。
皆、その人に合った飲み方をしてるのだろうと思う。
若い頃のようなペースのままでは、きついものね。
ともあれ、そろそろ忘年会の季節。
皆さん、二日酔いしないようにご注意あれ・・なのです。
いくらその場が楽しくても。まあ、その気持ちはわかるんだけど(笑)。
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