時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

何か楽器を始めようとする時、どんな楽器を選ぶと有利か

2025年01月21日 | 音楽活動
中学時代の同窓生と、近年は年に1〜2回くらいのペースで飲み会を開いている、
いわゆる「地元の同窓生」であり、ちょっとしたプチ同窓会の気分。
若い頃は私は同窓会にはあまり興味がなかった。
それは若い時は、昔の同窓生と飲むより、リアルタイムで付き合ってる友達との付き合いの方が楽しかったから。
また、若い頃は、昔を振り返るのに少し抵抗もあったかもしれない。

だが、ある一定の年代に自分がなってからは、振り返るのに抵抗があまりなくなり、それどころか、元気でいられるうちに会っておきたいと思うようになった。

それは、私の通ってた中学校が廃校になり、やがて取り壊されてしまったのが、きっかけになった気もする。
やはり自分の母校が無くなってしまうのは寂しい。普段、自分の母校は、今はもう行くことはないし、普段あまり気にとめてもいないけど、かといって無くなってしまうのは悲しい。
あって当たり前の存在がなくなってしまうと、その寂しさに改めて気がつくようになる。
そんなこともあり、存在し続けていることの有り難さも実感するようになった。
そんな思いが、同窓生たちとの付き合いを改めてするようになったことに繫がっている。

プチ同窓会の飲み会でいつも参加するメンバーのひとりが、最近マンドリンを始めるようになったらしい。飲み会の席で話していた。
マンドリンといっても2種類あり、そのうち1種類はクラシックマンドリンであり、もう1種類はフラットマンドリン。フラットマンドリンはボディバックが平らなマンドリンで、ブルーグラスやロックやフォークやポップスなどでよく使われるのはフラットマンドリン。
クラシックマンドリンは、明治大学マンドリン倶楽部などで使われるボディバックは湾曲してるタイプ。
私の同級生が、この年齢になって始めたマンドリンは、多分クラシックマンドリンだと思う。
クラシックマンドリンの方が歴史は長い。

その彼は、それまで楽器演奏の趣味はなかったらしい。
でも、きっと何かのきっかけがあったのか、あるいは心境の変化からなのか、そのへんはわからない。

でもそのことを聞いた時、「おお、いいねえ!」と私は思わず思ってしまった。

何か楽器を始めるにあたって、選んだ楽器がマンドリンってのがいい。
考えてみたら、ギターなんて、ある程度弾ける人はたくさんいる。
鍵盤も、幼い頃からやってる人もいる。
ベースは、ギターからの転向で弾くようになった人もいる。

だが、マンドリンとなると、少なくてもギターや鍵盤よりは演奏者は少ない気がする。
だからこそ、私は思わずいった。「いい狙い目だね!」と。

ギターやピアノなどより演奏者が少ない分だけ、音楽仲間からは重宝されると思う。
ハードロックとかパンクロックなどのグループに入るのは難しいかもしれないが、アコースティックなユニットや、ロックハンドでバリエーションを出したいと思ってるバンドなどからは、需要は絶対ある。

現に私もバンドやユニットにマンドリンを入れたくなったこともあるもの。


私の自作曲に「月のうざき」とか「古道にて」という曲があるのだが、特に「月のうざき」にはマンドリンをいつも想定していた。ついでにいうと、マンドリンだけでなくバイオリンも入れたいと思う曲だった。
「古道にて」には、二胡を入れたいと思ったし、更にマンドリンが入ればベストだと思った。
でもまだ実現できてない。
「月のうざき」も「古道にて」も、昔何度かアコースティックギターのユニットでライブ演奏したことはあったが、思い描いたようなサウンドにはなってない。
なので、いつしかライブではやらなくなってしまっている。

一定の年代になって、何か楽器を始める場合、少しでも演奏者が少ない楽器を選ぶのは得策だと思う。
そう、例えばギターや鍵盤楽器を選ぶよりも。
特にギターなんて、弾く人は大勢いるものね。



そういう意味で書くと、何か楽器を始めようとするなら、前述のマンドリンよりももっと強力な楽器がある。
それは以前にもこのブログで書いたことだが、その楽器はドラムだと私は思っている。
ドラマーは、弦楽器や鍵盤楽器よりも少ないからだ。
それでいて、例えばロックバンドなどをやる時は必須の楽器。
もちろんロックだけでなく、フォークやポップス、時には演歌など、幅広いジャンルで需要がある。
でもドラマーは少ない。だから、ドラムを叩ける人は、引く手あまただ。
実際、複数のバンドをかけもちしてる人はいる。
私がバンドをやってた時もそうだった。
で、どのバンドからも大事にされるだろう。

なので、もし若い人で、これから何か楽器を始めようとしてる人には、ドラムは実にお勧め。

ただ、弦楽器や鍵盤楽器と違って、ドラマーは弾き語り・・ならぬ「叩き語り」でソロでのライブは難しい。
ドラマーは、和音楽器の演奏者と組まないとライブは難しいからね。

まあ、1番いいのは、和音楽器とドラムの両方できることなのだろう。
実際そういうプロミュージシャンは内外でもけっこういるしね。
山下達郎さんしかり、浜田省吾さんしかり、ポールマッカートニーさんやドンヘンリーさんしかり、






 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 単に「ついてなかった」じゃ... | トップ | トラウマになったCM »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (575)
2025-01-30 15:36:51
 ある程度、年を重ねてからの
初めての楽器を、、

なかなかブログでありそうでいて
ない 視点 論点ですね、、

マンドリン、、
ドラム、、

バイオリン、、(も入れていいのかな?)



競争倍率の少ない楽器を、、

興味深い視点で
感心しました、、


 、、え?私??、、
 私は昔から はためで見ていて
やりたいな、、
と ずっとずっと思っていたピアノを
年重ねてから、、

親がなくなって色々想い考えていた頃に

それらを忘れるために 突発的に、、

、、ですから
習ったことなど なし、、完全ゼロ
完全自己流で、、
いい加減に 初めたクチです、、、、

しかも 用途は
流行りうたの自己流カラオケ?に

さらに自己流伴奏用で、、
歌いたいなって突発的に思った曲を
ほぼ即興的に
いいかげんな伴奏つけ
楽しむだけの、、

これは もはや動機からして
ハチャメチャ、、
ピアノ やってますとは
いえない、、?!ですよね、、(笑)

、、まあ、他人さまに
お見せするため では ないので

向上心はゼロ??、、ヒドイもんです、、


 ただただ普通は独り楽しんでいます、、
たまにアルコール入ったときなんか、
さらにいい気になって、、笑(*´∀`)♪

あああ、書いちゃった、、、恥シ(*/□\*)笑

、、、
 いつも575ブログへ
アクセス下さいまして、有難う
御座います、感謝、感謝(^.^)(-.-)(__)575
返信する
Unknown (だんぞう)
2025-01-30 21:53:42
>575 さんへ
> ある程度、年を重ねてからの... への返信

はじめまして。
時間の外に、ようこそ。


ギターや鍵盤楽器は、こなす人が他の楽曲奏者より多いのです。
その点、希少価値という意味でドラムやマンドリンは強いと思います。
特にドラムなんて、様々なジャンルで必要とされますから、なおさら。

ただ、鍵盤の場合、ピアノが弾ければシンセサイザーも弾けるでしょうし、応用が効く楽曲だと思います。
なので、継続をお勧めします。
絶対に無駄にならないと思います。
鍵盤楽器の場合、和音楽器ですから、一人でも人前演奏に出ることも可能。

ドラムの場合、希少価値は高いですが、一人で人前演奏するには、誰か和音楽器走者と組む必要性が出てくるのがデメリットかもしれません。
なのでせっかく始めた鍵盤楽器をやめたら絶対にもったいないです。

ぜひ頑張ってください。
返信する

コメントを投稿

音楽活動」カテゴリの最新記事