旅行に行くとなると、夏休みのある夏、もしくは年末年始休暇を利用する方は多いだろう。
最近の私は、年末は12月30日くたいまで仕事をしてることがあるので、年末の旅行は行けてない。
だが、以前の仕事シフトの時は、年末から年始にかけて旅行に行くことは、けっこうあった。
もちろん、夏休みのある夏にも行っていた。
連休の日程によっては春や秋にも行くこともあった。
旅先を選ぶ時、季節というのものは考慮するものだ。
私は少なくても夏に旅行する時と、冬に旅行する時は、旅先の方角をいつも考慮する。
そういうのを強く意識するようになったのは、昔夏に種子島に行った時に、台風に遭遇し、種子島に泊まった翌日に行くはずだった屋久島に行けなくなってしまった時以来だ。
夏はあのへんは「台風銀座」と呼ばれている場所。そんな時期に、あの辺に行ってしまうとは、自分の旅先選びの甘さを痛感。
それ以来、旅行に行く時に、旅先選びをする時は、季節を十分考慮するようになった。
夏はなるべく南方面は選ばない。台風を避けるためだ。そういう意味では秋も台風には注意だ。なので秋に南方面に旅する機会があった時は、なるべく秋の遅い時期・・・10月下旬から11月にかけての時期を選んだりした。
冬は、大雪が降りそうな場所は選ばない。スキーに行く場合は別だけど。
一番、季節のリスクの影響を受けないのは春のような気がするが、あいにく最近の私は春はほとんど旅行に行くチャンスはない・・・。GWも。
もちろん、東北に居ても、時には北海道でも台風の影響を受けることはある。
だが、南の地方よりもマシだとは思う。
以前冬に北の山奥の一軒宿に泊まった時、夜から雪が降ってきて翌日大雪で何もできず。そのため夕方発の電車の指定席を確保しておいたにもかかわらず、午前の普通列車に切り替えてそそくさと帰ってきたこともある。
なので、スキーならともかく、なるべく冬は雪の降りそうな地域への旅行は避けている。
まあ、でもその冬の「縛り」は、「夏は台風を避けるために南方方面は避ける」という縛りほどではない。
とはいえ、ホントは「縛り」なしで、どんな季節にも、行きたいところに行きたいのだが・・・。
でも、種子島での残念な体験は、トラウマのように私の心に染みついている・・。
その旅では、本当のメインは屋久島だったのだ。種子島に立ち寄ったのは、正直「ついで」っぽい意味合いがあった。
だが、台風のために、肝心の屋久島に行けなくなってしまった時の悔しさは・・・相当なもんだった。
ご存知のように、種子島と屋久島は隣り合っているような島である。
なのに・・・目の前にメインの屋久島があるにもかかわらず行けないもどかしさったら・・なかった。
まあ、おかげで種子島での滞在が1日のび、予想以上に種子島を見てまわることはできた。そうしたら、種子島も悪くなかったので、それはそれでよかったのだが、それでもやはり屋久島に行けなかったのは悔しかった。
それ以来、夏の旅先を選ぶ時、台風の可能性は絶えず頭に入れるようになった。
宿の予約を入れる時、それが人気の旅先だと、数か月も前に予約することになる場合もある。
数か月前に予約する場合は、実際の旅日程近辺の天候などわからない。
なので、なおさら、マイナスの可能性は、あらかじめ少なくしておくにこしたことはないのだ。
まあ、一番いいのは、数か月前に予約する段階で、旅日程の当日の天気や社会状況が、あらかじめ予知できてしまうことだ(笑)。
なお、写真は、リベンジのつもりで、時期をずらして行った、屋久島の縄文杉。