四季の様を短い言葉で表現するなら・・
春・・・暖かい。
夏・・・暑い。
秋・・・涼しい。
冬・・・寒い。
・・・ということになるのだろう。
もっとも、春でも春先などにはまだ雪が降ることもあるし、夏でも冷夏ということもあるし、秋でも夏に匹敵するぐらい暑い時もあるし、冬でも暖かい日はある。
そういう例外の日もあるにせよ、大きく分けると、上記の表現が妥当なところだろう。
夏には酷暑の日があるし、冬には大雪で交通機関がマヒすることもあることを考えれば、生活する人間にとっては、春や秋が比較的過ごしやすい季節なのだろう。少なくても日本では。暑い夏と寒い冬の中間で。
それぞれの季節にはそれぞれ特徴はあるし、それゆえに自然環境からもたらされる災害も、それぞれの季節にある。
たとえば春には、雪崩が起きやすいようだし、個人的には花粉症がしんどい。
夏は酷暑で、中にはそれで倒れる人もいる。
夏から秋にかけては台風による災害がある。
冬は前述の通り大雪で交通機関がマヒすることもある。
自然災害には豪雨や氾濫や洪水、地震や津波、噴火、地滑りなどによる災害もあるが、それらは季節には関係なく、ある時はどんな季節でもありえる。
このようなことを書くと、どんな季節にも、自然災害の可能性は潜んでいることになる。
人間の知恵、文明の発展、世界情勢によって、ある程度防げるようになった自然災害もある(例えば干ばつなどによる不作は、輸入などで対応したり)が、逆に利便さの追求の影響で増えた自然災害もある。
そう考えると、結局は人間が自然災害にあう割合は、チャラのような気もする。
いくら科学力などが進化しても・・だ。
防いだり対応できるようになった自然災害があるからといって、自然災害を克服するなどということは、どだい無理なのであろう。きっと、未来も。
もしも、いつか・・科学力で自然災害を相当克服したような気になれる時代が来ても、きっとそれは人間の思いあがりでしかないような気はする。
そう、きっと未来においても。
今より科学などが発展した未来においても。
その未来が、科学力や、人の意識などが今より退化した未来であったなら、なおさら。
いかなる未来であっても、自然災害には・・・きっとかなわない。
そのことを人間は、絶えず肝に銘じておかねばならないと思う。
自然災害による被害があった時だけでなく。
災害による被害があったばかりの頃は意識しても、災害から時間がたってしまうと、人間は利便性や合理性や利益や予算などの面を優先しがちだから。
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