先日、いきつけのアコースティックバーに行った時、珍しく人前で歌った。
最近では、そういう店に行く回数は、以前に比べたらだいぶ減った。
さらに、そういう店に行っても、めったに歌わなくなった。
もったいぶってるつもりはさらさらないのだが、歌うために行ってるわけでもなかったので、それでよかった。
単に1人で飲みたいから行ってただけで(笑)。
まあ、よっぽど気が向いたら歌う・・という感じだったかなあ。
歌ったのは、
1、空の少年
2、母校が消えた日
の2曲。
「母校」のほうは、リクエストがきたから歌った。
これは普段、時代屋ユニットでやってる曲なので、1人で弾き語りで歌うとなると、どうも物足りない(笑)。
ユニットでのアンサンブルに慣れてしまっているから。
特に、「母校」の方は、本来ハーモニカが入る曲。
歌うつもりは元々ないまま店に行ったので、ハーモニカはもちろんあるわけもなく。
普段ハーモニカは持ち歩いていないからね(笑)。
ユニットによる「もう1本のギター」がないだけでなく、ハーモニカもない状態だったので、どうも歌ってて、しまらない気がしてしまった。
ハーモニカを入れたアレンジにしてある曲というのは、やはり入るべきところでハーモニカがないと、どうもしっくりこない。
そういうのが嫌なら、最初からハーモニカを入れないでおけばいいのだが、私はハーモニカは、頭の中で鳴っている何種類かの「別の楽器」の代用という形でいれることが多い。
気分的には、ハーモニカ、ギター、そして歌・・・この3つが揃った状態での、弾き語りバンドみたいなつもり。
なので、ハーモニカがないだけでも、なりそこないバンドみたいな気分になってしまう。
まあ、そういうのが物足りないから、普段あまり歌わないんだけど・・。
一番いいのは、ハーモニカを普段持ち歩けばいいのだが、歌うつもりでそういう店に行くわけでもない立場では、ハーモニカを持ち歩くところまで気がまわっていない(笑)。
じゃなければ、最初からハーモニカが入っていない曲をやればいいんだけどね。
とりあえず、「空の少年」と「母校」は、歌詞を覚えているので、ソングブックを見なくても歌えるということで、割と気軽に選曲できる曲。
ただ、そういう曲をもっと増やさないといけないかなあ。
ソングブックを見ないでも歌える曲で、ハーモニカが入らない曲・・というレパートリーを。
じゃないと、なかなか、咄嗟の展開で、ゲリラ的に歌える機会は・・・ないもの。
本当は・・自作曲ぐらい、ソングブックを見なくても歌えるようにしておかないといけないんだよね。
少なくても、人前で歌ったことのある曲なら。