おはよ~。
今日は、かなり真面目な話だぜ。
みんな、沖縄は今、大変だよ・・。
「教科書改ざん問題」って知ってる?
全国の高校の教科書から、沖縄戦で本当にあった
「集団自決」を、戦後63年たった今、
「あれは、軍の命令じゃなかった」って事に
するって言っているよ。
何でかね・・・。
当然、ウチナーンチュはみんな激怒だよ。
もし、神風特攻は、軍の命令じゃ無かったって言われたら?
広島と長崎の原爆はしょうがない?
遺族の人たちの気持ちは考えた事は、あるのかな・・?
年々証言できる方々が少なくなって来てる今、
何でこんな事言うのかね・・。
それとも、少なくなってる今がチャンスだと、
思っているのかな・・・。
小さい頃、おばあちゃんが泣きながら戦争の話を
してくれたよ。
ある日、軍人から、避難していた壕で
「アメリカ兵に捕まったら、
女性は大人も子供もみんな辱めをうけて殺される。
それが嫌だったら手榴弾で自決しなさい。」
って言われたって・・・。
みんな手を握りあって、輪になって真ん中に手榴弾を置いて
自決したって。
おばあちゃん達の手榴弾は不発で助かったんだって。
それでも、銃剣で自決する人や、崖から飛び降りる人が
絶えなかったって。
米兵の通訳の人が拡声器で、
「安全だから出てきなさい、温かい食事も用意しています。
武器を捨てて出てきなさい。」
って言っていたって。
だけど、軍人は
「騙されるな!!あれは罠で、出て行くと皆殺しだぞ!!」
って言われたって。
おばあちゃんと生き残った人達は、みんな泣きながら
「壕から出ていく」って言ったって。
そしたら、軍人が
「じゃあ、最初に出て行け!!様子を見て来い!!」
前には米兵、後ろには銃を構えた軍人、怖すぎてその後の
記憶がないよって。
気が付いたら、タオルケットに包まれて温かいスープを
飲んでいたって。
横を見たら怒鳴っていた軍人も泣きながらスープを飲んでいたって・・。
「戦争は、優しい人も鬼に変えるんだよ~・・・。
みんな怖かったんだよ~・・・」って。
小さい頃、おばあちゃんのお家の近所に、いつも首にスカーフを巻いている
おばあちゃんがいて、ずっと不思議に思っていたから、
たまたま商店で会った時に、
「おばあちゃんは、何でいつも首にハンカチ巻いてるの?」
って聞いた。
そしたら、いつも優しいオイラのおばあちゃんが物凄い剣幕で
「そんな事聞かない!!」
って怒った。
びっくりしたオイラに、優しくスカーフのおばあちゃんがガラガラ声で
「いいんだよ~。若いときに怪我したから隠しているんだよ~。」
って。
後からおばあちゃんに聞いたら、スカーフのおばあちゃんも
集団自決の時の生き残りなんだって。
自決をしようとしたら手榴弾が不発で、
つかまって残酷に殺されるくらいならって
自分の子供の首を絞めて殺したって・・・。
すぐに、後を追うって何度も刃物で首を傷つけたけど、
傷が浅くて、死ねなかったって・・・。
「だから、いつもスカーフを巻いているんだよ・・・。
だから、ガラガラ声なんだよ・・・。」
って。
スカーフのおばあちゃんは、ずっと一人で暮らしてて、
仕事が無いから米軍基地の中でおばあちゃんと掃除をする
仕事をしていました。
こんな、現実を知っているのかな?
今日は、沖縄は、旧盆です。
おじいちゃんも、おばあちゃんも、曾じいちゃんも、曾ばあちゃんも、
みんな仏壇に帰ってきます。
スカーフのおばあちゃんもご馳走を作って、
子供の帰りを待っていることでしょう。
戦争で亡くなった方たちも、それぞれのお家に
帰るでしょう。
来月、9月29日、県民総決起大会があります。
もし、みんなのお家でテレビに映る事があったら、
心の中で「がんばれー!!」って
応援してくださいね!!
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今日は、かなり真面目な話だぜ。
みんな、沖縄は今、大変だよ・・。
「教科書改ざん問題」って知ってる?
全国の高校の教科書から、沖縄戦で本当にあった
「集団自決」を、戦後63年たった今、
「あれは、軍の命令じゃなかった」って事に
するって言っているよ。
何でかね・・・。
当然、ウチナーンチュはみんな激怒だよ。
もし、神風特攻は、軍の命令じゃ無かったって言われたら?
広島と長崎の原爆はしょうがない?
遺族の人たちの気持ちは考えた事は、あるのかな・・?
年々証言できる方々が少なくなって来てる今、
何でこんな事言うのかね・・。
それとも、少なくなってる今がチャンスだと、
思っているのかな・・・。
小さい頃、おばあちゃんが泣きながら戦争の話を
してくれたよ。
ある日、軍人から、避難していた壕で
「アメリカ兵に捕まったら、
女性は大人も子供もみんな辱めをうけて殺される。
それが嫌だったら手榴弾で自決しなさい。」
って言われたって・・・。
みんな手を握りあって、輪になって真ん中に手榴弾を置いて
自決したって。
おばあちゃん達の手榴弾は不発で助かったんだって。
それでも、銃剣で自決する人や、崖から飛び降りる人が
絶えなかったって。
米兵の通訳の人が拡声器で、
「安全だから出てきなさい、温かい食事も用意しています。
武器を捨てて出てきなさい。」
って言っていたって。
だけど、軍人は
「騙されるな!!あれは罠で、出て行くと皆殺しだぞ!!」
って言われたって。
おばあちゃんと生き残った人達は、みんな泣きながら
「壕から出ていく」って言ったって。
そしたら、軍人が
「じゃあ、最初に出て行け!!様子を見て来い!!」
前には米兵、後ろには銃を構えた軍人、怖すぎてその後の
記憶がないよって。
気が付いたら、タオルケットに包まれて温かいスープを
飲んでいたって。
横を見たら怒鳴っていた軍人も泣きながらスープを飲んでいたって・・。
「戦争は、優しい人も鬼に変えるんだよ~・・・。
みんな怖かったんだよ~・・・」って。
小さい頃、おばあちゃんのお家の近所に、いつも首にスカーフを巻いている
おばあちゃんがいて、ずっと不思議に思っていたから、
たまたま商店で会った時に、
「おばあちゃんは、何でいつも首にハンカチ巻いてるの?」
って聞いた。
そしたら、いつも優しいオイラのおばあちゃんが物凄い剣幕で
「そんな事聞かない!!」
って怒った。
びっくりしたオイラに、優しくスカーフのおばあちゃんがガラガラ声で
「いいんだよ~。若いときに怪我したから隠しているんだよ~。」
って。
後からおばあちゃんに聞いたら、スカーフのおばあちゃんも
集団自決の時の生き残りなんだって。
自決をしようとしたら手榴弾が不発で、
つかまって残酷に殺されるくらいならって
自分の子供の首を絞めて殺したって・・・。
すぐに、後を追うって何度も刃物で首を傷つけたけど、
傷が浅くて、死ねなかったって・・・。
「だから、いつもスカーフを巻いているんだよ・・・。
だから、ガラガラ声なんだよ・・・。」
って。
スカーフのおばあちゃんは、ずっと一人で暮らしてて、
仕事が無いから米軍基地の中でおばあちゃんと掃除をする
仕事をしていました。
こんな、現実を知っているのかな?
今日は、沖縄は、旧盆です。
おじいちゃんも、おばあちゃんも、曾じいちゃんも、曾ばあちゃんも、
みんな仏壇に帰ってきます。
スカーフのおばあちゃんもご馳走を作って、
子供の帰りを待っていることでしょう。
戦争で亡くなった方たちも、それぞれのお家に
帰るでしょう。
来月、9月29日、県民総決起大会があります。
もし、みんなのお家でテレビに映る事があったら、
心の中で「がんばれー!!」って
応援してくださいね!!
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