お金がないと何もできない

ファンサービスも地元密着もお金が必要だ。
きれいごとはさておき、懐の潤い具合で身軽さは変わってくる。

セレッソ大阪と北海道日本ハムファイターズ、Jクラブとプロ野球チームの代表取締役社長を務めたことがある唯一の人間、それが近畿大学教授の藤井純一さん。
藤井さんは、毎月1回、日本経済新聞の火曜日のスポーツ面にコラムを寄稿しています。

きのう29日付の日経新聞のコラムに書いてあってのが＜ファンサービスも地元密着もお金が必要だ。
きれいごとはさておき、懐の潤い具合で身軽さは変わってくる。＞
という文章。
その前文には＜私が北海道日本ハムファイターズの経営で実感したのは「お金がないと何もできない」ということ＞。

藤井さんは、セレッソの経営を建て直し、その実績を買われてファイターズの社長に請われ、北海道でも成功を収めた辣腕経営者。
その人の言葉だから、「お金がないと何もできない」というのは、重みを強く感じます。