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大々々傑作「シン・ゴジラ」 超絶映画「シン・ゴジラ」

2016年07月30日 06時00分00秒 | 映画・テレビドラマ・漫画
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おしっこして、また続けて鑑賞したのですが、2回目に観たときも面白くてなりませんでした!
凡庸な表現しか出来ませんが、映画「シン・ゴジラ」が面白くて面白くて仕方ありません!
傑作も傑作、大傑作!
いや大々々傑作!
13カ月前に観た、これまた大々々傑作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」よりも燃えたし、興奮したし、ハラハラしたし。

監督の樋口真嗣さん始め、あの(!)「進撃の巨人」製作に関わったスタッフが多いし、庵野秀明監督はエヴァゲリで顕著なように作家性が強すぎる作風。
悪い意味で、とんでもない物語を作ったんじゃないか、観客置いてけぼりの難解映画を撮ったんじゃないかと、不安で不安で。

が、そんな先入観は杞憂に終わった優れた娯楽映画でした。
大衆性があり、知的好奇心を強く刺激。
中弛みの部分は無く、画面と台詞の情報量が出鱈目に多く―庵野さんの脚本なので予測通りですが―一瞬たりともスクリーンから目が離せない!

余は、午前0時30分から1回目を観て、午前2時40分から2回目を鑑賞したのだけど、2回目の上映で寝ちゃうかも、と恐れていたのですが、前述のような作品ですから眠気を催すどころか、目が冴えて。
今も興奮で寝付けない!

「シン・ゴジラ」の一番良いところは、人間讃歌を描いているところです。
まさか、怪獣映画で、人間讃歌を謳い上げるだなんて!
日本讃歌、日本人讃歌、だと途中まで感じられる作りで、これはこれで驚きでしたが、見終えるとこの物語は広く人間讃歌を描写していたことに気付きます。

過去のゴジラ映画に登場した超科学兵器も出なければ、ご都合主義的な救世主も現れず。
日本を救いたい、人類を助けたいという願いと叡知と決死の覚悟でゴジラに挑み、それでどうにかゴジラを不全にさせる、そこに胸を打たれました。

「エヴァンゲリオン」の楽曲も担当した鷲巣詩郎さんが「シン・ゴジラ」の劇伴音楽も担っているんですが、それでエヴァゲリのヤシマ作戦の曲を転用する遊びをみせたり、一方で伊福部昭さん作曲の一連のゴジラ特撮映画サントラを使用したり。
等々、エヴァゲリを視聴した経験がある人にも、ゴジラシリーズ大好き人間にも配慮した演出を随所に施していて、そんな部分も心地好い(笑)

ちなみに、吾輩の隣で鑑賞していた若い女性二人組は、場内が明るくなってから『ヤバい』を連発。
語彙が貧相なのか(苦笑)、『ヤバい』を互いに延々と言い合い、絶賛してました。
怪獣映画に、一見、縁遠そうな女性たちも魅了した「シン・ゴジラ」です。

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