おはようございます!ば〜ちです。
先日行った霞ヶ浦で、チューンしたSVスプールのテストを軽くしてみました!
このあたりのルアーを使って、
①フルキャスト
②ショートキャスト
③ピッチング
これらを軽くやってみました。使ったルアーは次の通り。
・レアリス・ジャークベイト 120-F
(17.1g)
・ダイワ・デカピーナッツII DR
(15.5g)
・O.S.P・ブリッツMR
(9.5g)
・エバーグリーン・D-ZONE 1/2oz
(実重量約21〜22g)
・一誠・キャラメルシャッド 5in
(約18g)
そして限りなくイコールコンディションにする為に、リール本体の17TATULAは全て同じ本体で、スプールを入れ替えてをしてやりました。
タックルは、
ロッド:ブラックレーベル バーサタイル 681MRB
リール:17-TATULA XGL
ライン:フロロマイスター 12lb
まずはノーマル。
…
といきたいところですが、これは散々使い倒してますから、まあ軽くで。
ちなみにいつもはブレーキ目盛りは2〜5の間を多用してます。夏場はPE3号にフロッグをよく使います。
ノーマルは良くも悪くも、良くブレーキが効き、トラブルが少ないこと。
それがデメリットにもなり、後半、特に飛距離の2/3あたりから急激な失速感があります。
これはフルキャスト時に著しく出ますが、ある程度シャープな振り抜きでショートキャストすると、失速感が出る前にアプローチポイントに入るので、着水前のサミングでじゅうぶんいけます。
が、ピッチングは着水音に気を使うあまり、柔らかくキャストするとどうしても引っ張られる感が出てしまって、ルアーが浮きやすくなってしまいます。
まあ、この大ヒットリールのノーマルは皆さんお使いでしょうから、次いきましょうか!
次は、TDジリオンHLCのバネでチューンしたスプール。
①フルキャスト
ハートランダー・弟にも使ってもらったが、投げ感がTDジリオンHLCのまさにそれ!
ハッキリ言ってSVの意味(笑)みたいな。笑
ですがやはりそこはエアブレーキ!SVの特性は残しつつ、HLCの、しかもあの超ピーキーの初代の抜け感があります。最後の引っ張られ感がほぼ全くありません。
これは驚きのキャストフィール。
ブレーキ目盛りは7で若干浮くけど収束をしっかりして、着水前のサミングでokレベル!
8だと気持ちブレーキが残るかな?くらいですが、ノーマルより遥かにブレーキの残り感が無い。
6だとちょいサミングは必要。
恐らく、エアブレーキの特性のインダクトローターの出入りがほぼ無くなるのでしょう。でも、SVスプールは元々少しだけ常に磁界に入ってる状態だから、あまーく最後はブレーキが掛かってくれる。
これはなかなか(°▽°)
②ショートキャスト
正直、これはやりにくいです。笑
初代HLC自体、ショートキャストにはあまり向いてないし、出来るけどサミング必須になってくる。
でも、ブレーキ目盛りを8、9あたりにすればSVノーマル特有の引っ張られ感はかなり少なくかつ、ブレーキは効いて最後はふっ、と抜ける感じを得られます。
③ピッチング
SVスプールの宿命ともいえる緩いピッチングでのルアーの浮き上がりがほぼないです。
ブレーキ8、9あたりを使えば低弾道でのピッチングも楽々出来る。
使ったルアー達でいくと、空気抵抗が大きいものは少し苦手傾向はノーマルより出ますね。逆に空気抵抗の少ないものは、初代HLCのような伸びを体感できます。でもSVの特性は残っているっていう、なかなか不思議な感覚。笑
面白いリールに化けました(≧∇≦)
では3つ目。
初代STEEZ 100(マグZ)のバネでチューンしたスプールへ交換。
①フルキャスト
お?
これは。笑
むしろこのバネの方がノーマルでいいのでは?笑
あまりにも安定感が半端ないです。もはやストレスフリー・バーサタイル!
引っ張られ感もそこまで無く、ちょうどいい!
ブレーキ目盛りは7がいい感じ。6だと少し浮くけどちょぴっとサミングすればなんの問題も無い。
②ショートキャスト
これはいい!いいよ!
先程のHLCのように初速を稼ぐように振らなくても、甘く振ってじゅうぶんピンスポットに入れられて、ブレーキも必要なだけ効いてくれてる。
サイド、バック、サークル、スパイラル、どのキャストでも安定感抜群のトラブルレス!
ノーマルのあの「んん〜⤵︎、あとちょ〜いと…」というのが解消されています。ショートキャストのあの痒い感じがないので、すごく快適そのものです。
③ピッチング
うん!いいよ!
初速を出さなくてもルアーは浮かない。もはや何も言うことが無いほど。
ルアー別に言っても、すべてにおいて安定そのもの。
最終的にキャラメルシャッド3.5in(約6g)に1.3gのネイルを打ったものを使ってましたが、もはや無敵です。空気抵抗小プラス1/4ozあたりはドンピシャでしょう。引っ張られ感が無いのは、SVスプールにおいてはかなり大きいメソッドだと思います。
ブレーキは6、7あたりでたまに8に入れるかなでじゅうぶん安定します。
ピッチング〜ロングキャストまで、ノーマル以上のストレスフリーを得られますよ。
結果!
HLCチューンはロングキャストにはスプール重量も相まってかなりの威力を発揮します。何よりあの最後の抜け感、伸び感は初代HLCを彷彿とさせます。ハートランダー・弟も笑ろてました。(≧∇≦)
STEEZチューンは何故このセッティングで売り出さなかった!!と言いたくなるほどの完璧なるSV感!同じブレーキ目盛りでノーマルを使う方も多いかと思いますが、ハッキリ言って¥200と少しの作業でこれが手に入るなら、かなり有用なチューンです。
同じブレーキ設定でこれ程差が良い方に出るのは凄い。
以上、3種類のざっとテストしてみたフィーリングの報告でした!
このチューンリール(スプール)は、現行のダイワ製品には無いものになりました。内容としてもなかなか面白い結果でした。
また夏のフロッグゲームでのPEを使ってのフルキャストなんかしてみて感触の違いをお届け出来たらな、と思います。
あ、
リールカスタムは全て自己責任にてお願いします。
特にバラしを伴うものはメーカー保証も無くなるので、今回のチューンも恐らくそうかと思います。
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