Bordercollie マシャのゆるゆるアウトドア&シニアライフ

ボーダーコリーのマシャとアウトドア好き飼い主とのゆるい日々の数々。

闘病記録② 2/22~2/28

2023-03-13 23:41:59 | 日記
2月22日 入院
朝からの様子を説明して、すぐにエコーで腹部を診てもらい、採血、生化学検査をしてもらう。
全くおしっこが作れていない状況で、すぐに入院治療することになった。
CRP値が高く腎機能に異常が見られカリウム値が高いのでトイレも出ない。
年齢を考えると厳しい状況であることは否めない。
翌日が祭日と休診日が重なっていたが、手遅れにならず処置してもらえてありがたい。
初めて担当してもらった先生だったが、入院中の夜中も様子を見に来てくれて献身的に診察していただいた。

2月23日 入院2日目(休診日)
朝と夜2回、マシャの様子を電話で知らせて下さった。
体調を見ながら点滴を調節して入れてもらう。

2月24日 入院3日目(面会)
院長先生から病状、経過報告と治療方針について説明を受ける。
担当が従来からの院長先生と今回診て下さったS先生の2人体制となる。
少しずつおしっこを作れるようになってきて、院内ドッグランで用を足すこともできたそうだ。(ケージ内ではできるだけガマンをするらしい。)
家でも安心のため夜だけオムツをして、日中は庭でしかしないからね。

面会もさせていただけた。
(診療時間中なら1日何度でもとおっしゃっていただいたがお仕事の邪魔になるし、マシャの治療の妨げにもなると思って1日1回の面会にさせてもらった)
コロナ下で人間用の病院や施設は未だに制限が厳しいのにね。

私たちが来たのがわかるとすぐに起きた。

むくみでマズルが大きくなっているのに驚く。
シュッとしたマシャの顔じゃない。

大型犬も入れるように工夫されたケージ。2個分使用。
トイレシートの下にはヒーターが敷かれており、急変に対応できるようカメラも設置されていた。

ケージから出してくれた。
まだしんどいのに何とか立って元気な姿をみせようとする。

2月25日 入院4日目
午前の面会時に院長先生から「おしっこも作れるようになってきたから、夜だけでもマシャを家で過ごせるようにしましょう。」との提案があった。

長年お世話になっているし、先生自身もボーダーコリーを飼われていたので「入院がマシャのストレスになるし、マシャがいないおうちは変でしょ。」と気遣って下さった。
「但し、朝9時に預かって夜7時に迎えに来られるなら」の条件付きで。 
そして土曜の夜、4日ぶりに家へ帰ってきた。
むくみが取れ、いつものマシャサイズのマズルに戻る。


マシャの布団の下には冷えないように電気カーペットを入れた。
リビングにキャンプ用コット(簡易ベッド)と寝袋でマシャを傍で観察しながら寝ることにした。
部屋も以前よりさらに暖房高め設定にしたので寝袋でも風邪をひく心配なし。
水分と食事量、排せつの様子を細かくメモし毎朝、先生に報告する日が続く。
20:00~8:00
 やぎミルク&水を約500cc摂取、尿量もしっかり。食べ物は拒否。
 降圧剤朝晩各1錠
  
2月26日
マシャの病児保育が始まる(笑)朝預けて夜お迎えなので保育園児みたいで。
高齢者介護のデイサービスっていうより保育園に預ける感覚でした。
1日2回の病院通いは2人で行い、会社勤めでなかったことが助かった。
普段なら私1人で車に乗せ連れて行っていたが、さすがにぐったりした状態では抱きかかえるのは一苦労です。
体重16㎏のマシャでさえ大変だったから大型犬だとさらに重労働ですよね。
何かしら工夫が必要だと思う。(以前、ペットホテルで大型老犬を担架で運ぶのを見たことがある)

翌日お休みの担当医S先生から誕生日の花束を頂く。丁寧に診て下さる。





20:00~8:00
 水を約350cc、療法ドリンク少し、無糖ヨーグルト少しなめる。
 尿量ふつう。 降圧剤朝晩各1錠
 ※日中、S先生から療法食を入れてもらっているので無理強いはしない。

2月27日 15歳誕生日
院長先生から今後の方向性と私たちの希望を尋ねられる。
静注点滴でカリウム値は改善(基準値内の4.1mEq/lまで下がった)が見られたが腎臓系が大きく改善していない。
マシャの負担を考えて皮下点滴に変えてみることを提案された。
皮下点滴なら1日に1度、診察時に注射して帰宅できるので飼い主にとっても時間に制約されなくなるし、安定してくれば家で飼い主が注射することもできるので金銭的な負担も軽減する。
長期戦になることを視野に翌日から皮下点滴で様子を見ることにした。

夜はご近所のマシャ友わんこsも来てくれてマシャも嬉しい誕生日になった。
20:00~8:00
 やぎミルク&水を約530cc、尿量しっかり。食欲なし。降圧剤朝晩各1錠
 
2月28日
皮下点滴、抗血栓薬注射する。
おしっこが出るようになったせいか、幾分元気になってきた感じ。
皮下点滴が効いて眠っている時、走っている夢を見ていたんだろう。
もう力が入らなくなった後ろ足を懸命に動かしていた。
(マシャはパピーの頃からよく夢の中でも走っていました。)
その姿に生命力を感じ、まだまだ頑張れると思っていた。
12:00~翌8:00
 やぎミルク&水&療法ドリンクを約580cc、尿量しっかり。食欲なし。
 降圧剤朝晩各1錠

闘病記録③につづく・・・ 
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闘病記録① 異変前

2023-03-13 17:57:14 | 日記
去年から少しずつ後ろ足の筋肉が衰えてきたものの、ゆっくりですが坂道の多い街を朝晩必ず散歩に出ていたマシャです。
上り下りだけでも大変ですが、少なくとも30分は歩いていました(階段は負担になるので抱いていました。)

※この腰ベルトはパパの登攀用ベルトを代用したもの。タオルで代用するのもありです。市販ベルトは細くて使い勝手が悪くうちには合いませんでした。
2月に入り、排せつ時に急に腰の支えが必要になってきました。
それでも支えてやれば、歩きたいという意欲はあり「マシャさんの言うとおり」と気の向くままに玄関先を歩く日々。 2人揃って見守りです。


マシャ用ローソファーに飛び上がるのも少し大変そうになってきたので撤去。
リビングもお布団にしバリアフリーに。この頃から急激に散歩量が減る。
それでも家の中では自由に歩き回り、庭に出たければ玄関ドアまで行き合図をしてくれました。

暖かかったある日、少しだけ庭で外の空気を楽しんでいました。

食欲もあり、炊事中になるとキッチン傍で待機です。

「マシャも年とったなぁ。」と感じるだけで病気の兆候なんて微塵も感じさせなかったのに。

2月20日 最初の異変
エアコンも綿入りベストも着せていたのに寒いのか時々ふるえる。
血流が悪くなっていたのか手足先がいつもより冷たい。
さすって暖めてやるとふるえも止まった。室温を上げ暖かくして様子をみる。

2月21日

ピアノを聴きながら眠っていたマシャがコーヒーの匂いにむっくり起きる。
「今日のおやつは何だろう?」
おやつも食べ、夜もいつも通り食欲変わらず。

2月22日 明らかに異変
朝、庭先でうんちはしたが、おしっこが出ない。しゃがむけれど出ない。
水分を取らせて様子をみる。 フードは食べたが1時間半後に吐く。
消化していない。 吐いたらすっきりしたのか少し眠った。
再度、庭先でトイレを促すが出ない。
「これは異常!!」と病院へ連れて行った。

前日の夜までは排せつに問題はなかったのに、突然おしっこが止まってしまいました。
そして、この日からマシャの11日間の闘病が始まりました。
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ありがとう、マシャ

2023-03-08 23:53:02 | 日記

先週の土曜日3月4日午後、我が家のボーダーコリー・マシャが15歳と5日の犬生に幕を下ろしました。
11日間の闘病の末、穏やかに旅立ちました。
体を横たえながらもずっと私たちの動きを目で追い、最後までボーダーコリーらしく生きてくれました。
マシャを愛して下さった皆様に感謝します。 ありがとうございました。

うちの子になって10日目、生後2ヶ月半を過ぎた頃。

3ヶ月ちょっと。すでに立派な立ち耳になってきた。

1歳の誕生日に。上目遣いのポーズは生涯変わらず。





春夏秋冬、アウトドアライフを存分に楽しみました。

マシャと共に過ごしてきた時間は永遠で宝物です。
もう実際に姿を見ることは叶いませんが、見えなくても常に近くにいると思うのでこのブログも続けていこうと思っています。
飼い主二人のシニアライフを時にはマシャの思い出と共に綴っていくつもりです。
マシャと行った去年の旅や今年のスキーもまだUPできずなので気長にお付き合い下さい。 なんせ、ゆるゆるシニアライフですから(笑)

参考になるかどうかはわかりませんが、マシャの11日間について後日書いていこうかとも考えています。
スーパーシニア犬の日々の一助になればと考えているところです。


ありがとう、マシャ
うちの子になってくれて。パパとママを幸せにしてくれて。
愛してるよ、ずっと。
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秋の蒜山キャンプ 2

2023-03-02 23:02:02 | キャンプ
2022/10/09 キャンプ2日目
やっぱり天気は下り坂。何とか雨だけはふらないでほしい。
まずは、キャンプファイヤー広場までお散歩。





この場所のニオイがみんなと遊んだ記憶を呼び戻したかな?
珍しく小走りして嬉しそう。



朝食後、家族の時間。 甘えん坊マシャ


再会!! ジーター&JJとスコットが日帰りで来てくれた。
普段から互いの状況はわかっているものの顔を合わすのは、実に3年ぶり。
コロナ前だと2ヶ月に1度くらいの割で何かと集まって遊んでいたのにね。


広場で発散し我が家だけ先にサイトへ戻る途中、事件が!
ゆっくりゆっくり歩くマシャを敵と勘違いした1匹のスズメバチが、マシャの背中に止まり毛の中へ入っていこうとした。
危ういところでマシャパパが果敢に払いのけ、胴体がちぎれて難を逃れることができたが、ふみつぶしたせいなのかその後も仲間のスズメバチがサイトを何度も横切るという恐ろしい体験をすることになった。

サイトではハチ撃退スプレーで何とか追い払えたけれど、1匹だけとはいえスズメバチは恐怖でしかないよ。
やっぱり森の山側サイトだからハチの巣とかあったんだろうか?
牧場サイトではこんなの1度も経験したことなかったのに・・・

人間の3年も大きいけどワンコの3年は更に長いよね。
JJとはパピーの時に1度会えただけだもの。



最年長のマシャはもう年下のboysとは遊ぼうとしない。寂しいね。
撮影時には腰に負担がかかるのか、お座りも待てもしなくなった。悲しいね。

マシャが行っちゃって「僕らはどうすれば・・・」のboys.

「ピザ窯持ってきてるよ」ということでお昼は持ち寄りピザパーティ。
ジーターママがサラダや果物も持ってきてくれて豪華なランチになりました。
ごちそうさまでした。

ランチ後は森の奥にある団体サイトへ。


JJとスコットは大はしゃぎで走り回る。少々の雨でも平気。

左からスコット、ジーター、JJ 頭にリボンを結ばれいじられるJJ.

名残惜しかったけれど、雨も降り冷えてきたので日が落ちる前に解散。
ジーター&JJ家、スコット母さん、急な声掛けにもかかわらず来てくれてありがとう。
やっぱり気の合う仲間と会っておしゃべりできることが何よりの癒しだね。



夕食はあたたかいポトフとジーターママからもらったサラダ。

翌日最終日もやっぱり雨。っていうか蒜山だけ天気悪かったみたい。
秋雨のせいでいつもより冷えこんだので寄り道せずまっすぐ帰宅。
2022年のキャンプはお天気に翻弄されまくり。
マシャパパの晴れ男パワーも年と共に効かなくなってきたかな。

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秋の蒜山キャンプ 1

2023-03-02 21:26:11 | キャンプ
2022/10/08 1日目
悪天候で消化不良になった2週間前の木曽路キャンプのリベンジなるか?
コロナ禍以前は恒例行事のようにボーダーコリー仲間と度々訪れていた蒜山高原休暇村キャンプ場へ。





今回もお天気が怪しいの・・・。
キャンセル待ちが出て急遽行くことになったのだけれど我が家からは2時間半ぐらいのドライブで行ける距離。
朝、ゆっくり出て現地のスーパーで買い物してチェックイン。

コロナが少し下火になった10月三連休だったので制限区画以外はいっぱいで選択の余地なく初めて山側サイトを使うことになった。
いつも牧場側ばかりだったから1度山側もって思ってたからそれはよかったんだけど・・・



寒いよぉ! 着込んでも足元から冷える。

寒いのはおなかがすいたせいかも・・「ランチにしよ。」

家に冷凍ピザがあったのでピザ窯と一緒に持ってきた。
熱々焼きたてピザはいいね。マシャにもパリパリ生地部分をおすそ分け。
満腹になっても日差しがないから、やっぱり寒い。

焚き火をする前にお散歩しよう。歩けば暖かくなるかも。
受付棟そばの懐かしのファイヤーサークルまで歩く。
マシャも若い頃はここでよくディスク投げで遊んだね。


時おり、青空が。お日様もっと光を!!



薪用に庭の木も数本持参。かなり硬い木なので割るのも大変。

秋の山の日暮れは早いので火がついたら焼き物から始めよっか。

スーパーで見つけた鮎の塩焼きとイカの串焼き。
そして、これまた持参したジャガイモに缶ツマの牡蠣のオイル漬けを載せてD.Oで蒸し焼きにしてみたよ。


まるでグローブのような肉はハサミで豪快に。

焼き網掃除はマシャのお仕事。いつもピカピカにしてくれて大助かり。

焼き物の後は、テントでほっこり。

簡易ヒーターで暖を取りながらカニと熱燗でこりゃたまらん。

サイトの木々の合間からぼんやり月が見えたけど翌日も不安定な空模様なので今回も夜は車内で眠ることにしました。
おやすみなさい。 蒜山キャンプ2につづく・・

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