金曜日、兵庫県北部の但馬安国寺(太平山安國禅寺)に行ってきた。
紅葉したドウダンツツジが有名なお寺で以前から1度訪れてみたかったのだ。
混雑を避けるため平日のみの公開でいつも気づいた時には終わっていたけれど今年は色づきが遅く27日(水)まで公開延長すると知ってこの機会を逃すまいと急きょ日帰りワーケーションに切り替える。
県内といっても神戸から3時間近くかかる。播但道は疲れるんだよねェ😩
県道には案内板はなく、突然「安国寺駐車場まで1.3㎞⇒」の手作り案内板があって山道を進むとありました。
混雑を避けるため40人ずつ入場制限しているので30分位は待つことになるけど順番に撮影させてもらえます。
本堂に上がる前に、まず外側から見物、撮影できる。
小さな山寺でこじんまりとした境内には薬師如来像が祀られた堂前に樹齢50年程のドウダンツツジと隣に鐘楼があった。
大昔から地元の人々に守られてきた寺って感じ。
今はほとんど雪も積もらないと思うけど昔は大晦日に雪がちらつく中お参りしていた人たちの絵が浮かぶよ。
樹齢160年以上のドウダンツツジ☟
本堂内正面から
逆さドウダン①
逆さドウダン②
逆さドウダン③
1人5分程度だが真近で鑑賞し撮影できる。観光地じゃこうは撮れないものね。
実際、これだけしかないけど圧巻でした。
ここから車で15分程の出石(いずし)へ。 予報より早く雨が🌂
日本最古の時計台「辰鼓楼」は町のシンボル
14:00 遅いお昼は座席から「辰鼓楼」の時計が見える皿そば「本陣」さんで。
マシャパパは天丼に皿そば3枚がついたセット。私は通常の5枚皿そばと別に天ぷらを頼む。
一皿ずつどんどん追加していき猛者には通行手形がもらえるのが出石そば名物だけど5皿でお腹いっぱいです。
「本陣」さんの蕎麦は少し粗挽きっぽい食感。あんまり蕎麦湯は好まない2人だけどここの柚子風味の蕎麦湯は初めてで美味しかった。
軒並み皿そば屋さんがあるのでお腹に余裕があれば、食べ比べではしご蕎麦もいいかもね😋
レトロな街並み。懐かしの赤い円柱ポストや大正ロマン風の美容室も。
駐車場を中心に徒歩で十分観光できるコンパクトさ。
小雨になった頃合いで徒歩5分の出石城址へ。
紅葉の始まりの平日午後の小雨時、人が少なく静かでいい。
一瞬雨が上がり、虹が見えた。 二の丸跡より
雨に濡れしっとりしたもみじや落ち葉もいいね。
まるで伏見稲荷のよう。朱色の鳥居が立ち並ぶ有子山稲荷神社の参道に出た。
一か所で城と鳥居と紅葉。 混雑する京都に行くよりお得かも(笑)
稲荷神社入り口の有子橋からは150段ちょっとの参道になるようです。
お城と繋がっていると知らずに私たちは登城橋から上ってきたので半分はしょったらしい。
時間とお天気がよければ稲荷神社から340m上がった有子山城跡まで足を延ばすこともできたが稲荷神社でUターン。
真っ赤に色づいたオオカエデ
参道を下って一の鳥居辺りからの町並み
有子橋から稲荷神社への入り口
カエデもいいけどイチョウの落葉もいいね。
但馬の小京都といわれる風情かな
前夜に思い立ち安国寺の場所と時間だけ確認して、県内だし・・と気軽に出かけたものの思いのほか距離があって「侮るな兵庫県やっぱり広いぞ兵庫県!」を実感した県民2人でした😅 瀬戸内海から日本海まで南北にあるのでね。
県外からの方には城崎温泉に泊まってカニ食べてゆっくりされるのもお薦めですよ。 なんちゃって観光大使みたいだね(笑)
※安国寺の紅葉公開は例年11月初旬から勤労感謝の日前の平日のみ。