Bordercollie マシャのゆるゆるアウトドア&シニアライフ

ボーダーコリーのマシャとアウトドア好き飼い主とのゆるい日々の数々。

2023-03-29 23:42:40 | 日記
今年は全国的に桜の開花が早い。
わが町神戸も例外なく1週間ほど早く満開になった。
週末は雨予報だからお花見できるのもたぶん金曜までだろう。

2年ぶりに山上の桜を見に行ってきた。
マシャとマシャパパと3人一緒の2021年のお花見はこちら

神戸の山=六甲山ということになるが、いくつもの小さな山が重なり合って六甲全山縦走路というのができている。
この縦走路へは住宅街からひょこり登山口が延びていて市内至る所からアクセスできる市民のお山群なのである。

歩き始めてすぐ鮮やかに咲いたミツバツツジが出迎えてくれた。


階段がけっこうきつく晩年のマシャも苦労した山道である。
少し登っただけで息が上がる。
コロナ禍で週3で通っていたプールもやめたし、ここ1年は朝夕の散歩もゆっくりペースだったから思っている以上に体力が落ちていると実感する。

それでも15分も登っていけば、最初の展望台にたどり着く。
明石海峡大橋も見える。



春休みのせいかロープウェイで上がってきた家族連れも多かった。
平日だからBBQは営業していなかったみたい。
ロープウェイとリフトは動いていたけど山上遊園は存続するのかしらん?

昭和レトロな茶屋のある旗振山到着。

遠くに見えるのは淡路島

須磨海岸方面

森林浴コースを通って鉄拐山へ。
以前はげ山にされたところはどうなってるかな? はげ山になった春はこちら

少~しだけ木が伸びていただけでやはりはげ山のまま。眼下には海釣り公園。



今日は鉄拐山でUターン。同じ道で下ることにした。
脇道には巨大化したツバキやサザンカが。
ツバキも山の中だとずいぶん丈が伸びるんだねぇ。

マシャがお気に入りだった梅園にはほんの少しだけ花が残っていたよ。

旗振山も鉄拐山も標高300m程の低山なので気楽に登ることができるけれど、たまに救助ヘリが出動することもある山です。
数年前には崖から落ちて亡くなった人もいます。
近年は夏場にハチが増えました。服装に気を付けて山歩き楽しんで下さいね。

※ 一昨年まで必ずマシャと行っていたお山でのお花見の様子はBloggerのBordercollie マシャのゆるゆるアウトドアライフ2017年~2021年の4月の部)で見ることができますので興味のある方はまた覗いてみてください。
よろしくお願いします。
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ふたりで

2023-03-25 16:47:50 | スキー
今日でマシャが旅立って3週間が経ちます。
忙しい日が続いたので寂しさは紛れていましたが、少し疲れも出てきました。
お彼岸のお参りも早めに済ませたし、飛び石連休どうしようか。
体は休めたいけれど、ずっと家で過ごすのもなんだかなーということで思い切って先週末二人でスキー&温泉に行ってきました。

金曜(3/17)の夕方から出て恵那峡SAで車中泊。
所々で渋滞はあったものの、2人だけなのでタイムロスなく到着。
寝る準備だけしてフードコートで軽めに麺類食べてもいつもより余裕の時間。
マシャには悪いけどドッグラン寄って、フードあげて、トイレさせてという一連の時間がないので移動がスムーズなのだ。
出かける前、マシャの荷物がないことが悲しく突然涙があふれてきた私だったのに現金な話である。

翌朝(3/18)昨年晩夏の木曽路旅と同じ経路で、中津川ICから木曽御岳方面を目指す。

しばらく行くと雨がポツポツ。やはり木曽路は雨降る山の中である。
開田高原マイヤスキー場に行くつもりだったが、雨でガスって御岳は望めそうもなく2時間近くかけて行くのは無駄だと行先変更。

道中手前にある木曽福島スキー場へ行ってみた。
シニア券でイオン割引あるし、数本滑って帰ってもいいし。
ここはスキーヤーオンリーのスキー場だった。
コース設計が古くゲレンデ幅が狭い。
晴れた平日にササっと滑って帰るのが良さそうなスキー場だった。



雨除けポンチョの裾が風ではためくし、視界も悪くなる一方だ。
みぞれ雨になってきたのでさっさと上がる。

「昭和だねぇ」
大きな灯油ストーブの周りに帽子や手袋干すの光景が何だか懐かしい。

ランチは開田高原にあるお蕎麦屋さん(霧しな)へ。


とうじそば(人気はすぐきとうじらしいけど普通にしたよ)とそば粉コロッケを注文。
ここのとうじそばの具材は豚肉ときのこ。一般的なのは鶏肉かな。

木曽福島からトンネルを抜けて開田高原に入ると景色が一変し、木々の種類も変わる。

開田高原付近は宿泊先少なく乗鞍高原へ雪道ドライブ。峠道が厳しい。

高山方面と乗鞍方面との分岐沿いのあずさ湖が雪で神秘的。

今回のお泊りは休暇村乗鞍高原。
急な予約だったけどリフト券付きでおまけに信州割も使えたお得なプランで泊まることができました。(休暇村スキー場は閉鎖中)

部屋からの眺め


歌舞伎パックで見栄を切るワタクシ。おバカやってます(笑)
食事はバイキングだけど温泉でゆっくりできたし、設備的にはやはりペット宿とは違うわね。

3/19(日)は快晴。 昨夜と全然違う青空。つららが光ってきれい。


雪質もよく久しぶりに乗鞍でスキーを楽しめた。
マシャパパはガイドさんと乗鞍バックカントリースキーやテレマーク講習会で今もちょくちょく行っているけれど、私はスコット家と一緒に行った2017年以来のMt.乗鞍スノーリゾートスキー場である。
この年は異常な暖冬で滑る所ほとんどなかったんだよね。


㊧前方に木曽駒ケ岳が見える ㊨BCスキーで乗鞍岳へ上がっていく人たち






朝からたっぷり滑り、13時過ぎに引き上げ松本市へ向かう。
遅めのランチはマシャパパが1度寄ってみたかったというお店へ。

本来、お蕎麦屋さん(松花)なのに居酒屋さんみたいにメニューが並ぶ。
メニューの多さよりさらにびっくりしたのは、量の多さ。
下山した人たちがよく来るのでボリュームがあると聞いていたマシャパパは「山賊焼き定食」私は「梅とろろそば」を注文。

山盛りの唐揚げに目を丸くして「えっ、すご!」と思わず声をあげてしまった私に店員さんが「取り皿お持ちしましょうか。」と言ってくれた。
2人で取り分けてもご飯は食べきれなかったマシャパパでした。

お土産を買いに寄り道して、松本ICから帰る。
名神で事故渋滞しつつも何とか10時過ぎに帰宅。
普段ならお風呂入ってお茶漬けサラサラぐらいしてからお疲れさんとなるのに
8時間以上経ってもお腹が空かず、運転より食べ疲れで寝てしまった(笑)

我が家の旅はいつもマシャ同行だったので、結果的に今回のスキーもマシャとの思い出を辿るようなコースになってしまいました。
寂しい反面まだまだ長い人生、再びふたりで進んでいこうと思えた旅でもありました。 
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春の気配

2023-03-17 14:50:56 | 日記
咲き始めが例年より遅かったが今年は1ヶ月以上咲いてくれた庭の梅。
時おりメジロがやってきて楽しませてくれる。

先週、久しぶりにスーパーの店頭に出ていた生いかなごをゲットしたよ。
年々捕獲量が減り、価格も高騰。 阪神間の今年の漁期は5日間。
値段よりどこへ行っても物がないので、店頭で目にするのが奇跡的なのだ。
5、6年ぶりなので来年はないかもと5パック(5kg)購入。
(8パックしかなかったのでほんの気持ちだけ残しました)

10年ぐらい前までは2月末から3週間程の間、マシャの散歩中あちらこちらのお宅からいかなごを炊いているにおいがしていたものだ。

頑張って炊きました(4種類味変させてます)ごはんのお供にいいのよね。
お世話になった方々へもお裾分け。

1年前(2022/3/16のマシャはぽかぽか陽気の玄関前で熟睡中。
番犬になってないやん!(笑)
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感謝

2023-03-16 18:38:46 | 日記
マシャが旅立ったことを知ってたくさんの方々がお別れに来て下さいました。

極々親しい方だけにお知らせしていたんですが、伝え聞いたご近所の方たちからもお花を頂いたり、励ましていただいたり、本当にありがとうございます。

遠方のお友達からもたくさんお花やメーセージが届き、こんなにもマシャを愛して下さったのかと感謝しかありません。
「私たちの時は、こんなに集まってもらえないね」と2人で言っています(笑)


マシャが荼毘にふされた朝、雨戸を開けるとシロクロの猫が居てじっと私を見上げていました。
思わず「え!マシャ」と声が出てカメラを取りにいっている間も逃げずにじっと見つめているのです。
地域猫なんでしょうが今まで見たことなかったし、この日以来現れることもありません。
マシャ、ブラッシュアップライフ2回目?
迷信を信じるタイプではないけど、あまりの偶然にマシャが「今からお空にいってるよ。」と使わした猫かと思ってしまったほどです。

以前、朝散歩でお会いしていたおじいさんが「この子に会えた日は1日しあわせ、今日はいい1日♪」と会う度におっしゃって下さっていた。
マシャのおかげでたくさんのいいご縁があって、これからもしあわせと思える毎日を続けていくよ。

今朝、マシャの姉弟 (1歳下の同胎犬)のレオっちが3月1日に旅立ったことを知りました。今は向こうでふたり一緒に仲良く走り回っていることでしょう。
お互いに前を向いて進んでいきましょう。マシャとレオっちのために。

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闘病記録③ 3/1~3/4

2023-03-14 21:01:19 | 日記
急性期の1週間を何とか乗り越えたが、未だ腎臓系の数値は改善しない。

3月1日 
もう日課になった病院通い。
体は辛いはずなのに、車のキーを持つと「お出かけ♪」と期待する表情を見せるマシャが愛おしい。

皮下点滴、抗血栓薬注射をしてもらう。


夕方、1週間ぶりにうんちが出た。入院した日の朝の量が通常の半分だったからまだ腸に残っているような気はしていた。
お腹がすっきりしたせいか幾分、表情はいい。

マシャにはしんどい思いをさせるがお尻周りをシャワーする。
普段なら私が洗い、乾かし担当のマシャパパがタオルを持って待ち構える流れ作業方式を15年ずっとやってきたが・・。
パパがマシャを抱き椅子に腰かけ、私が手早くシャワーするという恰好。
支えているパパの腕はパンパン。マシャもパパも頑張ってくれた。

12:00~翌8:00
水分約350cc 水以外飲まなくなった。 便通あり(緩うんち)、尿量ふつう
降圧剤朝晩各1錠(夜の分はいつの間にか吐き出していた)

3月2日(休診日)
朝、少し下痢あり。水っぽいだけだったので濡れタオルで拭いて病院へ。
休診日だが予約診療で皮下点滴。
自宅でできるよう皮下点滴の練習をする。長期戦の覚悟だ。
慢性疾患のワンニャンが自宅で行うケースが多いそう。
猫の場合、2年近く頑張れる子もいるらしい。
点滴と共に止瀉薬、抗血栓注射をしてもらう。

痰を出す仕草が増える。口の周りが黒ずんできたのが気になって聞くと寝ている間に少しずつよだれが出ているせいらしい(元々よだれが多い犬種ほどではない)

12:00~翌8:00
水分約300cc 午後と夕方の2回下痢あり。尿量少なめ。
降圧剤朝晩各1錠(いつの間にか吐き出していた)

毎晩2時間毎に体勢を変えたり世話をしていたので睡眠不足になり、一晩寝番を交代してもらう。
1週間ぶりに私はベッドでぐっすり、寝不足解消。 
何度もマシャを抱きかかえるパパは腰と腕の筋肉痛。介護は体力勝負だ。
夜中から少しマシャの呼吸が荒くなり、朝まで寝られなかったパパである。

3月3日
再びマシャのおしっこが止まる。下痢もある。
朝からシャワー、そして病院へ。
皮下点滴、止瀉薬、抗血栓薬に加え、制嘔吐剤を注射。

12:00~翌8:00
食欲なし、水も拒否するようになった。
輸液が入っているので水分摂取量としては足りているのだろうが・・
薬の効果が切れてくるのか夜中になると呼吸が荒くなる。前夜より荒い。
「早く朝になって」と祈るばかりだった。

3月4日
状況を伝え、再検査するも数値は悪化。
利尿剤、抗血栓薬、制嘔吐剤を注射。

時おりピクピクと軽いけいれんが出てきた。尿毒症の兆候が表れだした。
マシャを苦しめるだけになるのでこれ以上の治療は止めることにした。

この後に起こりうる病変の説明を受け、激しいけいれんが出た時のために座薬を用意してもらう。但し、座薬を使うときは終わりを意味する。
「今日明日が山」と理解する。
私たちにできることは少しでも呼吸を楽にさせて穏やかな過ごさせてやりたいとお願いし、酸素ボンベをお借りした。

帰宅後、軽い下痢があったのでマシャにはしんどい思いをさせるが軽くシャワーをする。その時に下血があった。
予断を許さぬ厳しい状況であることを突き付けられた瞬間だった。
すぐに寝かせ酸素を与えると落ち着いた様子を取り戻した。
酸素をお願いしてよかった。



24時間可能な1500L
デルタ株コロナが蔓延していた時にインドで取り合いになっていた物と同じサイズだ。※慢性の呼吸不全のワンニャン用にレンタルの酸素ケージもあるそうですよ。

この時は「翌朝、新しいボンベと交換してもらおう。」と話すほど落ち着いた様子をみせてくれ、マシャパパはシャワーを浴びに行き、私は心配してくれているマシャ友さんたちにLINEで現状報告をする余裕さえあった。

その後2人揃って見守っていると急に体を伸ばして大きく息を吸い、1度は私たちの呼びかけにも反応してくれたが目が遠くを見つめた瞬間、尽きた。

急性腎不全からの尿毒症発症ということになります。
強いけいれんもなく座薬を使うことなく穏やかに旅立たせてあげられたことに安堵しました。
この文章を書いている今も涙があふれてくるけれど、マシャは犬生を懸命に生ききったと思います。

もっと早くに気づいていれば(最初の検査で少しずつ軽い貧血が出ていたかもと言われたので)もっと長生きできたのかなとか考えることはあります。

「動けず生きているだけがマシャにとって幸せかどうかも考えてマシャ家としての治療の方向性を教えて下さい。」と急性期直後に今後のリスク等の説明を受けた際、先生と十分に話し合いマシャも私たちも十分頑張った11日間だったと思うし、思いたいです。

マシャの経過を辿ることは辛いことでしたが、高齢犬を飼われている方の何か参考になるものがあれば幸いです。
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