グレーの空が広がる生憎の天気の中、
朝8時過ぎ、満面の笑顔でいつも明るいちわワン姉さんが、自宅に迎えに来てくれた。
途中、イデラン、キャプテン、がっちゃんを拾って、ちわワン号は一路天草へ。
今回の苓北夕やけマラソン2014、チームうえけんから5名の参加、
行きの車内は、持ち寄ったお気に入りのCDで朝っぱらからカラオケBOX状態、
苓北までの3時間半、楽しい時間が過ぎていく。
単なる慰安旅行になりつつあった。
11時半頃、苓北町到着。
昼食に富岡港近くのチャンポン店明月を訪ねるも、営業は12時半からとのこと。
んっ、出鼻をくじかれる。
これは、今日のレース展開に悪い予感・・・。
(ちなみに前回の明月来訪時のブログ)
気を取り直して、苓北商店街内のかどや食堂へ。
スマホで調べたチャンポンの有名店らしい。
さぁ、注文したのはもちろんチャンポン、
鶏ガラスープにこぼれるようにたっぷりと盛った数々の野菜、
良い意味で大きく期待を裏切る大満足の一杯だった。
お店を切り盛りされている高齢の御夫婦の感じがとても良く、
500円のコストパフォーマンスも満点。
自分の中では明月を上まわる評価、次回、苓北に来る時もここだ。
さぁ、しっかりと腹ごしらへをしたら大会会場へ。
小雨が降る中、12時40分から行われている開会式を脇目に会場到着。
苓北町農村運動広場で開会式に参加しているランナーはたぶん100人もいない。
雨も降って寂しい雰囲気だ。
受付で、当日支払いの参加費2,000円を支払い、
参加賞として内田皿山焼製大会記念コーヒーカップ、みかん2袋、うどん引換券と温泉券をいただく。
物をもらうと嬉しいもので、雨天でローになった気分が一気にアップ、
コストパフォーマンスが高いと気分も上がる。
13時30分、10kmの部のスタート、激しい雨が降り出した。
大粒の雨がアスファルトを叩きつける。
はるばる苓北まで来て、こんな雨の中を走るのか・・・とやる気が失せていく。
このまま温泉に入って帰ろうか、そんな気分になったりして。
今日のレースプランは、スタートからゴールまで4'30"/kmで押そうと考えていた。
しかし、アップしながらチャンポンが胃の中で暴れている。
スープ一滴残らず食べたのは良くなかったか。
おまけに追加注文したオムライスが身体を重くしている。
ストレッチしながら潔くレースペースを4'40"/kmに下方修正。
ガーミンのラップセットをやり直す。
スタート時間の14時30分が近くなるにつれ、空が明るくなってきた。
ところどころには雲の切れ間に青空も見えてきた。
100m程度のWSを3本、気分を盛り上げていく。
スタート前にチームうえけん5人で記念写真撮影、
苓北町役場の方が気持ちよくシャッターを切ってくれる。
チャンポン店で、そしてスタート前に触れた地元の方々の温かく優しい人情。
頑張ろうという気持ちを、背中を、押してもらった。
スタートライン、
誰も前に並ぼうとしない。
雨で参加を見送る方もいたのか、名簿では165人のエントリーだったが100人くらいの参加者?
せっかくなので最前列に位置取る。
隣には、お~っ、ゲストランナーの旭化成の佐藤智之選手が。
ジョガーの私が隣に並んですみません。
14時30分、苓北町長さんのピストルでスタート。
左手のガーミンがキロ3分10秒のペースを表示した。
いかん、いかん、500mももたん。
ペースをグ~ッと落とし、何人ものランナーにゴボウ抜きにされながら、ペースを作っていく。
ST~5km地点
苓北町農村運動広場から、まずは富岡に向かって北上する。
富岡の街中では店先や自宅の前に地元の方が出てこられ、手を叩き、声をかけていただく。
小振りな干柿にあんこが入ったおまつさんお薦めの「柿大将」の販売店「黒瀬製菓舗」からももちろん応援ありだ。
富岡港を過ぎたら、富岡城跡に向かって小さな上り、
一人、二人、三人・・・ペースは維持したまま数人のランナーを抜いていく。
富岡をぐるっと回って、富岡海水浴場の横が5km地点、
いつのまにか日差しが届き、額に汗が流れる。
エイドでもらった水を一口飲んだら、残りは顔にかける。
設定した4'40"/kmペースは、足にも気分的にも余裕があり、
富岡の街並みや海水浴場の松原を楽しむことができた。
4'12 4'33 4'38 4'34 4'43
5km地点~折返し14km地点
海に添ってひたすらサンセットコースを南下。
道路脇の内田皿山焼の案内看板が見えたら緩やかな上りが続く。
落ちそうになるペースを少し頑張って維持、
坂の頂上に着いたら苓北火電に向かって長く続く下り。
上がりつつあるペースを頑張って抑制。
火電前の建設事務所からは作業着姿の現場員さんの声援。
その後も、道路脇のほとんどの民家の前には、地元の方の笑顔の声援、
たぶん、普段は歩いたり走ったりする人はほとんどいない道路、
車だけが行き交うであろうサンセットラインを駆け抜ける100余名のランナーに
最高のおもてなしが地元の方々から贈られる。
気分はサイコー、地元の方々に感謝。
4'37 4'35 4'40 4'41 4'32 4'31 4'39 4'36 4'36
折返し~Goal
14kmを過ぎたら折返しのポール。
来た道を戻ると、
沿道の方々から往路と同じような笑顔の声援、
しかし、言葉が変わる。
「さよならぁ~、また来てねぇ~。」
なんか、胸がジーンとなりながら走る。
19km過ぎ、往路から右に入ったところでラストスパート。
最後まで設定ペースを維持し、そこそこのスパートもできて気持ちよくゴール。
このレース、良い!!
4'37 4'39 4'40 4'44 4'42 4'29 4'22 0'09(1:36'32")
ゴール後は、ダウンを兼ねてみんなの応援にコースを逆走、
キャプテンはいつもの笑顔で手を挙げて、
がっちゃんは笑顔だがちょっと重そうな足取り、
ちわワン姉さんは股関節痛は大丈夫だったようだ。
並走しようと思ったイデランもキロ6分を切るペースで追いつけない(笑)
みんな頑張って苓北路を楽しんだみたいだ。
みんながゴールしたら、
うどんを食べて、
会場隣のトロトロヌルヌルの麟泉の湯で汗を流し、いざ熊本へ。
帰りの車内も持ち寄りのCDを聞きながらの楽しい時間。
充実した楽しい1日だった。
さぁ、次は本命の天草マラソンフルだ。
目指せ、自己ベスト!!
コメント一覧
弁天ジョガー
うえけん
弁天ジョガー
ちわワン
うらちゃん
はっしー
最近の「RUN」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事