小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

社内一期一会

2017-03-28 00:16:31 | 職場
昨日、昼休みはまだ雨模様。寒くもあり外に出たくなくビル内のカフェでサンドイッチを食べていたら突然ミウチが通りがかって手を振っている。

このカフェはミウチの縄張りでここ来ると必ずと言っていいほど彼がいる。基本的に声をかけてきたことはなく気づかないふりで通り過ぎるのだが今日はどういう風のふきまわしだろうか。

せっかくなので彼のテーブルに移動して初めて一緒にランチをすることに。何か話しかけようとしたらいきなり「俺 辞めますから」
「ええっ!ユカ嬢は知ってるの」と聞くと、言ってあるがまだ退職日は詰めてなくて。5月いっぱいくらいで辞めたいとのこと。

前回入社1年目の男性が抜擢されて管理職に決まったことを書いたがミウチは彼の先輩にあたり、よくクラブに一緒に遊びにいく仲間でもあった。社歴は私より少し新しいくらいでまぁ平たく言えば私同様「追い抜かれちゃった」組である。

客観的に見てもミウチの方が勤怠はよく、こなす仕事量も多かった。「あんなに勤怠悪くて管理職かってちょっと思った」とボソッと言ったが本当のところはちょっとではないかも

おまけにクライアントに直雇用になった人ともそもそも飲み仲間だったが今回のことは事前にまったく聞いてなかったんだそう。

先週私が人事異動についてブログでこぼしている頃、ミウチは退職を決意したようだ。
(俺の方が仕事できるのになんでだー辞めてやるー!)という気概をもつのもまた大事なことのような気がする。こういう時の対処法には特に正解がない。


それ以上特に恨みがましいことは言わず
「また(人生の)ルーレットを回さないと」と言ってニッコリしてた☻


ここでの仕事は“やり切った”ということなんだなー。まずは少し気ままにのんびりしながら次の仕事を探すつもりだそう。英語が話せるので英語を使う仕事にとりあえずはついて最終的には自分で会社でも興したいそうだ。

ふーーーーん。そうか…。
そういう話を聞くと具体的な行先探しをしないのはどうなのかとちょっと焦るが。確固たる行くべき場所ばないのにむやみやたらに出てくものでもないよなー。
誰かへの意地だけではやめてはいけない。 これで針の筵みたいな日々になったらその時はいきなり飛び出すかもしれないけど


もともとミウチと仲良しというわけではない。こうしてカフェで向い合うのもこれが最初で最後だろう。
この季節外れの寒さのおかげだな。
いい刺激になった。今日からすぐ何か変わるわけでもないが変えようとしなくちゃね。いい方向に。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿