岡山城を出て橋を渡り後楽園へ。遥か昔、偕楽園にも兼六園にも行ったことがあるので、これで日本三名園制覇である。偕楽園には梅の時期、兼六園には雪の時期に行った。いずれも、いい時期だったので良い印象。
この庭園の印象は「緑」潔いほどひたすらに芝生。植樹エリアも勿論あるけど、メインの芝生を邪魔しない場所に固まって植えてある。
高いところに登らなくても、遠くまで見渡せる。年をとったおかげでこうしたタイプの庭園の良さが沁みる。若い頃の私じゃわかんなかったろうな。
今、写真を整理して、改めて清々しい気持ちになる。整然として起伏が激しくないところがいい。
園内の景観を損なわない場所にひっそりとタンチョウもいた。築庭当時に庭で飼われていたそう。いい画が撮れないので撮影は断念したが、この庭園にタンチョウがいると映えるだろうな。
ごちゃごちゃ飾り立てずシンプルにした庭にタンチョウを飛ばす!凄い美的感覚だ。男性の感性だなぁと思ったりもする。(岡山藩主:池田綱政が約300年前につくらせた。)
ずっと眺めてられると思えたが、帰りの新幹線の切符を用意してあったので帰らねば。直通バス利用。
今度は随分華やかなバスがやって来た。岡山出身の竹久夢二デザインである。カワイイ!
誰もが1度は訪れたがる…という観光地でもないと思うが、遠くの有名観光地に出かけて、帰ってきたら節約生活というよりは、やや地味目なところに色々行こうというコンセプトで過ごした。
これで有給も終わり、また新しい仕事が始まる。
やはり出かけると気がまぎれるし、腹ただしいことも一旦リセットできるような気はする。普段ひきこもりがちなタイプだが、なるべく外に出て、自分の内面の風通しをよくしておいた方がいいかもな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます