小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

昭和喫茶ロマンス

2019-08-12 13:13:47 | 食べ歩き

毎日暑いですな。夏休みが始まってまずしたことは買い物。会社と家の往復の途中で食料だけは調達していたものの、それ以外の、洗剤とか化粧品とかの日用雑貨が安いドラッグストアを見て歩くために武蔵小山へ。一応アーケードにはなってる商店街なんだけど、暑くて暑くて休憩なしでは見てまわれません。(=_=)

なんか飲みたい、涼みたい、座りたい、という時に目についたのがこのお店。せっかく外食だし、もうちとおしゃれな感じがいいと思ったりもしたが、ここらにおしゃれカフェ多分ない。しかし、入ってみたらよかった。オープンしたてでキレイだった。

昭和喫茶といえば昭和からオープンしてるところが主流で、汚さ自慢かと思うような店内のことが多いが、店内調度品が新しい!素晴らしい!(*^^*)インベーダーゲームもあった。懐かしい!これはもうインベーダーたちと一戦交えないとならないのだが、やり方忘れちゃった。こんな時、昭和の日々は遥かに遠いと思う。

店内はずっと昭和時代のヒット曲がランダムに流れている。でもちゃんとフリーWi-Fi対応でかたくなに昭和してるわけでもなく更に好感度アップ。

私がオーダーしたのはこちら。ナポリタンとチョコレートパフェ。一緒に持ってきてもらうのが私流。ご覧いただくとわかりますがパフェの下部はコーンフレークになっております。で、パフェをちょっと食べてから、コーンフレークを具材(アイスやクリーム)とよく混ぜておく。あとはナポをゆっくり食べて、食べ終わった頃、パフェの具材が溶けて、コーンフレークといい具合に混ざりあい、今度はパフェが食べごろになるのだ。うまいんですよこれが(力説)

ナポリタンもここ10年くらいに食べた中では一番忠実に昭和のナポリタンだった。トマトケチャップに酸味があるのだ。そうだ!!昔のトマトはすっぱかった。それがだんだん甘くなり、ケチャップも甘くなったのよ。わぁー本物の昭和喫茶だ!!

まぁケチャップだけならいいけど、ナポリタンに目玉焼きをのっけて、さもナポリタンはこういうものという風に出されるのが私は大嫌い。こうやって歴史は書き換えられてしまうのだなといつも苦々しく思っていた。これを言うと大抵「目玉焼きくらい、いてもいいじゃないか」と言われるが。まっとうな継承者こそが昭和喫茶を名乗って欲しいのだ。ここは合格です。

息の長い店になってくれることを願ってやまない。私も徒歩圏だったら通うけどなぁ。(*'ω'*)ま、でも再訪はしてできる限り応援しようっと。

 

 

後日談:ここは結局あっという間に潰れた。家の近所じゃないからいつなくなったかわかんないけど1年持ったかどうかくらいじゃないかと。昭和喫茶は実際に昭和から続けている妖怪じみた店が一番生命力あるのかも。

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿