小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

新人営業とある1日

2020-07-11 18:41:30 | 仕事

コロナ終息しませんな。うちの会社も全員がフェースシールドを購入した。私はまだ使ってないけど。

さて、私のチームのチーム長にあたる上司、女性なのだが、どんな状況の家にもがんがん飛び込む。人より抜きんでるにはその人なりの武器があるのは見ていてわかったが、最近受けたアドバイスで「○○荘と書いてあるアパートも案外お金持ってる人がいたりする」という説があった。上司がそうしたアパートに飛び込んだところ、身なりに構わない夫婦がいて、上司を気に入り即金で契約してくれたらしい。

住むところにも、着るものにもお金をかけないという考え方でしっかり貯めてる人もいるのよと力説する上司。

ものは試しと先日古い木造アパート何件か行ってみた。富裕層がいなそうな下町だったが、そんな地域でも空き部屋は目立つ。窓があけ放してあってパンツ一丁で寝ている男性が見える部屋も散見され、なんとなく貧困感あり。

木造アパート在住の私としては切なさが募るのである。客観的に見てやっぱり貧乏くさいなと。貧乏なのは事実だけど。

自分の家だと気付いても気にならない建物の古さや哀愁まとった雰囲気が仕事でまわるとかなり目に付く。これもこの仕事をしてる長所かもしれないよな。現状を客観視できる(=_=)

結局、隠れ金持ちには会わなかったし、留守か居留守で収穫はなかったが帰りに先輩営業マンにばったり。上司の話をそのまま言ってみたところ、「あの人は怖い物知らずだから。自分はそんなとこまず行かないね。だいたい汚いところに汚いまま住んでる人ってだらしない人が多いから契約しても支払いが滞るよ。かといって都営やURで玄関廻りに植物を並べて意識高そうな家の人はだいたい他社で契約済みだけどね」だって

なんだか雨が続くと梅雨っぽい、じめっとした話になってしまうな。こうしたことを繰り返し仕事が身につくかどうかなんでしょうね。

 

 

 

 

 


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