まだ9月なのにインフルエンザが流行っているというニュースを見た。今年の夏の暑さによる
疲労も原因の1つだという。わかるなぁと心底同意。私も先週からずっと耳の調子が悪い。
だるさもひとしおで、外で働く中高年の皆さまはどうしてるんだろうかと思う。
この夏は暑さを少しでも避けるためにずっと団地を廻っていた。都営団地などは、ぱっと見
どこも似た感じのたたずまいだが、団地それぞれがひとつの人格のようなところがあり、
なかなか面白い。最近は練馬区の団地が多い地域を廻っており、まずは7丁目の外観が綺麗なところか
らスタート。一様に警戒心が強すぎの印象、とにかく素っ気ない。
たまたま玄関あけて話してくれた人によれば、ここには自治会がないとのこと。
団地内の交流がなく、仲良くしようと話しかけても無視する人が何人もいると悲しそう。
この人は引っ越してまだ日が浅いとのことだったけど長くなると雰囲気に染まるだろうなぁ
と思ってしまう。
次に5丁目のかなり昔からある団地。ここは建物にも人にも長い年月を感じる。そのせいか
もう何に対してもあまり心動かないような「無関心」を感じさせる人が多い。比較的
玄関付近のプライベートスペース多めなのも関係あるのかもしれん。
最後に1丁目のドーナツ型の団地。やや古めで駅や繁華街から一番遠い、団地自体も一番プライベート
がなさそうな作りだが、それだけに声かけあって暮らしてるようで人慣れ度はピカ一。だから
感じが良い人多めってわけでもないんだけど(笑)
本当に住む場所が人をつくるなぁとしみじみ思った。どの団地にもいい人も嫌な感じの人もいる。
どこに住んでも色んな人はいるんだけどやっぱりその団地のカラーはある。
朱に交われば朱くなるじゃないけど、笑顔で挨拶したいと思ってる人でも挨拶返してくれない
人ばかりのところで暮らしたら、しなくなるよね。
引っ越しってお金もかかるから、越してきて環境が合わないと思っても簡単に移れないし、
住めば都ともいうし案外適応できるのかもしれないけど、外に楽しみを作るのは大切だなぁ。
この地域に限らず色々行かさせていただいてるが、自治会のルールを守るいい人ばかりの、
均整とれた雰囲気の団地というのは見たことがない。それを目指すと辛いかもね。
暮らしにまつわる小さな事達は少なからずストレスの素にはなるのだけれど、
それも含めて面白がれたら良いのだろうね。難しいけど
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます