「遠い夏、ぼくらは見ていた」 平山 瑞穂著
十五年前の夏のキャンプに参加した二十七歳の五人が
キャンプ主催者の遺言執行人に集められた。
当時ある行為をした者に遺産三十一億円を贈ると告げられる。
行為の内容は伏せられたまま、五人にはキャンプの詳細を思い出すことが課せられた。
莫大な金への欲に翻弄されながら、各々が遠い夏の日を手繰り寄せる……。
人の記憶の暗部に迫るミステリー。
これまた、ラジオ番組での紹介で知った本なんですが・・・
読み始めるとぐいぐい引き込まれて、
あっという間に読み終えてしまいました~
ミステリーでありながらも
人の心の中の繊細さや、記憶のあいまいさが描かれていて
そこが魅力的でしたね。
他の作品も是非チェックしたいっ!