昼の地震

昼頃、お不動さまの護摩札にお茶を供え、線香を灯して親父や祖父、友人知人に話しかけていたら、同居人が『アッ！』と喚いてドアに走った。

横にぶら下がっていた地震計代わりのタコ糸に結びつけてぶら下げている5円玉が激しく揺れ、ちょっと動揺しました。

NHKはのんびりニュースを読んでいたけれど、テレ朝は『ただいま六本木で大きく揺れました』と言った。

『六本木が震源地だって』

同居人が再び騒ぎます。

千葉県東方沖が震源地でM5.4だそうで、5以上は揺れが強くなるし広範囲で揺れる。

同居人が『椅子に座っていたら下から突き上げられた』そうです。

蟷螂は一心にあちら側の住人になったみなさんと冥界電話でお話の最中、立っていたのでまったく地震を感じませんでした。

ま、たまにエネルギーを排出しないとデカいのが来るからやむを得ない。

でも7月は、千葉で高校教師をしていた、今は亡き大学時代の友人の祥月命日がある。

その友と話をしている最中に揺れたので因縁を感じました。

彼はその半生を独身で過ごし、55歳の3月に結婚して7月に三途を渡っているので、実質的な結婚生活は3～4か月。

その一生が幸せだったのか不幸だったのかわかりません。

女子高の教師生活が長く、そこで見た生徒たちの異様な行動が自分を女嫌いにさせたと話していました。

独身者だと教頭や校長にはなれないと聞いて、渋々結婚した？

今年は花と酒を備えてもらおうと思って、元Y新聞記者のH氏に冥界への手紙を託しました。

斗酒を辞さなかったH氏も、脳梗塞後は1日1合と酒を制限されていて、悲しい日々を送っています。

彼は元高校教師だった友人の墓参を、毎年欠かせません。

冥界にいる元高校教師のS君も喜んでいるでしょう。

文春の新聞広告を見て驚きました。

都知事選の小池氏のネガティブキャンペーン真っ盛りの感があります。

小池氏が知事になっても記事にはならないけれど、対抗勢力が知事になればニュースになる。

政権交代が起きれば新聞が売れるけれど、起きなければ新聞が売れないと話していたH氏の言葉が頭をよぎりました。

ただし新聞の、週刊誌の見出し広告で投票が左右されるようなことがあってはならないと思った次第です。