マンションに引っ越してきた時、某A新聞社の勧誘員から貰った時計が遂に終わりの時が来ました。
でも、なんとか回復させようと、まずはamazonからムーブメントを取り寄せましたが、針サイズが合わない。
で、針だけ探して付け替えることにしました。
3~400円だからやる。
苦節を共にした時計は蟷螂家の歴史を知っています。
子供が産まれ、幼稚園へ通い、同居人が馬券売り場に就職し、蟷螂の転職や失業など、喜怒哀楽艱難辛苦を見定めていた時計なので立派な我が家の一員です。
A新聞はとるのをやめちゃった(2紙とっていたら新聞受けが壊れたので)けど、この時計は蟷螂にとっては大切な家族です。
同居人は簡単に『捨てたら』と言いますが、そういうわけにはいきません。
41年間セイコー社の掛け時計だとばかり思っていましたが、いざ外してみるとシチズン社製でした。
41年目に初めて知ったなんて!
テレビで知ったのですが(番組名は失念)、71歳で今後子供と接する日数は15日だといいます。
蟷螂の場合はここ10年で2回です。
義母が倒れた時と義母の納骨の日です。
まぁこのコロナの時期に会いに来られても非常に迷惑なので、子供と不仲なことに感謝です。
意外にamazonではセイコーやシチズンのムーブメントは販売していませんでした。
チャイナ製オンリーで、300円程度のムーブメントもあって、選び放題ですが、問題は精度です。
まぁ壊れたらすぐに買い替えて取り換えられるという利点もあるので、気軽にできます。
ただし、中国製のプラスチック素材は耐久性が非常に悪いので、40年なんて持たないでしょう。
バスポリッシャーのプラ部品だって毎年交換です。
その都度使わない別のパーツが増えてしまうので、同居人から『捨てていい?』と聞かれて困っています。
捨てたものに限って『あ、取っておけばよかった』ということなど二度三度、もっとも捨てられない性格が災いし、部屋の中は倉庫状態です。
早く来い、針セット。
完成したら写真をアップします。