新型コロナウイルスにアビガンが著効しなかったと報告されました。
共同通信社のすっぱ抜きです。
アビガンを投与されて回復した純一や片岡氏、クドカンらの芸能人から聞こえてきた『効いた!翌々日に食欲が回復した』などのコメントと大きく異なる結果になったということです。
記事は『アビガンの月内承認を目指す』と発表したシンゾーの頭から氷水を浴びせた格好です。
ただし!検察庁法改正案絡みでシンゾーに反感を持つ医療関係者のバイアスが研究にかかっていたとしたら問題です。
また、アメリカのレムデシビルイチオシ派からのプレッシャーもあったかもしれません。
『オレが推しているレムデシビルの方が効くだろ』
とすごまれたり、
『うちの結果とは異なる』
と頭から否定されたりと、医者の世界は結構ドロドロしてますから、間に治験会社が介在していない立ち話レベルの報道は眉唾です。
もしそれが真実だとすれば、リークした医師は論文にまとめてそれなりの医学誌に発表しなければなりません。
単なる関係者の内輪話をまとめただけで記事を出して勇み足になったら、ことは人命に関する大問題、誤報で済むレベルではありません。
シンゾー憎しで即座に鵜呑みにしたメディアが飛びついた感じではないでしょうか。
蟷螂は感染初、中期はアビガン、重症時にはレムデシビルと考えていました。
感染初期からレムデシビルはちと重い。
それに点滴を使わなければならず、自宅療養での使用は不可能なので、錠剤のアビガンが一番使いやすいと考えていました。
ただし、乱用して本当に軽い風邪の若者がアビガンを服用し、催奇形性の副作用が出て国賠の対象になるのも困ります。
でも、催奇形性を恐れるあまり、助かる命も助からなかったら、それはそれで大問題。
今回の報道に検察庁法改正案問題が絡んでいたら、シンゾーのあの発表は余計なひと言だったことになります。
結構医師はTwitterのユーザーが多いので・・・
シンゾーはもう、二度とアビガンの名を口にしない方がいいでしょう。
これで月内のアビガンの新型コロナウイルスへの承認はないかもしれません。
『シンゾーがアビガンって言っているのは富士フィルムから金でも出ているんじゃないか』
李下に冠を正さずなのです。