夕方、一杯ひっかけている愚弟からTEL。
『来週退院だと連絡があった』
ふむ、愚母は完全復活したようだ。
で、看護師を通してTELで話そうとしても、だんまりを決め込んでいるという。
ほぼ一か月、入院していた。
いくら公立病院だといっても個室だったので、かなりの出費になっているはず、狡賢い愚弟のことだから、またしてもこっちに恩を売るような心の底が見え隠れする。
『フルーツが食べたいと看護師に言ったから、今日フルーツゼリーを持って行った』そうです。
辰年なのに、まるで忠犬ハチ公だ。
『施設で薬を出してもらえれば、こんな騒ぎにならなかったのに』
『いや、看護師は薬を出さないだろう』
『抗生剤だって、退院時に出してもらえば、今後の役に立つだろう』
『施設だって勝手にできないだろうし、万一の時には責任を問われる』
なるほど。
蟷螂が心臓手術時に、歯医者相手に『提訴する』と騒いだ時に、『やめておいた方がいい』と制したのに、愚母に万一のことがあった際にはそれなりの行動をするハラであることは間違いない。
そうなるともって行先は従兄の悪徳弁護士だろう。
一銭も取れないばかりか持ち出しになることも知らずに・・・
それとも同級生には弁護士がゴロゴロいるだろうからそっちに相談するか?
関わり合いになるのはごめんだ。
いずれにしても、こちらは一昨日直してもらった入れ歯がまたしても割れた。
まぁ、その場しのぎで治してもらったやつだし、今回は割とスパッと割れたから体内に入った気配はない。
いま作ってもらっている奴は特別頑丈にしてもらっているけれど、直してもらったやつはバラバラになったやつをつなぎ合わせて作ったやつなので、やっぱり脆かった。
歯医者にTELを入れると、主治医は来週にならなければいないといわれたので、またしても噛めない生活が続くことになった。
3連休か・・・
こっちは噛めなくてメシがまずくなるというのに、愚母は食欲旺盛なので、やはり息子二人より長生きしそうです。
『親より先に死んだ子は、地獄で鬼に追いかけられる』と、タモリの恐山の番組で言っていたっけ。
敬老の日が近づくと、『115歳のお婆ちゃん』や『111歳の』おじいちゃんがメディアに顔を出しますが、ワクチンを間違いなくうっている(それもたぶん4回)のにお元気だということは、あと10年は生き延びる可能性がありますね。
因みに愚弟は4回目のワクチンをうってもピンピンしているようです。
今のところ・・・
よかったじゃないですか
親父と仲が超悪かったので、親父に嫌われているのだと思います。