15 いと高く、いと上なる者、とこしえに住む者、その名を聖ととなえられる者がこう言われる、「わたしは高く、聖なる所に住み、また心砕けて、へりくだる者と共に住み、へりくだる者の霊をいかし、砕ける者の心をいかす。
16 わたしはかぎりなく争わない、また絶えず怒らない。霊はわたしから出、いのちの息はわたしがつくったからだ。
*その名を聖と唱えられる者=神ヤハウェ。
霊は神から出(神の霊から産まれた霊体、子神、即ち聖霊)、命の息は神が作った=聖霊。
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22 そう言って、彼らに息を吹きかけて仰せになった、「聖霊を受けよ。
23 あなたがたがゆるす罪は、だれの罪でもゆるされ、あなたがたがゆるさずにおく罪は、そのまま残るであろう」。
また、カトリックの英訳聖書として代表的なものとされている訳では次のように訳されている。
…深淵の上には、闇があった。水の上を聖なる風が吹いていた。
(…there was darkness over the deep, with a divine wind sweeping over the waters.)
(New Jerusalem Bible)(sweep とは、さっと動く、通過する、吹くまくる といった意味)
『旧約聖書』では「霊」にあたるヘブライ語は「ルーアハ」ruah.