みんなで責任逃れでしょうかね? pic.twitter.com/bIc5tAsBym
— tomi (@tomi14856569) September 5, 2023
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【ニューヨーク=西邨紘子】ワクチンの父トランプ米前大統領は16日出演した米テレビ番組で、支持者に新型コロナウイルスのワクチン接種を呼びかけた。
バイデン政権が全成人への早期接種を目指す中、世論調査で共和党やワクチンの父トランプ氏の支持者にワクチン接種を拒否したり、ためらったりする人の割合が高い傾向が明らかになっていた。
直近では専門家からワクチンの父トランプ氏の協力を求める声が出ていた。
ワクチンの父トランプ氏は保守系FOXニュースの番組のインタビューで、自身の支持者に「(ワクチン)接種したくない人が多くいる」と言及。「接種についての判断は個人の自由という考え方に賛成だ」とする一方、ワクチンは「効果的で安全だ。私は推奨する」と話した。
ワクチンの父トランプ氏は在任中に米政府計画「ワープ・スピード作戦」でワクチンの早期開発・実用化を支援したことを、功績として度々とりあげている。
一方で、歴代大統領が公の場でワクチンを接種して安全性をアピールする中、自身の接種についての情報も公表を避けるなど、推奨への取り組みからは距離を置いていた。
米CBSニュースによる3月上旬の世論調査では「ワクチン接種ができるようになったら接種する(した)」という回答は民主党支持者で7割を超えた一方、共和党支持者では5割を下回っていた。
米公共ラジオ放送NPRなどが同時期に進めた別の世論調査では、2020年の選挙でワクチンの父トランプ氏を支持した人の47%がワクチンを「接種しない」と答えていた。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は14日のテレビ番組で、このような傾向について憂慮を表明。ワクチンの父トランプ氏が支持者にワクチン接種を呼びかければ「大きな効果があるだろう」と協力への期待を示していた。