8月3日の神崎川の野草を紹介した「夏色の花」で、セリやツユクサに混じっていた細長いハート型の葉は何だろうと思っていましたが、花が咲いてその正体が判明しました。
「ゴキヅル(合器蔓)」でした。
偉そうに正体判明、などと書きましたが、Web検索をして探し当てたのですが・・・
↑ちょっと引いた写真です。
蔓性で水際で繁殖する。かつては雑草として嫌われ者だったとか。
↑花のアップです。これは雄花だと思います。(真ん中は5つの雄しべ)
花びらは10枚に見えますが5枚です。残りの5枚はガク。
同じ株に雄花と雌花がある。
花序の上部で、雄花が複数個先に咲き、
花序の基部で少し遅れて雌花が一つだけ咲く。
雌花の付け根は膨らんでいて、そこが果実となるから容易に判別できる。
以上は検索サイトからの受け売りで、このことが分かっていたら、雌花を探したのにと後悔しました。(いつものことですが)
↑ゴキヅルの名前の由来となった実です
上部を少しひねると外れるんですって。中に種が2つ入ってるそうです。
こんな面白いことを知っていたら試してみたのに。(またいつものこと)
熟すと上部の蓋がパカッと開いて中の種が落ちる仕掛けになっているらしい。
「合器(盒器)」とは、蓋のある器のことで、この実が蓋付きの器に見えることから「合器蔓」となったそうです。
ゴウキヅル→ゴキヅルと縮まった?
(食べ物を入れるお椀のことを古い言葉で「御器」と言いますが、その「御器」とはまた違うのでしょうか)
↑ゴキヅルの葉っぱです。
写真に撮ったのは三角に近いですが、ほとんどの葉はもっと細長いハート型。
↑花の直径は約5ミリで、果実は約10ミリほど。
薄い黄緑色の小さな花は、よく見れば可愛らしい。
実は緑色のドングリといったところでしょうか。
ゴキヅル(合器蔓) ウリ科
学名 :Actinostemma lobatum
神崎川の秋の野草を撮ってきましたので、またボチボチ記事にします。
野草は飽きた~~と仰らずにまた見てくださいませませ。
ゴキズル?ゴキブリがズルズルと何かをひっかけてあちこちに糸を引っ張ってるのかと思ったら
蓋付きのお椀に見えることから「合器蔓」とは!
しかもウリ科なんですね。
1cmの小さなウリ。
花はもっと小さくて5ミリとは!
そんな小さな花がスポットライトを浴びてあまもりさんのページに登場。
花は可愛らしい、5遍の花びらの下にまた5つのガクがあるんですね。
そしてオシベも5つ。
ひょっとしたら通信簿はオール5でしょうね。
ああ雌花も見たいなあとwebで調べたらあまりよくなくてあまもりさんの撮影のほうが分かり易くて。。。
今度はおわんをパカット開けたところの実をみたいなあ~
なんておねだりしてるみたい。
なかなか興味ある花でした。
いつもながら花ぐるまさんの発想には驚かされる。
ゴキヅル、ゴキブリ、確かに似てる・・・
5づくしで、通信簿もオール5、ですか。
ゴキヅルが側にあったなら、今頃こんな苦労はしなかった・・・はず。
見つけるのが遅い。
雌花は意外と少なかったでしょう。
果実も割れるなんて知らなかったし。
名前も分からずに写真を撮ってるとこんなことになります。
うちの庭(河原)は広すぎてなかなか出かけられませぬ。
でも場所は覚えているので、また見に行ってみますね。
次こそは~
ものさし持参で撮影ですね。これには私は驚きました。
なるほど、、あまもりさんらしいですわ。
ゴキヅル 野川にも有る様なない様な、、、
一度調べに出かけなくっちゃ~~
最近とんとに野川に出ていません。
今は何にもやる気が出ない時期で・・・
何時まで続くのか?
すぐに容器の中に収まろうとするメジャーを片手で押さえながら、もう一方でデジカメを構えながら、息を止めて・・・撮るのはしんどかったです(笑)
メジャーを入れた写真はメモ替わり(忘れん坊なので)。
いつもなら記事にUPはしないのですが、今回は大きさを見て戴くために敢えて入れました。
このゴキヅルは少なくなってきているらしいですよ、検索サイトによればですが。
また野川の写真を見せてくださいな。
今何もやる気が出ない時期、ですか。
冬眠にはまだ早いですよ~。
こちらは久しぶりに朝から晴れています。で早速役目の布団干しをさせられました。そろそろ暖かい布団が恋しいですからね。
今回も素敵な画像を、植物学者も顔負けの知識で、かつ分かり易い説明をしていただき有難うございました。ゴキズルという何かごつい響きの植物を初めて知りました。名前の由来がとても分かり易いです。ごつい名前に拘らず、花はよく見るととても綺麗で可愛いですね。小さな花(5mm)なのに凄く鮮明に撮られていますね。さらに果実の形もよく分かりました。花ぐるまも、あまもりさんの撮影技術に感嘆しきりでした。
これからも神崎川、淀川に咲く花、実を紹介ください。
毎度オオキニです。
もしかしたらアレチウリなどに紛れて蔓延っているかもしれませんね。注意して探してみます。
私も「名前の由来となった実」の写真を見てゴキブリを連想しました。合器・御器なら仕方ないですね。
記事を読ませていただきながら「ゴキヅル」って、なんか覚えが
あるけど何だったっけ??と首をひねりながら実の写真のところ
まで来たとき、思わず実がゴキブリの形に似てるんだっけ?と
思ってしまった私です。
とんでもないこと思っちゃいました
そのあとやっと思い出しました。去年他のブロガーさんのところで
拝見してコメントまで残してきたことを。花を見ても葉を見ても
この特徴ある実を見てもピン!と思い出せなかった自分が
情けないですよ~~
でも、これできっと去年よりもう少ししっかりインプットされたこと
でしょう。
葉っぱをみただけではダメかもしれませんが、実はすごく特徴
ありますものね!何しろ名前の基になった実。
実際にパカッと蓋の部分を取ってみたいですね~。
熟すと自然に外れるのかしら?あまもりさん、しばらく後にまた
いらして、ぜひ蓋が外れた様子も見つけてきてくださいまし。
お雛さまの器にできるかも。
今試しに手元の電子辞書で「御器」を引いてみたら、「食物を
盛る蓋つき椀。合器。五器。」と書いてありました。同じものを
さすようですね。
実のことばかり書きましたが、花もなかなかステキですね。
ガクと花弁が重なって、華やかでいてクール。直径がせめて3cm
くらいあったら、実と併せて園芸的にもっと注目されていたかも
しれませんね。
このような植物があるなんて知りませんでした。
またの記事を楽しみにしてますね。
神崎川に咲く細長ハートの花が咲いて名前がわかったのですね。
よかったですね。
初めて見た花、またまた小さくて反り返った5弁の花びらと同じ色の萼。ブローチにしたい形ですね。
ゴキという響きからそして実の形からあのおぞましい虫とついつい比べられてしまうのは花も不本意な事でしょうね。
それが合う器(合器)の蔓という名前になったのでしょう。
ゴキヅル。私も河原にいったら探してみようと思います。
実が熟してパカッと開くところ、見てみたいですね。
露草の周りの蔓性の植物、きっと探せば見つかると思います。
近ゝのウォーキングの時、露草や蔓性の植物が茂ってる所は一杯ありますので探して見ます。
見つけた時の嬉しさ胸が弾みます。
花も実も小さいぞ!目を凝らして探さないと