◆白金台の正規時計専門店・ビジューワタナベ◆

質の高い腕時計・革製品にこだわってみませんか?
盛り沢山の「特典」も見逃せません。

大峽製鞄(おおばせいほう)のウォレットジップが入荷しました。

2014年07月25日 19時33分38秒 | 日記
梅雨があけましたね。
うだるような暑さです。
こんな日は、大汗をかいてぬるめのシャワーを浴び、晩酌に一杯のビールが最高です。
それだけで不思議と仕事をした気になってしまいます。

さて、本日は大峽製鞄(おおばせいほう)のウォレットジップ入荷の早めのご案内です。



大峽製鞄の革小物の中でも今一番人気のアイテムと言っていいでしょう。
メーカーサイトでもいつも売り切れ状態です。
大峽製鞄の人気商品はタイミングを逃すとなかなか手に入れることができません。
おそらくこの土曜・日曜のお問い合わせで売り切れてしまうのではと、弊店のブログをご覧いただいている方々に事前のご連絡をさせていただいた訳です。





ヨーロピアンカーフを使い、ステッチには内装革の色と同色で絶妙なコンビネーション。
ヨーロッパのスーパーブランド(HeやLoなど)が好んで使うこの子牛革は、ヨーロッパでも最高峰と言われ他のタンナーの革とは一線を画します。
傷も付き難く、特に男性は背広やブレザーの胸ポケットにすっぽり収まります。




内側も総革で、二色使いがおしゃれな一品ですね。

  ウォレットジップ(長財布)
   素材:ヨーロピアンカーフ
   19,5×9,5×2,5cm
35,640円(税込)

腕時計の究極をご覧ください。

2014年07月19日 22時11分37秒 | 日記
今日から3連休ですね。
一足早い夏休み、ごゆっくりお過ごしですか?
変わりやすい天気ですから折りたたみ傘を持って出たほうがよさそうです。

さて、今日は究極の時計といわれる「ドゥ・ベトゥーン」の今年の新作のご紹介です。



高価な腕時計ブランドは山ほどありますが、伝統的な雲上ブランドで発表される新機能にはさほどの驚きはありません。
200年以上も前にブレゲが発明したトゥールビヨンの構造が形を変えながらいまだに複雑時計の最高峰に位置するのです。

一般的にはあまり公表されないのですが、スイスには時計の開発を中心とした頭脳集団が存在します。
実は有名ブランドが発表する新機能もこうした頭脳集団に依存し、技術の提供を受けているのが実態のようです。
その中でも、異彩を放つのが「ドゥ・ベトゥーン」。
2002年の創業ですが、次々に革新的な新機能・特許を発明し他の追随を許しません。
世界最高峰と言われる雲上ブランドでも年間の製作数は何万本~何十万本です。
高額で知名度もありステイタスとしては申し分ないかもしれません。
でも、時計を極める人には物足りない部分もあります。
世界最高と言われ購入したが、それなりの集まりではどなたも同じブランド・モデルを身に着けているからです。

ドゥ・ベトゥーンは、年間製作数がすべてのモデル合わせても300本足らず。
その年の初めにほぼ注文本数に達してしまうそうです。
では、何がすごいのでしょうか?
この紙面では語りつくせませんが、ざっとそのすごさをご紹介しましょう。

まずドゥ・ベトゥーンのアイコンとして有名なスフェリカルムーンフェイズ。
6時位置に球面の月がご覧いただけますか?
プラチナとブルースティールでできた球体の月が29,5日かけて回ります。



文字盤のブルーに思わず吸い込まれます。
チタンを青焼きした文字盤の深遠なブルーは、ラッカーや塗料では出せない独特の光沢と深みがあります。
大げさに聞こえるでしょうが、今まで見たことのない特殊なブルーなのです。
文字盤には星をイメージした18金ホワイトゴールドとダイヤモンドが程よく散りばめられています。



ケースバックを見てみましょう。
3点で支えられたブリッジがありますね。
これがトリプルパラシュートブリッジシステムという名の特許の一つです。
簡単に言えば、時計への衝撃が一転に集中しないよう、ブリッジの中央・両サイドにショックアブソーバーを配置し、先端に取り付けられたバネにより衝撃を分散するシステムです。
横方向の衝撃は中央のインカブロックが、縦方向の衝撃は3点が連動して吸収するよう考えられています。
従来のテンプ受けと比べ、テンプを確実に安定した位置に保つことができるかつてない新機能です。



ケースサイズも42,6mmと大きすぎもせず、この文字盤の迫力を表現するにはベストなサイズですね。
ラグをご覧ください。
繊細で独特な形状ですが、実はここにも革新的な機能が採用されています。
ベルソーケースと名付けられたラグは、どんな腕にも時計をフィットさせるため可動式のラグにスプリングを入れ手首を包み込む仕組みです。



パワーリザーブは6日間、その他、部品間の摩擦係数を極限まで減少させることで動力の伝達率と部品自体の耐久性を高めたり、将来の修理作業が確実にできるようさびない素材のムーブメントを開発するなど、驚くほどの特許で構成された驚愕時計です。
かつてドゥ・ベトゥーンの天才時計師は「ドゥ・ベトゥーンにはトゥールビヨンは不要である」と話してくれた記憶があります。
ラインナップにトゥールビヨンがあるのは、トゥールビヨンが作れないと思われたくないからだそうです。



関東での取扱店は弊店のみですから、必見の価値がありますよ。

【機能】
ムーブメント:キャリバDB2105 手巻
特許:スパイラルバランスホイール ターミナルカーブ付きヒゲゼンマイ トリプルパラシュートブリッジシステム 摩擦軽減バレル 
パワーリザーブ:6日間
ケース:チタニウム
ケースサイズ:42,6mm
文字盤:チタニウム青焼き K18WG&ダイヤモンドスター
スフェリカルムーンフェイズ:ブルースティール&プラチナの立体的な球体ムーンフェイズ
ラグ:可動式ラグ(スプリングにより手首を包み込むように曲がります)

価格:12,250,000円+税
すべてのモデル合わせて年間300本足らずの製作


御用達ブランド「大峽製鞄(おおばせいほう)のビジネスバッグ」

2014年07月12日 23時18分13秒 | 日記
今日は暑かったですね~。
東京は最高気温35度とうだるような暑さでした。
つい最近までは夜、窓を開ければ涼しい風が入ってきましたが、昨日の夜はクーラーなしには眠れない熱帯夜でした。
9月いっぱいまではこんな天気が続くのでしょうね。
よく食べてよく寝ることが一番の健康管理です。

さて、以前にもお話ししましたが、テレビ東京(毎週水曜日PM11:45~)「男のダンディズム」という番組でも紹介されました大峽製鞄(おおばせいほう)のビジネスバッグについてのご紹介です。


テレビ放映後頻繁に大峽製鞄のお問い合わせをいただきます。
男のこだわりといえば持ち物。
腕時計はもちろんですが、財布や小銭入れなどの革小物そして仕事持ち歩くビジネスバッグは持ち主のセンスを醸し出します。


ヨーロッパのスーパーブランドを持つのもよいでしょうが、驚くほどの価格と外から見えるブランドロゴに抵抗のある方も多いのではないでしょうか。
腕時計もそうですが、物の良しあしを判断する自信がないとまずはブランドネームに頼らざるを得ない。
革製品も奥が深いのです。
革好きには一目でその良し悪しがわかります。
1000年以上の歴史のあるヨーロッパの革文化には、国により、また産地やタンナー(革の生産者)によって独自の加工技術と秘伝の技があるのです。
本日のお奨め品はイタリア、サンタクローチェのカーフ(ハード)を使用したビジネスバッグです。
ヨーロッパのスーパーブランドが独占する世界の超一流の革です。
手なめし、手染めの貴重なハンドメイド革なのです。
初めは艶がなく傷もつきますが、やがて革が自然の光沢をだし徐々に傷が目立たなくなり独特の風合いを醸し出すのです。
革は生きています。月日が経つほどに味を出す革の変化をお楽しみください。
私もこの革を使ったビジネスバッグを6年以上愛用しています。
一度もクリームをつけて磨いたこともないのですが、革の色に深みがでて今ではお気に入りの一品です。



収納力も抜群です。
内側は豚革仕様になっていますので、誤ってインクなどで汚しても簡単にふき取ることができます。


満員電車で通勤するときも、邪魔にならず人に迷惑をかけることもありません。



  【969-2-BTL】冠付ビジネスバッグ
   W38×H28×D9cm
   サンタクローチェ カーフ(ハード)
    価格:138,240円税込

台風前夜

2014年07月10日 19時36分23秒 | 日記
昨年もそうだったと思うのですが、まだ7月だというのに大型台風の来襲です。
沖縄、九州地方の皆様はすでに台風の直撃で辛い目に合われていないかと心配しています。

東京も午後から徐々に風が強くなってきました。
明日の午前中に最接近しそうな雲行です。

さて、本日のお奨めは、今年のバーゼルフェア新作・ユーハンス「マックスビルコレクション」です。
ドイツで生まれた造形学校「バウハウス」の思想を受け継ぐシンプルで機能的なデザインのモデルです。
マックスビルとはその最後の巨匠で、彼がデザインしたのがこのモデルです。


バウハウスの思想って?
一言でいうと、機能と形状(デザイン)とは本来一致すべきで、そこに本当の美があるの考えです。
つまり無駄な装飾を極力そぎ落とすことにより、シンプルでありながら造形に真の美しさが生まれるというのです。
第2次世界大戦前のに生まれたこの思想は、当時としてはあまりに前衛的であったため、ナチスに迫害されるというつらい歴史があります。
ヒットラーはその青春期に画家を目指した時期があったそうです。
しかもどちらかといえばゴテゴテの油絵を描いていたようで、全く正反対のバウハウス的美意識は全く受け入れられなかったのでしょう。
バウハウスの考えは造形学校閉鎖後も、現代に脈々と受け伝えられて建築、美術、その他さまざまな分野で表現されています。


時計の世界でも同じです。
ただ、本日ご紹介していますユーハンス「マックスビルコレクション」はバウハウスの最後の巨匠によりデザインされたということ、そしてこのモデルの掛け時計がニューヨーク近代美術館に永久保存されていることだけでもその違い、すごさがわかっていただけると思います。

このモデルは今までは手巻きですでに発表されています。
今年のバーゼルフェアで新たに、自動巻きそして一回り大きいケースサイズで発表されたのがこのモデルです。


  ケース: ステンレススチール、φ38mm
  機能: 自動巻 J800.1 (ETA2824-2 ベース 25 石、28,800 振動/時)
      インカブロックショックアブソーバー
       防汗、 ルミナスハンズ&インデックス
  風防: ドーム型プレキシガラス
  ストラップ: カーフ
  価格 ¥125,000(税抜)