◆白金台の正規時計専門店・ビジューワタナベ◆

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究極の選択、世界で1個だけのオートクチュール「オリヴィエ・サヴェオ」

2019年03月26日 16時04分23秒 | 日記

同じ時間を確認する道具でありながら、何千円~何億円まで限りがありません。

そして時計を極めれば極めるほど一般に手に入れられない時計に目が向くのです。どこの時計ブランドも限定モデルが好調なのはそのためです。

一部のセレブの間ではある特定の超高額時計ブランドを身に着けるのが一つのステイタスになっているようです。

安くとも1千万円以上の時計ですから自尊心を満たすには十分なのでしょう。

今回ご紹介するのは全くコンセプトが異なる、世の中に1個しかない時計です。

しかもブランドが事前に用意したモデルではなく、注文者の世界観がそのまま時計の世界に立体的に表現されるその人だけのためのオートクチュールです。

その名も「オリヴィエ・サヴェオ」

自らの名をブランド名にしているのですが、フランス人である彼はフランス文化の最も優れた継承者たるにふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される賞・国家最優秀職人賞(フランスでも最も権威のあるMeilleur Ouvrier de France、MOF)を受賞した芸術家です。

かつてはヴァンクリフ&アーペル、その他の有名ブランドのモチーフをデザインするなど、その世界では知られた存在。

まずは注文者本人から時計に表現したい題材やその背景を十分に伺い、数種類のイラスト画を描いてもらいます。

イラスト画を見て再度注文者の要望と突き合わせ、最後に最終的なイラストをお見せしオーダーします。

完成までおよそ3~4か月。

単に文字盤に絵を描くのではなく、「オリヴィエ・サヴェオ」オリジナルのサファイアガラスケースの中に立体的にお望みのモチーフが表現されます。

全面スケルトンの時計の裏側にも手を抜くことなく同様に立体的な3Dモチーフが表現された、時計のデザインを根本から覆すオンリーワンのオートクチュールです。

日本では弊店のお客様以外「オリヴィエ・サヴェオ」のオートクチュールを所有される時計ファンはいません。

価格も気になるところですが、ダイヤモンドや色石の入れ方により異なりますが、およそ1千万円代後半ぐらいだと思ってください。

かつて時計デザイン界の神様と言われたジェラルド・ジェンタさんがご存命の頃たびたび弊店に足を運んでいただき、お客様と話をしながらデザイン画を描き上げその方だけの時計を製作したことがありました。

今となっては叶わぬオートクチュールですが、時代の流行に左右されない工芸品として後世に伝えていける名品だったと思います。

オリヴィエ・サヴェオがかつて手掛けた作品の一部を以下にご覧ください。

   この作品はアラブの石油王よりの注文で、モチーフは石油の精錬所です

 

注文者の発想は自由です。

恐らく納品された作品を初めて手にした時、想像以上の驚きと感動に心躍るでしょう。

 


その起源はスイスより古く、イギリス大航海時代に遡る時計ブランド「ケンドル」

2019年03月14日 22時16分31秒 | 日記

スイスに時計産業が栄える前、すでにイギリスでは世界の時計の半数が作られていました。

スイス時計の起源は宗教改革により弾圧、迫害された知識階級の新教徒(プロテスタント)が難を逃れるためにスイスやイギリスに亡命したことから始まっています。
貴族の嗜好品として宮廷文化から始まった時計はドイツやフランスで1つの産業となり、宗教改革を契機にイギリス、のちにスイスへと変遷していくのです。

一般には世界最古のブランドがスイスのブランパンそしてバシュロン・コンスタンタンと言われていますが、当時は時計は一部特権階級のための贅沢品にすぎず、スイスで産業として確立されたのはそれから数十年も後のことです。
一方、イギリスでは大英帝国の名のもとに帆船で世界をまたにかけた大航海時代の後期の時代でした。

そして、その帆船に設置されていたのがマリンクロノメーター。
正確な時間をもとに緯度、経度を計測し世界地図を作成しながら航海の安全に多大な寄与をしたのです。

今回ご紹介する「ケンドル」はスイス創成期のブランドよりさらに古く、創業1742年。
その時代に活躍した探検家であり船長であったキャプテン・クックの大航海にマリンクロノメーターとしてお供したのです。

現代に蘇った「ケンドル」は、凝りに凝った作りで、文字盤にはマザーオブパールが使用され、針の形状はまさに良き時代の装飾針。

レトロで温かみがある時計です。

航海用のマリンクロノメーターをルーツにもつ「ケンドル」は、時計の裏蓋に厚手のサファイアガラスが敷き詰められ、手に着けた時にサファイアガラスに光が入り、まるで海に浮かんだ時計のようにです。

すべてのモデルが少量限定生産。

ヨーロッパでは新作が発表されるや、早々に完売しています。

新作モデルが出来上がり入荷しましたのでご覧ください。

さあ!ケンドルの時計を着けて18世紀の冒険の世界へ旅立ちましょう!

 

ケース素材: ステンレススチール AISI 316
ベルト: カーフストラップ
ムーブメント: Automatic(自動巻) AJS Kendall モデル 925シルバーローター
機能: レギュレーター・ビッグデイト or クロノグラフ
ケースサイズ: 直径46mm
ケース厚: 厚さ20mm
防水: 10 ATM(100m)
ガラス: サファイアガラス
文字盤: マザーオブパール、Kendallデザインオリジナル六分儀針
メーカー保証: 2年間
価格

K6(レギュレーター・ビッグデイト)770,000円+税 K8(クロノグラフ)920,000円+税 

限定品 世界限定300個

異彩を放つ時計ブランド「ハイゼック」

2019年03月02日 16時28分06秒 | 日記

最近雑誌への露出も多く、この時計を目にした方も少なくないでしょう。

時計に詳しい人でしたら現代の時計デザイナーとして最も評価の高い一人・ヨルグ・イゼックが自らの名で立ち上げた時計ブランド「ヨルグ・イゼック」はご存知かもしれませんね。

彼はドイツ人気質の、堅牢でバウハウスの影響を受けたシンプルでありながら長く使って飽きのこない名品を世に送り出し、スイス時計業界ではその名を知られたデザイナーです。

ロレックス・カルティエ・ブレゲ等、そうそうたる時計ブランドよりデザインの依頼を受け、特徴的な作品を世に送り出しています。

そして、「ヨルグ・イゼック」は「ハイゼック」と名を改め自社一貫製作ができるマニファクチュールとして様々なコンプリケーションウォッチをはじめ高級時計の世界で輝きを放っています。

異彩を放つそのデザインは筆記具等の分野でも注目され、インダストリアルデザイナーとしても活躍しています。

今回ご紹介のモデル「アビス」はギリシャ語にその語源があり、直訳すれば“底の知れない深い穴・深遠”を意味しますが、“ここに神が光をもたらし、世界が生まれた”と比喩的に表現したかったのではないでしょうか。

 ケース径44mmと、スポーティなモデルではありますが、少し細めの手首にもすっぽり収まるほど良いサイズです。

ケースの厚みも14mmで、意外とスリムです。

また、人間工学を考慮しラグが可動式になっているため、手首に沿うように変形してくれるのも大きな特徴です。

ケース素材はチタンを使っているので、見た目より軽くまたアレルギー体質の方にも優しく、一度着けたら手放せなくなる時計になるかもしれません。

独創的なデザインと人間工学に基づいた細部にわたる工夫には、伝統的な時計の範疇を超え考え尽くされたオリジナリティがあり、時計の未来に新たな可能性を提起していると言えるでしょう。

 

 モデル名:アビス

Ref:AB4402T03
ムーブメント:自動巻、毎時28,800振動、約42時間パワーリザーブ
機能:クロノグラフ、日付表示
ケース径:44mm
ケース厚:14mm
ケース素材:チタニウム
防水性:3気圧日常生活防水
ストラップ:アリゲーター
価格:880,000円+税