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クラシックカーの祭典「ラ・フェスタ・ミッレミリア」

2019年02月22日 17時21分33秒 | 日記

日本で毎年開催されるクラシックカーのラリーはご存知ですか?

その起源は第2次世界大戦前のイタリアに始まります。

ヨーロッパでは時計ブランド「ショパール」が長年協賛し、ミッレミリアを冠したモデルはあまりに有名です。

日本でも年2回同様のクラシックカーラリーが長年開催され、関東は明治神宮から出発し1都7県にまたがる3泊4日の行程です。

このイベント・La Festa Mille Migliaは1997年に始まり、2002年大会からアジアで唯一国際クラシックカー連盟から公認された由緒ある大会です。

クラシックカーは年代別に、古くは1919年より10年ごとに区分され、本当に完走できるのかと思うような車からスタートします。

車に興味のない人でもそのフォルムの美しさに心を奪われるでしょう。

そして日本では時計ブランド「テラ・チェロ・マーレ」が長年この大会に協賛し、毎年その年の記念モデル〖ラ・フェスタ・ミッレミリア〗を発表しています。

これからご紹介する時計は、昨年2018年に開催された大会にちなんで発表されたモデルです。

製作本数はわずか45本、その中30本は大会に出走したクラシックカーのオーナーの手に、一般にご購入いただけるのは10本足らずのレアモデルです。

 

 

 

 

ムーブメント: 自動巻き(バルジュ7750)

        クロノグラフ タキメーター スイス製

風  防: サファイヤガラス

防水機能: 50メーター(5気圧)

ケース素材: ステンレススチール ブラックPVD

ケース径: 径47mm 厚み14.7mm 重さ142g

ベルト形状: Cバックル

ベルト素材: イタリアンカーフ

限定: 45本

価格:398,000円+税

 


ドゥ・ベトゥーン「DB25 STARRY VARIUS」 なんて美しい時計でしょう!

2019年02月09日 14時59分24秒 | 日記

極寒の3連休です。

ポカポカ陽気かと思えば真冬のこの頃。まさに寒気と暖気のせめぎ合い

体調を崩さぬようお気を付けください。

 

ドゥ・ベトゥーンをご存知の方は相当の時計の上級者で、時計を極めた方でしょうね。

スイスには数社ムーブメントを開発する頭脳集団があります。

その一つが何十もの国際特許を持つドゥ・ベトゥーン。

どこの資本にも属さず、少量生産で一片の妥協もないこのブランドのポリシーは伝統と革新の融合だそうです。

このモデルをご覧いただけければ分かりますが、良き時代のスイス時計の美しさを細部に至るまで余すことなく表現し尽くしています。

なんて美しい時計でしょう。

時針・分針は手作業で磨き上げられたローズゴールド製、そしてインデックス上にポリッシュ仕上げがなされたローズゴールドのアワーマーカー。

文字盤は光の入り方で絶妙に色の濃淡が変化するポリッシュ仕上げのブルーチタニウム。

そして、ブルーチタニウムの文字盤上にピンレーザーでカッティングされたホワイトゴールドの星と24カラットの金箔が散りばめられた天の川(ミルキーウェイ)

まるで夜空を独り占めしたような夢のあるモデルです。

これだけで十分すぎるぐらいの美術工芸品ですが、ドゥ・ベトゥーンは手に装着した時の美しさにも拘っています。

ドゥ・ベトゥーンの時計すべてに共通の形状ですが、ラグの位置が時計本体より一段下がって目立たぬよう配置されているため、手に装着すると時計本体だけが浮き上がり強調されて見えます。

 

ここからがドゥ・ベトゥーンの真骨頂である時計内部のムーブメント

汎用ムーブメントに細工をした大手時計ブランドとは全く別物であることがお分かりいただけるでしょう。

独特の形状ですが、この中に特許を取得した幾つもの超絶機能が装備されているのです。

まず目に留まるのが、ハサミのような形をした3点パラシュート衝撃吸収システム。中心軸と両端の3点で衝撃を吸収し緩和する機能です。

その他、気温変化に強く空気遮断性に優れたチタニウム製のバランスホイールとホワイトゴールドのインサート、バランススプリングおよびフラットターミナルカーブ、シリコンエスケープホイール等々、まさに驚愕のムーブメントです。

ドゥ・ベトゥーンに出会ったのは15~16年前でしょうか。

ジュネーブのレマン湖湖畔の船上発表会での事でした。

ドゥ・ベトゥーンの天才時計師デニス・フラジョレが言った言葉が今でも脳裏に焼き付いています。「ドゥ・ベトゥーンにはトゥールビヨン機能は必要ない」と。

トゥールビヨンが作れないと誤解されたくないので、実際はトゥールビヨンを搭載したモデルも作っているのですが。

昨年のジュネーブウォッチグランプリで正確さを求められるクロノメトリーグランプリに輝いたのが、まさにこのモデルと同様の顔でケースバックにトゥールビヨンを装備したモデルです。

アメリカ・ハリウッドのアカデミー賞のようなものですね。

奇をてらわず、これが時計の究極かもしれません。

 

ムーブメント:手巻き 自動制御式ツインバレルによる6日間のパワーリザーブ

ケース素材:ポリッシュ仕上げのグレード5チタニウム

ケース径:42mm

ケース厚:8,8mm

風防:2重反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル(硬度1800Vickers)

防水:3気圧

ストラップ:アリゲーター 裏側もアリゲーターライニング

価格:9,500,000万円+税

 


ポール ピコ 「C-Type」ちょっとお洒落で拘りのダイバーウォッチ

2019年02月08日 17時59分22秒 | 日記

1970年代、スイス時計産業は日本のセイコーが発表したクォーツ時計にあっという間に席巻され、機械式に拘る時計メーカーはバタバタと潰れていきました。クォーツ革命(クォーツショック)です。

こうした時世に反骨精神をもって機械式時計の復権を図るべく立ち上がったのがポール ピコです。

クォーツ時計は人間の手がかからず量産が可能なため、安価でしかもどんな機械式時計よりも正確です。

しかし、ヨーロッパの宮廷文化の嗜好品から始まった何百年もの時計の歴史は、正確さや実用性だけでは覆され消し去られないのは言うまでもありません。

そこには機械式時計の「工芸品としての価値」、そして100以上もの小さな部品を正確に組み立て時間を作り上げる工程は人間の技や英知の結晶としての計り知れない価値があるからです。

さて本題ですが、今日ご紹介しますのはちょっとお洒落なダイバーウォッチです。

300m防水でケース径48mmとインパクトのある大きさですが、ケース素材がチタンのため全く重さが気になりません。チタンのケースは金属アレルギーの人にも安心してお使いいただけます。

ベゼルの数字・バーが立体的で、カーボンファイバーを使った文字盤に黄色と赤が差し色で入り、他のダイバーウォッチでは味わえない色気とセンスがいいですね。

COSC(クロノメーター認定)を取得した高精度ムーブメントを搭載し、細部まで手をかけた作りこみの良さがよくわかる少量生産の限定品です。

手首回り16,8cmと少々細めの私にも装着感は申し分ありません。

交換用の黄色のラバーストラップも標準装備され、気分によりこの1本でONとOFFで使い分けできるのもいいですね。

 

ムーブメント:自動巻き PP 1600 (Base ETA 7750)

ケース径: 48.00 mm

ケース厚:16.40 mm

風防:Crystal Antireflective sapphire crystal

ケース素材:チタン&ブラックPVD

文字盤:カーボンファイバー

ストラップ:黄色のラバーストラップが予備で装備

防水: 300 meters (30 ATM)

限定品:世界500本

価格:1,090,000円+税