◆白金台の正規時計専門店・ビジューワタナベ◆

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盛り沢山の「特典」も見逃せません。

「ポール・ゲルバー」フェアを開催いたします!

2015年04月18日 14時00分58秒 | 日記
弊店は目黒通りを挟んで正面が公園です。
桜も散り、木々の緑も徐々に濃くなってきました。
今年は雨と強風で変わりやすい日が多く、外出には折り畳み傘が欠かせません。



さて、本日は久々のフェアのご案内です。
ポール・ゲルバーという時計師をご存知ですか?
この名前をご存知でしたらかなりの時計通でしょう。
今年のスイス・バーゼルフェアは独立時計師協会、いわゆる「アカデミー」のブースが元気だったようです。
商業ベースの大手資本に属さず、自分の満足のいく作品だけを世に送り出そうとする天才時計師たちの互助組織です。
一般には公表されませんが、大手高級ブランドのコンプリケーション(複雑時計)はこうした天才時計師達に支えられていることが多いのです。



ポール・ゲルバーもその一員として輝かしい実績がありますのでちょっとご説明しましょう。
彼の作品には世界最小の木製歯車で作動する振り子のクロックや、1166個の世界最多のパーツを使用した世界最高のグランドコンプリケーション腕時計があり、ともにギネスブックに認定されています。
また、ミステリークロックや彼の特許であるツインローター、そして立体のムーンフェイズなど特殊な機構をいくつも開発し、2007年には時計製作のノーベル賞とも言われるガイア賞を受賞しているのです。
ただ、すべての作品が彼の手によるものですから、年間の製作本数はわずか50本足らずで、時計店の店頭に並ぶことはほとんどないと言ってよいでしょう。





今回のフェアでは、日本・スイス国交樹立150周年を記念した、佐賀県有田焼とポール・ゲルバーとのコラボレーションモデルも展示販売いたします。かつて明治・大正・昭和天皇への献上品の製作をした香蘭社が、献上有田焼のデザインを文字盤に再現し、ポール・ゲルバーが作品として仕上げています。
文字盤は5種類それぞれ2作ずつの10本のみの限定品です。



400年の歴史を持つ有田焼。
有田の磁器は17世紀後半から18世紀後半にかけて、国内はもとよりヨーロッパを主とした海外へも多く出荷されました。
有田には海がないため、有田で作られた焼き物は一番近い港である伊万里港から積荷がなされたため、「有田焼」ではなく「伊万里焼」と呼ばれその名を知られるようになったのです。




テレビやその他のメディアでも大きく取り上げられた話題作をご堪能ください。

【開催期日】4月25日(土曜日)~5月8日(金曜日)


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