■フぅ~ヂこちゃ~ん■

-日々の戯言を至極感情的に。-

象の背中

2007-10-09 02:53:22 | 日記のようなもの
は、腹が痛い…。久々に腹を壊しました。
昨日消費期限切れたパンを食べたからか?
否、そんなヤワな腹ではないはず。原因は
よくわかりませんが、とりあえず腹にカイロ。

仕事を終えてから有楽町へ。今日は『タダで
映画を観る会』(常に会員2名)で、『象の背中
を観にゆくのです。腹具合が心配だったので、
毛糸のパンツをはいてカイロをぺたり。いい歳
して毛糸のパンツなんかはいてどうかと思うが、
逆にいい歳だからこそ冷え対策をしっかりと
しなくてはいけないのだな。うん。

象の背中は「ガンで余命半年の宣告を受けた
サラリーマンが、死までをどう生きるか」という
内容です。会社での地位もあり、幸せな家庭も
あり、順風満帆に生きてきた人が「死ぬまでを
有意義に生きたい」ということで延命治療を
拒むわけですよ。そして今まで言い残してきた
ことがある人達に再会して言葉を残し、その後
病気を内緒にしてた家族にもばれて、ホスピス
での生活を選ぶのです。所謂いい話、美談。

でもね~。ちょっと綺麗すぎ。そのサラリーマン
には不倫相手がいて、結局ホスピスに入っても
会いたいとかって電話してますからねぇ。妻は
妻でそれを知ってて黙認してたり、夫に対して
敬語を使ってたりするし。第一看病なんて大変
なんだから、そんな白いワンピース着て美しく
笑ってられるかってのよ。なんだか男の理想に
沿うよう美談に仕立てられてる感じで、嫌だなー
って。それに音信不通の人から連絡来たと思えば、
すごく重い言葉を一方的に残された人達の心は
どうなる?それを役所広司(=綺麗オヤジ)という
オブラートで包んじゃってさ。でもまぁそこいらは
作ってる側もわかってるんでしょうね。兄役の
岸部一徳にいいこと言わせてましたから。それで
モヤモヤムカムカしてたのが、少し晴れました。

それにしても主人公の役所広司がすごいんだ。
どんどん痩せこけてって怖いったら。ガン患者の
役なので当たり前っちゃ当たり前なんだけども。
役者って大変だわね。役者根性拝見致しましたよ。

ということで有楽町まで来てますので、はや満で
ゴハン。腹が痛くたって腹は減るのだ。最近は
もうお酒しか注文しませんね。あとは自動的に
色々美味しいものが出てきます。つきだし、刺身、
いもまんじゅう、焼き魚、アーサ入り玉子焼き、
焼きおにぎり、味噌汁、お漬物。アホみたいに
ばくばく食べましたよ。いもまんじゅうって勝手に
名前つけちゃってるけど、今日初めての登場。
もちもちしたじゃがいもの生地の中にそぼろ。
そしてあんがかかってる~~超美味しい!!
ぴれちゃんと2人でウホウホしながら食べました。
今夜は松茸まで頂いて、秋を堪能しましたね。
たかしくんはすげい。ルートビア好きだけど。ププ。

腹は痛けれど、胃袋は素敵に満たされて帰って
きましたよ。満たされすぎ、って噂もあるけど。
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