とある科学の超電磁砲S #7 「お姉さまの力になりたいですの 」 感想
今回は前回と違って ちょっとほのぼのとした回でした。
いや、まあ、裏では美琴が破壊活動中です。
美琴は実験を止めるために実験の関連施設のハッキングや破壊活動をしているのですが、能力で正体が特定されているみたいで対抗出来ないけど、あくまで対抗出来る戦力が無いだけで、対抗策はあるようです。なんか、超賢そうなキャラがいますけど、名前は『カイツ・ノックレーベン』。
原作だと名前がわからなかったのですが、単に見落とししているだけかも。(汗)
美琴の私服姿は珍しく、ポニーテールも新鮮ですね。
遠目だと少年なのか？ 少女なのか？見分けは難しいんだけど近くだと未発達な女子中学生美琴の身体のラインがちょっと えろいです。
美琴は昼間は学業と夜は破壊活動で日に日に疲労が蓄積し、明らかに疲労困憊です。
そんな美琴を心配する黒子ですが 美琴はあくまでも単独で実験を止めるつもりです。
黒子は美琴の力になりたいし、頼ってほしいと思っています。
美琴は黒子に実験のことを知れたくないし、巻き込みたく無いんですよね。
2人はお互いに想いながら すれ違っています。
落ち込む黒子。
だからといって、黒子はジャッジメントの仕事はおろそかにしません。
こういうところが黒子の良いところなんですよ。
不審火でもジャッジメントに要請が来てませんけど、それでも黒子はパトロールです。
パトロール中、黒子は路地裏で幸運のマネーカードを探す3人の子供達を発見し、路地裏は危ないからと帰らせます。
しかし、みのりという子供は幸運のマネーカードを諦めていません。
佐天は黒子にもし幸運のマネーカードで願い事が叶うなら、どんな願い事をするのか？聞きますけど、黒子は答えませんでした。黒子の願い事は純粋に「お姉さまの力になりたいですの 」とささやかで願い事です。
翌日もみのりは幸運のシリアルナンバーの777を探していました。
危なっかしい みのりに説教する黒子。
黒子の将来って、案外学校の先生に向いているかも。
そこに佐天と初春がみのりのマネーカード探しを手伝います。
しかし、佐天はともかくジャッジメントの黒子と初春はいくら みのりがお別れする友達のためとは言え マネーカードは落とし物扱いで 例え幸運のマネーカードを発見しても残念ながら渡せません。
そこで固法先輩がラッキーアイテムの定番の四つ葉のクローバー を探すことを提案。
最初、みのりは不安でした。
黒子は「まずは、今自分に出来ることを精一杯やってみましょう 」と助言。
黒子の言葉って、本当に良い言葉ですね。
みんなで四つ葉のクローバーを探している途中で佐天は蝶を捕まえました。
そして、佐天の手から放たれたその蝶を見た黒子はぼそっと一言「 あの蝶ように何も言わなくても通じ合うことが出来たら 」と
そんな黒子に初春は「白井さんの一生懸命だって、ちゃんと御坂さんに伝わっていますよ 」と 続けて佐天は「だから1人で頑張らないで頑張らないください 」と 黒子が照れて屈んでしまうぐらい 優しく元気付ける言葉でした。
結局、幸運の四つ葉のクローバーはみのり自身で見つけました。
ジャッジメントの仕事とは違うけど、小さな子供の純粋な願い事のためにみんなが一緒に探してあげるという優しさに癒された感じです。
寮に戻った黒子ですが、美琴は再び無断外泊。
黒子は美琴に「行ってらっしゃいませ 」と美琴は黒子に「行ってきます 」と言います。
美琴の力になりたいのに見送る黒子…
美琴は「いつも ありがとうね 」と その言葉だけで十分お互いに気持ちは伝わったと思います。
今回は美琴が明らかに問題を抱えているのに見守ることしか出来ない黒子の寂しさや葛藤がちょっと悲しいですよね。
でも、黒子の「行ってらっしゃいませ 」の一言は美琴の折れかけた心を支えていると思えます。
今回もＣパートあり。
実験の関連施設を次々と破壊する美琴。
美琴 「これで残るは… 二基 」と破壊活動は順調に進んでいるようですけど、そう簡単にはいかないですよね？
次回は「Item(アイテム)」ですね。
ついにアイテム登場です。
オープニングみたいに黒子がアイテム戦に参入しない感じですね。