まずは、ジャケットがとてもセンスが良くてオシャレ。思わずジャケ買いしたくなるカッコ良さだ。レコードを買っていた昔であれば、思わずインテリアとして部屋にディスプレイしたくなるようなジャケットだ。
サウンド的には、Acid JazzにHip Hopを融合した感じなどと世間では言われているが、個人的にはまったりし過ぎないJazz感と、激し過ぎないLight Pop感が絶妙にコラボしている感覚。BGMとして、どこかのBarやCafeで流れていそうな邪魔にならないサウンドだが、かと言って単なるBGMほど単調でも無い。アルバム全体に統一感があるが、かと言って必ずしも同じような曲ばっかりで退屈と言うわけでも無い。このオリジナリティーがなかなか他のバンドには出せない味わいをもたらしている。とてもお勧めのアルバムだ。
昨今3人から5人くらいの編成となるロックバンドは多い。[Alexandros]、RADWIMPS、One OK Rockなどが今人気だが、Sachmosは彼らとも全く違う雰囲気を醸し出している6人バンドだ。みんな神奈川県出身で、その落ち着いたサウンドからは意外なくらいに若いメンバーである(24-5歳くらい)。ジャミロクアイやマルーン5などを聴いて育ったらしく、曲風にその影響が見て取れるのも面白い。ボーカルのYonceの声も聴きやすく、好感が持てる。
アルバム収録曲は下記全11曲。
1. A.G.I.T.
2. STAY TUNE
3. PINKVIBES
4. TOBACCO
5. SNOOZE
6. DUMBO
7. INTERLUDE S.G.S.4
8. MINT
9. SEAWEED
10. ARE WE ALONE
11. BODY
このアルバムからのシングルヒット3曲、『A.G.I.T.』、『STAY TUNE』、『MINT』以外の曲も、味があってなかなか良い。7曲目のインストルメンタル曲『INTERLUDE S.G.S.4』も美しいメロディーがかなり気に入ってる。また、『PINKVIBES』はグルーヴ感が効いていて、シングルクオリティ曲である。
このセカンドアルバム『The Kids』があまりにも気に入ったので、2015年にリリースされたファーストアルバム、『The Bay』もダウンロードしたが、これがまた『The Kids』に引けを取らない素晴らしいアルバムで、全体のバランスも見事。こちらもアルバムジャケットがカッコいいし、2枚のアルバムジャケットは統一感があるのもまたいいのだ。
収録曲は下記12曲。
1. YMM
2. GAGA
3. Miree
4. GIRL feat.呂布
5. Get Lady
6. Burn
7. S.G.S
8. Armstrong
9. Alright
10. Fallin’
11. Pacific
12. Miree BAY ver.
この中では、特に『Armstrong』がキレのあるジャズっぽい曲でカッコいいし、『Alright』もメロディアスで聴き心地が良い。『Miree』はフュージョン系のミディアムバラード曲だが、アルバムには2バージョン収録されている。どちらのバージョンも爽やかで気持ち良い仕上がりだ。
セカンドアルバムのヒットで、更に彼らの認知度が広がったが、僕のようにファーストアルバムを買う人もかなり多いようだ。Suchmosのこれからの活躍が楽しみである。
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