天王洲アイルの寺田倉庫で今年の8月から開催されているスターウォーズの大展覧会、『STAR WARS IDENTITIES』を先日ようやく訪れた。世界中で200万人以上を動員し、魅了してきた展覧会が完結編、エピソード9の公開にあわせて、今年日本に上陸しているのだ。
当日入場者数に余裕があれば、当日券を買ってすぐに入れるのだが、基本的には入場は予約制なので、極端に混雑し過ぎることも無い。とても上手く配慮された展覧会になっている。
売りはなんと言っても200点以上にも及ぶ貴重なスターウォーズコレクションの数々が展示されていることと、自分だけのオリジナルSWキャラクターが作れること。このインタラクティブ性がまたとても良い。
まずは貴重な展示品だが、スターウォーズで実際に使用された衣装や小道具の数々、模型、キャラクター設定を決める為に描かれた初期スケッチやコンセプトアートなど、これまでに公開されていなかった多くの展示品が所狭しと並んでいたのは圧巻だった。
特に実際映画で使用されたダースベーダーのコスチューム、精密に出来たジャバ・ザ・ハットやヨーダのフィギュア、ミレニアムファルコン、Xウィング、タイファイターなど戦闘機の精密な模型、『帝国の逆襲』の名シーン、ハン・ソロが固められた銅像などは必見。また展覧会会場はフラッシュをたかなければ写真撮影もOKというのが嬉しい。
この展覧会に集められた展示物は、今後ロサンゼルスに設立されるLucasfilm Museum(ルーカスフィルムミュージアム)に収蔵されるらしいので、これだけのグッズを日本で一同に集めて見ることが出来るのは、今回が最初で最後となる可能性が高い。その意味でも大変貴重な展覧会である。
スターウォーズシリーズのアニメ版『クローンウォーズ』に登場する、僕の好きなキャラクター、アソーカ・タノ。彼女はアナキンのやんちゃなジェダイの弟子という設定なのだが、なんとも魅力的なキャラクターだ。スターウォーズ本編には登場しないのだが、まさに時間軸としてはEP2と3の間のクローンウォーズ時代に活躍したキャラクターだ。この展覧会では、アソーカのコーナーもあってとても楽しかった。
もう一つの売りは、施設内に10か所質問コーナーがあり、この質問に全て答えることで、自分の好みにあったキャラクターを最後に作ることが出来る仕鰍ッ。仕組みとしては、入場の際に各コーナーで音声ガイドが聴けるヘッドホンと、質問コーナーでの回答に必要となるリストバンドを配られる。このリストバンドを各質問コーナーでかざして幾つかの情報をスクリーンで手入力していき、最後に自分の好みにあったオリジナルキャラが完成するという具合だ。作ったキャラは登録した自分のメールアドレス宛てにすぐ送られてくるようになっている。
僕の作ったキャラクターはこれ。イウォークをベースキャラに選んだのだが、色々と質問に答えて行く内に何だか筋肉質の青いジェダイイウォークになってしまったが(笑)、これはこれで結構気に入ってしまった。
会場出口の手前には展覧会オリジナルグッズを販売するショップがあり、ポスターやTシャツなどオリジナリティーに溢れるグッズが売られていた。僕はダース・ベイダーのオリジナルTシャツと、展覧会のカタログを購入。このカタログも展覧会で紹介された貴重な品々が網羅されており、充実した冊子となっている
。
『スカイウォーカーの夜明け』公開で盛り上がる中、この展覧会は1月13日まで開催されている。とても勉強になるユニークな展覧会であり、映画と連動してスターウォーズの世界観に浸れる絶好の機会となった。
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