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レニー・クラヴィッツ、待望のニューアルバム!

2014年にリリースされたアルバム『Strut』以来、4年ぶりとなるレニー・クラヴィッツのニューアルバム、『Raise Vibration』がリリースされた。僕はレニーの曲が結構好きで、これまで全てのアルバムを聴いているが、正直前作『Strut』が自分の中では今一つしっくり来なかったこともあり、その意味で今回のアルバムは期待半分、不安半分であった。しかし、ニューアルバムを聴いてみると、その不安が自分の中で一蹴された。



今回のアルバムは、全体としてワイルドなレニーらしさ復活の中にもジャズや爽やかなャbプスなども織り交ぜられており、とてもバランスの良い、上質なアルバムに仕上がったというのが率直な印象だ。そしてアルバム全体に世界平和などのテーマが歌に込められており、スケール感も大きなアルバムとなっている。アルバムのジャケットに見るレニーも、あのドレッドヘアのワイルド感が戻ってきたのがとても良い。




ニューアルバムに収録されているのは下記全12曲。

1. We Can Get It All Together
2. Low
3. Who Really Are The Monsters?
4. Raise Vibration
5. Johnny Cash
6. Here to Love
7. It’s Enough
8. 5 More Days ‘Till Summer
9. The Majesty of Love
10. Gold Dust
11. Ride
12. I’ll Always Be Inside Your Soul



先行シングルとなっていた7曲目の『It’s Enough』は、世界平和を歌ったスケールの大きなミディアムテンルネになっている。そしてアルバムの中でも特筆すべきなのは2曲目の『Low』。この曲にはなんとあのマイケル・ジャクソンの“メ[ッ!”というお馴染みの雄叫びがサンプリングされているのだ。最初は単にマイケルに似た感じのシャウトだなと思っていたが、どうやら本当に生前マイケルとレニーがコラボしていた際に録音していたものを今回サンプリングしたらしい。マイケルファンにも貴重な雄叫びとなっている。曲風も、あのクインシー・ジョーンズ的な心地良いコンテンャ宴梶[サウンドに仕上がっている。



3曲目の『Who Really Are The Monsters?』では一転して、あのナイル・ロジャーズばりのカッティングギターサウンドが心地良い一曲。そしてアルバムの中で僕の一番好きな曲は、一番ャbプな8曲目の『5 More Days ‘Till Summer』。あのレニーのトレードマークともなっている渋いハスキーボーカルと、それと見事なハモりを見せるコーラスが見事な調和の中で重ねられており、要所要所に軽快なシンセサウンドが織り交ぜられているのも見事。王道なレニーサウンドの中にも新しさも垣間見られる。



9曲目の『The Majesty of Love』はまた一転して、とても上質でアップテンモネジャズサウンドが展開される。11曲目の『Ride』はアルバムの中では一番爽やかなミディアムテンモフバラードで、余韻の残るサビのメロディーがとても気持ち良いのだ。そして最後12曲目はスローバラードの『I’ll Always Be Inside Your Soul』により、夢見心地の中でアルバムは終わる。



全体的にとても大人っぽいサウンドに仕上がっている今回のニューアルバムは正直期待以上であった。暫くは通勤を彩ってくれそうである。
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