特に、87年リリースのファーストアルバム『Time & Tide』、
90年のセカンド『London, Warsaw, New York』、
そして94年の『Sweetest Illusion』の3枚のオリジナルアルバムは
どれも名盤である。
この中でも、『London, Warsaw, New York』は特に僕の大好きなアルバム
トップ10に入る名盤で、スピード感のあるジャズ調の『Copernicus』は
大好きな1曲。
その後、元々所属していたマット・ビアンコに期間限定復帰した、
2003年の『Matts Mood』や、ライブ盤、ベスト盤の発売などはあったものの、
オリジナルアルバムは1994年の『Sweetest Illusion』以来出ていなかった。
しかし、先日偶然にも久しぶりにバーシアをネットで検索して
いたら、不覚にも2年も前の2009年に15年ぶりのオリジナルアルバム、
『It’s That Girl Again』がリリースされていることに気が付き、
先週iTunesでダウンロードした。しかもブルーノート東京でのライブで
来日も果たしていたのだ。何故当時気が付かなかったのか、
とても悔やまれる!
今更ながら、『It’s That Girl Again』を2年も遅れて聴いた感想だが、
とてもバーシアらしいサウンドが健在で、とても嬉しかった。
あのラテン+ジャズ系の心地良いアダルトなサウンドは、やはり心に響く。
ジャケットの写真は残念ながら年月の経過を物語っているように
少し太ってしまっていたが、肝心な声は全く変わっていなかったのには
ほっとした。
曲目は下記全14曲。
1. If Not Now Then When
2. Someone for Everyone
3. I Must
4. A Gift
5. Everybody’s on the Move
6. There’s a Tear
7. Blame it on the Summer
8. Two Islands
9. Love Lies Bleeding
10. Winners
11. They Know Nothing About Us
12. Amelki Smiech
13. It’s That Girl Again
14. Clear Horizon (Bonus Track)
僕は、この14曲の中で、1曲目、4曲目、5曲目、7曲目、10曲目、そして
11曲目が特に気に入っている。
1曲目の『If Not Now Then When』は、
バーシアが『Sweetest Illusion』で披露したボサノバ調が気持ちいい。
4曲目の『Gift』は、美しく、スケール感のあるバラード。
5曲目の『Everybody’s on the Move』は早いリズムが軽快な1曲。
7曲目『Blame It On The Summer』は彼女の王道バラード。
10曲目の『Winners』はラテン調なリズムが軽快な夏らしい曲。
11曲目の『They Know Nothing About Us』は爽やかで美しいサビが印象的。
結論として、15年ぶりに聴いた彼女のオリジナルアルバムは
期待を裏切らない、素晴らしい出来栄えで、久しぶりに
また“バーシアワールド”に浸ることが出来た。
特に、ドライブでの長旅や、旅先の列車内などから
外の景色を見ながら聴くと、とても良く馴染むアルバムとして
お薦めである。
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