虹のある星

おバカに真剣、じゅんめんの自由帳

アーメン…

2008-07-29 23:45:34 | じゅんゾーン
私はキリスト教の幼稚園に通っていました。
家族に熱心なキリスト教徒がいた訳ではなく、
ただ単に、家から近かったからというだけです。
子どもの足でも10分くらいだったでしょうか…。
ちなみに兄も同じ幼稚園でしたが、
姉は友だちと同じ幼稚園に行きたいという理由だけで、
送迎バス付きの幼稚園に通っていました。
・・・そういうところ、根に持ちます。
まあ、それは置いといて…。
キリスト教の幼稚園は他の幼稚園とどう違うのか?
他の幼稚園のことを知らないので、何とも言えません。
ただ、小学校に上がってショックを受けたのは、
他の幼稚園から来た子たちが、
足し算、引き算が出来たり、
ひらがなを習っていたということです。
私も母から教えてもらったりして、
ひらがなの読み書きは出来ましたが、
算数なんて、未知の世界でした。
私の通っていた幼稚園でやっていたことは……。
印象に残っているのは、
新約聖書に書かれていることを話して聞かされたり、
お祈りの言葉を覚えさせられたり、
賛美歌を歌わされたり……。
でも、内容はすっかり忘れてしまいました。
あと、日曜学校に行くと、
お菓子を貰えるのが楽しみだったり・・・。
あの頃の私は神とキリストの区別もついていなかったのではないでしょうか。
家には仏壇があったり、神棚があったりで、
悪いことをすれば、
「神様が見てるよ。」
「仏様の罰が当たるよ。」
などと言われ……。
神や仏の存在を意識することが、
善悪の判断を下すのに役に立ったかどうかはわかりません。
もう忘れてしまいました。
覚えているのは、ばあちゃんが言ったこと。
「おまえのことが憎くて叱ってるんじゃないんだよ。
可愛いから、良い子になって欲しいから叱るんだよ。」
コメント
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