今日3月11日で、あの大震災から丸2年。
もう2年も経過しているなんて信じられない・・・。
私、ボーの住む埼玉県は大きな被害も無く(一部液状化もあったけど)、事無きを得た。
一応、自分の住む地域は”震度6弱”と発表されてたけど・・・。
揺れの振幅や方向が上手く噛み合ってたのか、家の中の物の落下が最小限で済んだ。
玄関先に立て掛けていたスキー板は軒並み倒れてしまったけれど・・・。
この地震の瞬間、自分は埼玉は旧大宮市内を車で走行していた。
突然車が蛇行し、車両後部が跳ねる様な感覚がして、『タイヤバーストか!?』と思い車を停めた。
・・・が、揺れは収まる所か、車が横転するんじゃないかと思うほど揺れてた
今まで味わった事のない恐怖感と、一瞬だけど『これはダメだ・・・』と絶望感を感じた・・・。
目の前の信号機が飛んで行きそうな位に大きく揺れて、すぐ横のマンションからは人々が溢れ出て・・・。
歩いてた人たちは身を屈めて・・・。
携帯は繋がらず、家族の安否確認も取れない。
相変わらず余震が続いて、しかも余震なのに結構大きくて・・・。
思い出すだけでも、あの時の恐怖感が甦って来る・・・
2年経つと、この辺りには殆ど爪痕はなく、あの時の恐怖が嘘のような穏やかな街並み。
しかし東北の太平洋側の津波の被害や原発の被害など、未だ未解決な事が多い。
職場で東北地方を担当しているのだが、大きな被害を受けた得意先も結構ある。
中には、『全部津波に流されちゃったから、かえって開き直れるもんだよ!!』なんて方も・・・。
このお得様は今は立派に自力で復興されて、以前同様お取引をしていただいてます。
素晴らしいです
東北の被災者の方々を思えば何て事はないんだけど、あの殺伐とした雰囲気が忘れられない・・・。
ガソリンの流通が止まった為に、ガソリンスタンドに出来る長蛇の列。
スーパーで買い溜め・買い占めに翻弄する人々。
TVからは刻々と増える被害状況の報道と、繰り返される津波の映像。
スポンサーの自粛により連発した共同広告機構”AC”のCM。
電力不足による都心部ブラックアウトを防ぐ為の輪番停電。
(これは結局東電に騙されたみたいな訳だし、不平等な輪番も未だにスッキリしてない。)
原発建屋が水素爆発で吹き飛ぶシーンなんて、『あぁ、日本は終わりだ・・・』とさえ思った。
自然災害なのである意味、仕方のない事かもしれないけれど、
振り返ってみれば地震や津波への怒りより、それによって引き起こされた人災に苛立ちを感じる。
日本は地震大国ゆえ、今後も大地震の懸念は払拭する事は出来ない。
2年前の大震災を教訓に、いつ自然災害に襲われても対処出来る様に普段からの準備が大切なんだと思う。
2年前の件で、国や自治体の頼りなさが露呈する形となってしまった・・・。
自らを守れるのは、結局自分って訳ですな
また、周りの人との助け合いが一番大きいかもね
だいたい、あれ程集まった義援金、どうしちゃったんだよ!?
おかしな国だよね・・・、ほんと
とりあえず高速1,000円を復帰させてくれれば、東北道使って観光客も増えるし、
現地に生でお金が落ちるから一番良いと思うんだけど・・・。
なぜ復活させないんでしょう?高速1,000円制度。
それと日本人は何かと過去の事が風化されやすい人種だよね。
でも風化させちゃいけない事もあるじゃない?
これから起こりうる自然災害に対応出来る様、日々準備と覚悟は忘れない様にしにとね。
東日本大震災で犠牲になった方々の教えを無駄にしてはいけない。
犠牲になられた方々には、こころからご冥福をお祈りいたします。
また、未だ避難生活を余儀なくされてる方々には一刻も早く元の生活に戻れるよう願います。