中華パッドというくらいだから中国製なのだが、販売店側があらかじめ日本語設定をしてくれているため、ホーム画面からWebの表示まですべて日本語で見る事が出来る。
しかしこのフォントが少し気持ち悪いんだよね。コイツはCJKフォント閉め(Chinese/Japanease/Korean)と呼ばれるフォントで、その名の通り3カ国語に対応した統合フォントだ。軽量で非常に優れたものなのだが、一部漢字が日本には馴染みの無いものになっている。数で言えばそれほど多くなく読めない事もないのだが、やはり見慣れない文字が混じっていると変な感じだ。
そこでちゃんと日本語に特化したフォントを入れてやろうというわけだ。このあたりがiOSには無い面白さだよね。まぁ、iPhoneでも脱獄すればフォント変更出来るだろうし、そもそもヒラギノという最強フォントが入っているから変える必要が無いんだけれどね。
ちなみにこの作業の大前提としてroot化してあることは言うまでもない。幸いオレが購入した店ではroot化済で発送してくれた。この作業は一歩間違えると端末が動かなくなってしまうというのでありがたいね。まぁ、それでも自分でやっただろうけどさ。
そして用意するのは適当な日本語フォント。これは自分で好みのヤツを選ぶと良いだろう。ヒラギノを入れたいというのなら高価だが購入するのもアリだ。
次はフォント名をDroidSansJapanese.ttfにリネーム。コレはタブレット側でも出来るがPC側でやっておいた方が楽だ。出来た.ttfファイルをSDカードに移すなりUSBケーブルに繋ぐなりしてタブレット本体の/system/fontsにコピー。
昔のバージョンだったらここで再起動してフォント変更終了だったらしいのだが、オレのAndroid4.03ではこれでは終わらない。
次は/system/etc/fallback_fonts.xmlを長押ししてOpen in Text Editorで開く。
そして画像にある赤線枠内を記述。ここで注意しなければならないのはDroidSansFallback.ttfの上に記述するということ。そうじゃないと反映されないんだとさ。
書き終えたら保存してタブレット本体を再起動。フォントファイルが壊れていないか記述が間違っていなければこれで終了。ちなみにオレはttfをtffと間違って記述して、それに気付かずに時間を喰ったよ……
そうしたらフォント変更した画面を見比べてくれ。
赤線枠に注目してもらえれば変更されたことが分かるはずだ。たったこれだけの違いなのだが、使っていると気になるものなんだよねぇ。そんな感じで若干敷居は高いものの、効果は絶大だから是非ともみんなも試してみて欲しい。
もちろん上記の改造は自己責任でって話(´∀`)
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