ヤフープレミアム会員なのにヤフー動画に対応してないし、Gyaoだって見れない。各種フリーソフトもその大半がWin用に作られている。オンラインゲームなどもMacで出来るものは限られてくる。
Winユーザーからすると「なんて不便なマシンなのだろう?」と思うかもしれない。そして実際そうなのだろう。
しかし!いくらWinで素晴らしいソフトが出ようと、あれが出来るこれが出来ると自慢されても、「いいね」とは思っても買い替えようとは思わない。
……ん!?なんか以前こんな気持ちになったことがあるような……そうだPCエンジンだ!
スーパーファミコン全盛だった当時、オレはPCエンジンユーザーだった。ドラクエもFFも発売されず、発売されるソフトと言えば桃鉄ばかりだった。
PCエンジンは本体それ自体にはバックアップ機能を持たず別売りの記憶媒体にバックアップを取るシステムや、家庭用ゲーム機初のCD-ROMを搭載するなど非常に時代を先取りしたマシンだった。
しかしユーザーはハードの性能では無くソフトの質で選ぶものだ。ソフトのほとんどがハドソン製のPCエンジンと、数多くのサードパーディーを要したスーパーファミコンとでは結果は言わずもがなだ。
市場では圧倒的な一人勝ちだったスーパーファミコンだったがPCエンジンから乗り換えようとは一切思わなかった。こんなPCエンジンユーザーを支えていたのはPCエンジンユーザーたるプライドだろう。
「自分はスーファミユーザーと違ってただ単にゲームが好きなのではない、PCエンジンが好きなのだ。」
おそらく当時のPCエンジンユーザーは同じ事を考えていたはずだ。
後にエニックスや光栄などがPCエンジンに参入してくる時も、ライバル機の憎い奴ら(オレはそう感じていた)をPCエンジンユーザーは暖かく迎え入れた。この辺りの下りはIntel製のCPUを採用し、windowsが動かせるようになったMacと似ていないか?このときもMacユーザーは寛容だったはずだ。
ふとそんな事を考えてみた訳だが、当時PCエンジンユーザーだったヤツがMacユーザーの割合は多いはずだ。だれかそんな統計を取ってくれないかって話。
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bonjovi
タカオ
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