旦那の方は高校時代に山岳部に所属していただけあって本格派。集合時間がAM4:00と聞いたときは耳を疑った。山では朝早く行動を開始して、昼過ぎには行動を終えるのが原則だと言う。
しかしながら当日は台風が近づいていることもあり、決行するかどうかはギリギリまで待って友人に判断してもらうことにした。
ところがAM3:30、AM4:00、AM4:30と約束の時間が過ぎても連絡も迎えも来ない。こちらから連絡しても電話に出ない。完全に寝坊確定!!まぁ、台風も来ているし今日は中止だろうと思っていたら、AM5:30に電話が入り、とりあえず行けるところまで行ってみようという話になった。後に聞いた話では、前日の深夜1時まで飲んでいたらしい。そりゃ起きられないよなぁ……ヽ(*´Д`)ノ
そういうわけでAM7:30に登り口に到着。すでに小雨が降っていたので全員レインウェアに着替える。友人夫妻もこの日のためにレインウェアを購入していて、3人ともミズノのベルグテック・ストームセイバーIIIの色違いという、まるでチームのような出で立ちになっていた。
八紘嶺は標高1918mの山だが、登り口の時点で1500m程あるらしく、実質は500m弱の登山ということだ。所要時間はおよそ2時間。友人の計画では八紘嶺からさらに先に進んで、日本3大崩れ(生まれて初めて聞いた)の1つである大谷崩れまで行けたらラッキーということだ。
そしていざ出発。序盤から中々の勾配があり、正直最初の10分でかなり不安になったが、体が慣れてくると徐々に調子が出てきた。結局、登山中は終始雨に降られたが、そのおかげでこの時期でも暑さで体力を奪われることなく、レインウェアの性能の良さもあり、快適に登山することが出来た。
とは言え、雨で足下が滑りやすくなっているのに違いはない。途中何カ所かロープが張られていて、ロープをしようしないと通れないような危ない場所もあった。
そうして2時間後には八紘嶺の山頂に到着。雨なので写真がぼけてるのはご愛敬。
この時点でAM9:30。友人は大谷崩れを是非見せたいと言ってくれたが、時間的な制約と、雨で見渡す限りが霧で何も見えないこともあり、大谷崩れまでは無理だがもう少しだけ先に進もうという話になった。
友人の話だと大谷崩れまでおよそ1時間半だが、八紘嶺からの道がさらに厳しいものになっていて、40分程進んだところで今日は引き返すことにした。しかし厳しいながらも、いかにも山という感じの道で楽しかった。いずれその先にも行きたいものだ。
下りはやはり早く、結局駐車場に着いたのはPM0:30。延べ5時間の山行となった。まぁ、雨のことも考えればこんなところだろう。そして帰りにこれまた初めて見聞きした鯉ヶ滝を見て、無事に生還した。
いやー、今回の登山でまだまだ自分が弱いことを痛感した。毎日1時間ほど歩いているが、それだけではとても足りない。特に膝とふくらはぎの筋肉の弱さは致命的だろう。これからは階段の上り下りで足腰を鍛えることにしようって話ヽ(*´Д`)ノ
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