ワールドカップに向けて、代表23人が発表された。
私の予想からは、DF茂庭がはずれてMF稲本が入った。
これは、ジーコが4バックを主体に考えていることを示す。
久保ではなく巻になったのは、久保が本調子ではないことを思えば妥当であろう。
本来の久保なら、あんなものではない。アメリカ戦といい、スコットランド戦といい、あのパフォーマンスは本来の久保ではない。貢献度にこだわるジーコといえども、腰に爆弾を抱えた久保よりも成長分が見込める若手を選んだということか。
(ちなみに佐藤でなくて巻だったのは、ポストプレーが出来る大型FWという久保の代役を求めたためで、とくに佐藤と巻とで優劣の差はなかったのだと思う。ジーコはタイプの違う選手を揃えたかったのだ)
というわけで、「さあ、これからだ!」というときなんだが、気の早い心配をしておこう。
この2006ドイツ大会の代表は、あまりに年齢層が偏っている。1977-1980年生まれが17人と、よくいえば核になっているが、2010年にはこの世代は30~33歳である。いわゆる「黄金世代」の「最後の輝き」をどれだけ期待できるのか?
(「黄金世代」ってのは、ポルトガルのルイ・コスタやフィーゴの世代のほうがピンとくるのだが、それはおいといて)
最年少の駒野も1981年生まれだから29歳。
これからの世代交代が非常に不安になる所以である。
(まあ、ポルトガルの場合にはイキのいい若手がどんどん出て来たけどね。)
その不安を解消すべく、今日のメインは「4年後」のために、まだフル代表にあまり選ばれていない期待株を探すことである。
図版では、仮に11人を選んでみた。年齢よりも「まだ一般にあまり知られていない」、期待値の高い、ということを基準にしたので、現在の実力から行くと選ばれるはずのひとがいなかったりするが、まあ余興ということで。
なお、フォーメーションは私の好きな3-4-3で組んである。
FWでは、磐田にハフナー・マイク、カレン・ロバート、もう若手じゃないかもしれないが前田遼一。川崎で、ついに頭角を現してきた我那覇。もちろんオランダに渡った平山もいる。森本(V東京)もいる。田中達也(浦和)、坂田(横浜)はユース、23歳以下での活躍で有名なので、ここではちょっと遠慮してもらった。
MFでは、最近絶好調の大宮の小林大悟。西野監督イチ押しの家長(G大阪)、磐田の菊池、成岡。名古屋の本田、清水の藤本。こうしてみると、中盤は大丈夫かな。千葉の阿部、浦和の長谷部はもう次のフル代表圏内なので、あえてここでは挙げない。
ボランチには私の大好きな今野(FC東京)。この人の最大のよさはポジショニングのいいことで、いつのまにか危険エリアを消している。ハードマークもできるし、最近は得点感覚も磨かれてきた。とにかく「クレバー」なことでは随一。あとはフィジカルに強くなることくらいか。この人も次のフル代表には入ると思うが、あまりに好きなので入れてみた。
他にも守備的中盤なら鈴木啓太(浦和)、徳永(FC東京)あたりか。
サイドにも人材はいる。右にはマリノスの田中隼磨、左には鹿島の内田を挙げたが、他にも右では石川(FC東京)、左では新井場(G大阪→鹿島)、相馬(V東京→浦和)、根本(大分)と数はいるなあ。
DFでは、有名どころだが浦和の闘利王、マリノスの栗原、那須、鹿島の岩政、というあたりに期待。茂庭(FC東京)は、もうフル代表にほぼ入ってるし。
GKではいちおう川島(名古屋)にしたが、西川(大分)、水谷(福岡)、黒河(V東京)となかなか期待できそうな若手は多い。
曽ヶ端(鹿島)、都築(浦和)はもう有名なので、ここではその次の世代を挙げてみた。
さらに若いところでは中京大中京高校の伊藤翔、まだ中学生だと思うが原口元気とか。ふたりとも攻撃的中盤でパスセンスもシュート感覚もいいそうである(まだゲームを見たことがないので、伝聞)。
よし、これで4年後もいけるぞ。
(自己満足)
私の予想からは、DF茂庭がはずれてMF稲本が入った。
これは、ジーコが4バックを主体に考えていることを示す。
久保ではなく巻になったのは、久保が本調子ではないことを思えば妥当であろう。
本来の久保なら、あんなものではない。アメリカ戦といい、スコットランド戦といい、あのパフォーマンスは本来の久保ではない。貢献度にこだわるジーコといえども、腰に爆弾を抱えた久保よりも成長分が見込める若手を選んだということか。
(ちなみに佐藤でなくて巻だったのは、ポストプレーが出来る大型FWという久保の代役を求めたためで、とくに佐藤と巻とで優劣の差はなかったのだと思う。ジーコはタイプの違う選手を揃えたかったのだ)
というわけで、「さあ、これからだ!」というときなんだが、気の早い心配をしておこう。
この2006ドイツ大会の代表は、あまりに年齢層が偏っている。1977-1980年生まれが17人と、よくいえば核になっているが、2010年にはこの世代は30~33歳である。いわゆる「黄金世代」の「最後の輝き」をどれだけ期待できるのか?
(「黄金世代」ってのは、ポルトガルのルイ・コスタやフィーゴの世代のほうがピンとくるのだが、それはおいといて)
最年少の駒野も1981年生まれだから29歳。
これからの世代交代が非常に不安になる所以である。
(まあ、ポルトガルの場合にはイキのいい若手がどんどん出て来たけどね。)
その不安を解消すべく、今日のメインは「4年後」のために、まだフル代表にあまり選ばれていない期待株を探すことである。
図版では、仮に11人を選んでみた。年齢よりも「まだ一般にあまり知られていない」、期待値の高い、ということを基準にしたので、現在の実力から行くと選ばれるはずのひとがいなかったりするが、まあ余興ということで。
なお、フォーメーションは私の好きな3-4-3で組んである。
FWでは、磐田にハフナー・マイク、カレン・ロバート、もう若手じゃないかもしれないが前田遼一。川崎で、ついに頭角を現してきた我那覇。もちろんオランダに渡った平山もいる。森本(V東京)もいる。田中達也(浦和)、坂田(横浜)はユース、23歳以下での活躍で有名なので、ここではちょっと遠慮してもらった。
MFでは、最近絶好調の大宮の小林大悟。西野監督イチ押しの家長(G大阪)、磐田の菊池、成岡。名古屋の本田、清水の藤本。こうしてみると、中盤は大丈夫かな。千葉の阿部、浦和の長谷部はもう次のフル代表圏内なので、あえてここでは挙げない。
ボランチには私の大好きな今野(FC東京)。この人の最大のよさはポジショニングのいいことで、いつのまにか危険エリアを消している。ハードマークもできるし、最近は得点感覚も磨かれてきた。とにかく「クレバー」なことでは随一。あとはフィジカルに強くなることくらいか。この人も次のフル代表には入ると思うが、あまりに好きなので入れてみた。
他にも守備的中盤なら鈴木啓太(浦和)、徳永(FC東京)あたりか。
サイドにも人材はいる。右にはマリノスの田中隼磨、左には鹿島の内田を挙げたが、他にも右では石川(FC東京)、左では新井場(G大阪→鹿島)、相馬(V東京→浦和)、根本(大分)と数はいるなあ。
DFでは、有名どころだが浦和の闘利王、マリノスの栗原、那須、鹿島の岩政、というあたりに期待。茂庭(FC東京)は、もうフル代表にほぼ入ってるし。
GKではいちおう川島(名古屋)にしたが、西川(大分)、水谷(福岡)、黒河(V東京)となかなか期待できそうな若手は多い。
曽ヶ端(鹿島)、都築(浦和)はもう有名なので、ここではその次の世代を挙げてみた。
さらに若いところでは中京大中京高校の伊藤翔、まだ中学生だと思うが原口元気とか。ふたりとも攻撃的中盤でパスセンスもシュート感覚もいいそうである(まだゲームを見たことがないので、伝聞)。
よし、これで4年後もいけるぞ。
(自己満足)