迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

030[沖縄越年]うたげ。

2009年01月01日 | 旅する。
1月1日 今帰仁

昼下がりの結家ではテレビで天皇杯決勝を観戦中。

惜敗した柏レイソルの石崎監督にはかつての近鉄バファローズ西本監督に似た悲劇性が漂ってきた。

〈革人〉たかにぃたちが年始に寄ってくれたが、結ねぇが後半休憩で留守。

今帰仁で新春闘牛をやっていたんだそうだ。しかも無料。う~ん、知らなかった。

しげやん&こはるの「台風カップル」がチェックイン。台風のようにかしましいわけではなく、台風に遭遇した結家で閉じ込められた時に出会ったから。

例の吊り橋効果、スリルと緊張のドキドキが恋愛につながってしまうアレかしらん?

夕食に昨日蒸しておいたガランティーヌに焼き目をつけて、切って仕上げる。

巻きが甘くて、しかもソースの量が足りない。

う~む。まだまだ修業が足りない。

そして総勢22人の大宴会に、スーさんやヒトシさんもやって来てくれて、今晩も大賑わい。

書き初めなんかも張り出されて、長い夜がまた更けてゆく。

029[沖縄越年]ヒーロー。

2009年01月01日 | 旅する。
1月1日 今帰仁

もとぶゲストハウスからニクちゃんが迎えに来てくれて、〈natural cafe haru〉へ。

元旦から営業してくれる絶景おしゃれカフェに人気宿のオーナーが自ら案内してくれる……なんて贅沢な一年の始まりなんだろう!

……と、とりあえず持ち上げておこう。

久しぶりのソーキカレーはやっぱりおいしいし、海の色は曇り空にもかかわらず緑と青のグラデーションだし、途中でいどちゃんとスーさんとも偶然に合流できたし、今年もいい年になりそうだ。

美ら海水族館では「振り袖だっ!」ということらしいので、例によって無料ゾーンの「オキちゃん劇場」へ。

イルカが振り袖を着てショーをするのかと思ったが、やっぱりイルカには無理だった。

残念。

でも、もとぶゲストハウス出身ひびのクンがイルカに乗って一周し、華麗な踊りにジャンプに着地を決めて拍手喝采。

「あいつ、ヒーローじゃん!」

イルカに乗ってジャンプするショーはここ久しく見てなくて、ワタクシには2年3カ月ぶり。

いいものを見せていただきました。

振る舞いもちに演舞と正月気分を味わいつつ、スーさんいどちゃんモビリオに移ったが、
「どこに行こう?」
とみんなで悩む。

風が強くてあまりに寒く、元旦でカフェもお店もほとんどお休み。

結局、備瀬崎できれいな海と荒れ狂う白波をチラッと見て、スーさんの家に寄り、結家に帰還。

027[沖縄越年]祈り。

2009年01月01日 | 旅する。
1月1日 今帰仁

朝6時40分に玄関に集合して初日の出を目指して今帰仁城跡へ。

雲が分厚く垂れ込める。

みんなで祈りをこめて東の空を見つめつづける。

やがて、厚い雲の切れ間から光が差してきた。

太陽がその力を少しだけ分け与えるかのように、ついに顔を見せてくれた。

「わずかなチャンスを逃すな」

という啓示かもしれない。

026[沖縄越年]鐘を鳴らせば煩悩も去る……かな?

2009年01月01日 | 旅する。
12月31日~1月1日 今帰仁

今年もあと1時間で終わるころ、〈海の幸〉で合流して除夜の鐘をめざす。

もとぶゲストハウスのみなさんにナミ&タマ、スーさんなどなど。

鐘楼から連なった列に並んでカウントダウン。

「20、19、18、……3、2、1、おめでとうございまーすっ!」

間髪を入れずに鐘が鳴った。

次々と鐘をつく。長いと思った列はあっという間に短くなり、順番が回ってきて思い切りスイングバックして鐘を鳴らす。

鐘のそばでニコニコしている住職の笑顔で幸せな気持ちになる。

いま、この瞬間はひとりじゃないって信じられる。

2009年が始まった。