9月13日 木曜日 那覇
【正しい朝食(洋食)】
台風16号サンバが急に強くなった。
近所なのに行ったことがなかった〈サウスウインズ〉に行って、由緒正しい洋風モーニング500円をいただく。
【くせものの映画】
桜坂劇場で《それでも、愛してる》を見る。
監督がジョディ・フォスターというだけあって、一筋縄ではいかない。メル・ギブソンを主演に据えてダメ男をやらせる時点で、すでに規格外の気配が漂う。
「ダメ男がパペットの力で再生し、 家族は幸せを回復する」というありがちな流れを裏切り、壮絶な決断からやがて家族は和解らしき方向に向かうのだが、決して明るい結末ではない。
ここで重要な役割を果たすパペットが何かの暗喩であることは容易に想像できるが、おそらくそこから先は観た者ひとりひとりが考えなければならない領域だろう。この映画には印象的なエピソードがちりばめられているが、そのひとつひとつが観客の前頭葉を活性化させるための仕掛けのようにも思える。
たぶん、監督はひとつの結論に安住するよりも、より多くの人に悩んでほしいのだ。そんな映画が人気を博す時代ではもはやないことを知りながら。
【青空と骨壷】
やちむん通りから長い散歩をしてみる。古民家にからむ緑、青空に湧き上がる白雲。
色鮮やかな大きな壺は「骨壺」である。こちらは専門店。
〈MOONBOW〉へ。森クンが外でタバコを吸っていた。
ランチにミーゴレンとアイスコーヒー。10月の結婚式サプライズの話をしていたら、そこに仕掛け人当人が現れた。6時までダラダラと過ごす。
【冬瓜と餃子と】
月光荘でシャワーを浴びて洗濯をして、冬瓜の料理をミキティにまかせてみたが、結局心配になって自分でスープをつくる。その代わり、乾燥機はミキティにまかせた。
で、ミキティとあべちゃんは楽しそうだ。
本日は餃子パーティだそうで、後で聞いたところでは650個作ったそうだ。〈つきのわ〉キッチンがメイン会場だったが、あまりの量なので月光荘キッチンでも焼く。冬瓜スープを作ってその後ひきつづき餃子も焼く。飢えた連中がギラギラと餃子を待つが、普通のフライパンで一度に焼ける量には限界がある。しかも初期に作られた餃子はまだコツをつかんでいないせいか大きさはバラバラ、焼く前からくっついていたり、具がはみ出ていたり。ひーひー言いながら焼いていたら、マモルがレモンハイをおごってくれた。
〈つきのわ〉にはバースデーケーキも。
いったん〈MOONBOW〉に「出張」し、また〈つきのわ〉に戻ると、シーサーさんがハーレム状態になっていた。今夜は3時半まで。
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