迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

【沖縄さくら旅】23 「ひとりで登るのは危険です」

2012年02月01日 | 旅する。

2月1日 水曜日 今帰仁→もとぶ

朝、スカイマーク4月1日(日)12時25分関空発→那覇行きSKY929便を780円で確保した。さあ、関空までどうやって行こうか?

朝食はトーストに揚げ卵とピザソース、それに〈パン・ド・カイト〉のカレーパン、マスカルポーネにエスプレッソソース。書いてみると贅沢だけど実はそれほどでもない。

 

空は澄み渡り、暖かな陽気で気持ちいい天気だ。

11時過ぎ、全員で近所の〈おきなわ珈琲豆屋〉へ。エルサルバドルのパマカラ温泉という珍しい産地や、オリジナルブレンドを試飲させていただく。コーヒーもさることながら沖縄らしい古民家で焙煎したり、養蜂している風情に味がある。

ご近所にはヤギさんたちもいた。



ここから他のみなさんと別れて単独行動に移る。

諸志御嶽の植物群落は、505号線に緑の覆いをかけるように繁茂している。御嶽につづく道はまさに緑のトンネルのようになっていて、昼も薄暗い。



青空。諸志の共同売店。



暑い。上着を脱いで半袖で歩く。

今帰仁城跡入り口から坂を上る。さくら並木だ。



蝶が花の蜜を吸う。振り返れば海が見える。

 

今帰仁城跡の休憩所で汗を拭き、さくら茶をいただく。「今帰仁グスク研究会冊子」が500円なのでさっそく購入する。ジュンク堂など書店では売価700円だからかなりお得。クボ御嶽への行き方を聞けば、やはりすぐ近くだった。中腹に拝所があり、頂上へは「危険だからひとりでは行かないように、落ちてもしばらく見つかりませんから」ということだった。

今帰仁城へ行く道から右にはずれ、115号線を渡って向こう側に入ると御嶽入り口があった。



その中腹の拝所へ行くのもけっこうな坂道だが、道がついているので迷うことはない。さらに上へ登る道には道しるべなのか安全用なのかロープが張ってある。ここは警告を守って戻る。

 

今帰仁城跡から、さくら並木を海を見ながら下っていく。





さくらを撮影していたらメモリーカードがフルになった。いくつか削除作業をしていると、クラクションが鳴った。

なんとスーさんだった。さくらを見ようと、いつもとは違う道で帰るところだったそうで、これは奇縁、しかもかなり久しぶりの再会になる。

わがままを言って〈natural cafe haru〉まで送ってもらう。


お店ではニクちゃんが働いていた。庭や窓から見下ろす海もきれいで、ソーキカレーもおいしくて、本を読んだりメモを書いたりして過ごす。

荷物を取りに結家に戻ったら、キッチンにオスカルと結ねぇがいた。場所は少し違うけど、無性に懐かしい時代の郷愁にとらわれる。あのころの時間がよみがえってくる。

夕日が沈んでいく。



結ねぇに車で与那嶺のバス停まで送ってもらい、バスでもとぶゲストハウスへ。

夜は中馬さん宅でこころちゃんの十三祝いにまぜてもらう。片岡さん夫妻、マギーさん&じゅんこさん、〈ちゃんやー〉の喜屋武さん、じゅんいちくん、たかにぃなど、知り合いの方々にも会えて有意義なひとときだった。


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