迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[オキナワを歩く]その50・飛ぶ(c177)

2007年05月31日 | 旅する。
5月31日

JR各駅停車だけを乗り継ぐことから始まったこの旅も、最後の日は飛行機で飛んでしまう。いやなに、予算の関係で仕方なかったんです。

ひばり屋から月光荘に戻る。

差し入れのフルーツケーキが振る舞われた。ブランデーの香りたっぷりで、二日酔いの諸氏は見るのも嫌そうだ。それなら、と大ぶり2切れをいただいた。

荷物を担ぎ三線ケースを持つ。

「今度はどこ行くんですか?帰る?違うでしょ、帰るのはココでしょ」

結局、みんなに「行ってらっしゃーい」と見送られて月光荘を後にする。

那覇空港で行き交う人々を見るともなしに見ているうちに、旅で何か変わったのか考えはじめた。

搭乗手続き、手荷物預け入れ、保安検査、搭乗と指示に従っていれば飛行機は自分を運んでくれる。

流れに乗っていけば「フツーに」生きていけるのかもしれない。

やっぱり私は私で理屈っぽいままだ。



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